東京電力福島第一原子力発電所4号機で26日から、強い放射線を出す使用済み燃料の取り出しが始まり、NHKは準備作業の様子を現場で初めて単独で取材しました。 福島第一原発では今月18日から、廃炉の工程の最初の節目となる4号機の燃料プールからの1回目の取り出し作業が始まり、作業員の習熟を図るとして未使用の新しい燃料22体を5日間かけて敷地内の「共用プール」という施設に移し終えました。 東京電力は、新燃料の取り出し作業に問題はなかったと判断し、26日午後2時半前から強い放射線を出す使用済み燃料の取り出しを始めました。 NHKは26日午前、使用済み燃料の取り出しの準備作業の様子を、現場で初めて単独で取材しました。 4号機の現場では午前11時前、使用済み燃料を運ぶ輸送容器をプールに入れる作業が始まり、容器は天井の大型クレーンでつり上げられ、プールの隅にゆっくりと降ろされました。 プール周辺の放