現在も元気に調査を続けている、 火星探査車「キュリオシティ」 。そのキュリオシティから新たに 火星の360度映像 が地球に送られてきました。今回の映像は8月5日に撮影されたもので、まるでアメリカやオーストラリア、アフリカにあるような乾ききった岩石の荒野を映し出しています。 撮影されたのは火星の Murray Buttes と呼ばれる地域で、岩石が侵食された「 メサ/ビュート 」と呼ばれる地形が見て取れます。なお、メサは侵食されたテーブル状の大地、ビュートは周囲から孤立した丘を意味します。 キュリオシティは火星のゲール・クレーターにあるシャープ山の麓を越えました。今回の映像は、本体上部に搭載されたカメラからの画像をつなぎあわせたものです。映像に映るメサは15メートルの高さで、キュリオシティから90メートル離れた場所に位置します。 キュリオシティがゲール・クレーターに派遣された理由は、ク