東京メトロの9番目の路線となる副都心線が6月14日に開業を迎える。副都心線は、和光市~渋谷間20.2kmを結ぶ路線で、駅数は全部で16駅となる。このうち、志木~和光市間は東武東上線として、和光市~池袋間は有楽町線としてすでに営業している。開業後は、和光市で東武東上線、小竹向原で西武有楽町線・池袋線と相互直通運転を行う。さらに渋谷では、2010年をめどに東急東横線とも相互直通運転を行う予定で、埼玉県南西部から都心を経由し、横浜に至る広域的な鉄道ネットワークが完成する。 副都心線が開通すると、首都圏の地下鉄ネットワークがどう変化するのか、東京地下鉄株式会社広報部広報課・須藤幸司さんに話を聞いた。 「この路線は、池袋(丸ノ内線、有楽町線、JR山手線・埼京線、東武東上線、西武池袋線)、東新宿(都営大江戸線)、新宿三丁目(丸ノ内線、都営新宿線)、明治神宮(千代田線)、渋谷(銀座線、半蔵門線、京王井の