アストロスケールとMomentusがハッブル宇宙望遠鏡を延命するサービスをNASAに提案。周囲のデブリを除去も【宇宙ビジネスニュース】 5月9日、アストロスケールのアメリカ拠点と宇宙での輸送サービスを提供するMomentus(モメンタス)が共同で、ハッブル宇宙望遠鏡を延命するNASAの公募に提案したと発表しました。 ハッブル宇宙望遠鏡は1990年に打ち上げて以来、当初の設計寿命15年を大幅に超えて運用が続けられています。NASAは2022年12月から2023年1月にかけてハッブル宇宙望遠鏡の周回高度を高めて延命する技術的アイデアを公募していました。 Momentusは2017年に設立されたアメリカのスタートアップで、小型衛星がロケットから放出された後に目的の軌道まで移動するための推進機器の開発などを手掛けています。2021年8月にNASDAQに上場しました。