介護事業を広げたくても、働いてくれる人が集まらない。「キツイ、キタナイ、給料安い」の3Kと揶揄される介護業界において、新しい目線で事業を展開するビジョナリーの丹羽悠介さんは「介護のことを悪く言う人の多くは介護のことを知らないんだと思うんです」と笑う。業界のことを知ってもらうために丹羽さんが選んだ驚きの方法とは。 訪問介護ステーションをはじめ、訪問看護や障害者支援のグループホーム、また児童のための放課後等デイサービスなど19の事業(2021年12月現在)を展開するひだまりグループ。そのひだまりグループを運営するビジョナリー(愛知県名古屋市)の丹羽悠介さんは次のように語る。 「今でこそ地元ではわりと知られる会社になってきましたけれど、2008年に始めたころは業界の右も左も分からない状態。やる気だけで突き進んで、徐々に事業が広がっていったのはいいけれど、ある時期からスタッフ集めに苦しめられるよう
サラリーマン家庭の間でも増えている相続税の節税策が、近々封じられる可能性があるという。 相続税は、一定額以上の財産を持つ富裕層に課せられてきたものだが、2015年の課税ライン引き下げにより課税対象者が増えたことで世の関心が高まり、サラリーマン家庭または定年退職者でも生前の節税策に着手する人が増えている。 その代表は、親の課税対象財産を減らして将来の相続税を軽減するために、親が子供に財産の一部を生前贈与することだ。 節税策である生前贈与が税制改正によって封じられる? 国は、財産の移転に関しては人が亡くなった時の相続税で課税することを基本としている。課税されることが分かれば人は生前に財産を贈与して課税を回避しようとするため、相続税を補完するものとして贈与税を作り、1年毎に、贈与額に応じて累進で10%~55%の贈与税を課している。この贈与税の税率は相続税の税率より高く設定され、相続を待たずに生前
誰しもに訪れる「死」を見守る――終末期病棟。 ガン患者と家族、認知症の老人、夫婦の姿――。そこで働いて2年目の看護師・辺見が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマでした。 長寿が誰にとっても当たり前となった現代。あなたにとって、家族にとって「生きるとは?」 「死とは?」をストレートに問いかける問題作。『お別れホスピタル』(小学館)より一部抜粋して、ご紹介します。 前々回記事:「ゴミ捨て場」と呼ばれる"終末期病棟"での最期 前回記事:終末期病棟で「神」に祈り続けた人の最期の言葉 【カルテ3】幸村ヨシさん
ガン患者と家族、認知症の老人、夫婦の姿――。 そこで働いて2年目の看護師・辺見が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマでした。 長寿が誰にとっても当たり前となった現代。あなたにとって、家族にとって「生きるとは?」 「死とは?」をストレートに問いかける問題作。『お別れホスピタル』(小学館)より一部抜粋して、ご紹介します。
しろたぬ @shirotanu_dds 老人ホームで暮らす高齢者の中には、世代だからという理由で演歌ばかり聞かされて嫌気がさしているひともいる。本当はフォークやグループサウンズが聞きたいと。数十年後に「懐かしいでしょ?」と言われながらEXILEやジャニーズやAKBばかりを流され、歌わされる自分の姿を想像してツラくなった。 2020-07-19 19:15:10 しろたぬ @shirotanu_dds もし自分が介護施設で音楽を聴くなら安室浜崎世代のJPOP、一瞬流行ったメロコアや友達が好きだったoasis系、スラダンから始まるアニソン集…すべて捨てがたいので、これらが朝のお散歩プレイリスト、雨の日ポップス、真夜中のおすすめアニソンみたいな感じで自然に流れてくる優しい世界を希望します 2020-07-20 21:00:34
東京都練馬区の自宅で長男熊沢英一郎さん(当時44)を刺殺したとして、殺人罪に問われた元農林水産事務次官熊沢英昭被告(76)の裁判員裁判の初公判が11日、東京地裁(中山大行裁判長)で開かれた。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は長男の家庭内暴力から殺害に至ったと指摘。妻宛てに書いた「これしか他に方法はないと思います」と長男殺害をほのめかしていた手紙も読み上げられた。 ◇ ◇ ◇ 熊沢被告は黒いスーツに青色のネクタイ姿で出廷。罪状認否ははっきり応じたが、やつれた様子だった。 冒頭陳述によると、長男は中学時代にいじめを受け、母親に家庭内暴力を振るった。大学進学後は1人暮らしを始めたが、事件1週間前に実家に戻った。1人暮らししていた家のゴミをめぐり立腹し、被告に暴力を振るった。被告は長男を恐れ、妻と2階の寝室にこもった。検察側は事件直前、被告がインターネットで「殺人罪」や「量
軍司 大輔 @s1_gunji 「認知症で家族がもう何もできないと思い込んでた70代のじーちゃん」が元ロックギタリストで。デイに行きたくないっていうから「スタジオ」に行ったら「Deep Purpleのハイウェイスター」を一曲バキバキに弾ききった最高にクールな現場からは以上です。 2019-08-15 18:37:19 軍司 大輔 @s1_gunji ちなみに認知症を理由に所持してたギター20本を処分されてしまった和製リッチー。今回の件で奥様が感激してまた新しいギターを買ってもらえることに。ケアプランの長期目標「あのハコで定期的に演る」にしてもらおう。 2019-08-16 18:38:47
脳の一部に電気刺激を与え、脳波を同期させることで、一時的に加齢性の記憶障害を回復できるという。 作業中の一連の情報を一時的に脳内に保持する「作業記憶(Working Memory)」は、年齢を重ねるにつれて悪化していく。作業記憶は脳の異なる部分が互いにどう同期しているかに関連していると見られている。だが、加齢とともにこれらの脳波の同期にずれが生じ、作業記憶は低下する。そのため、会話や読書、あるいは集中することが困難になるのだ。 ボストン大学の研究チームがこのほど実施した実験では、まず、若者と高齢者に一連の記憶タスク(間違い探し)を与えて結果を比較した。当然のことながら、最初の試験で成績がよかったのは若者グループだった。次に、高齢者グループに電極で覆われた帽子をかぶせ、脳波が同調するように脳の2つの領域(側頭皮質と前頭前皮質)に電気刺激を25分間与えた。すると、電気刺激を受けた高齢者グループ
6年前、長野県安曇野市の特別養護老人ホームで、ドーナツを食べた入所者の女性がその後、死亡した事故で、業務上過失致死の罪に問われた准看護師に、長野地方裁判所松本支部は「事故防止のための確認を怠った」などとして、求刑どおり罰金20万円の判決を言い渡しました。 裁判で弁護側は、別の病気の可能性があるなどとして無罪を主張していました。 判決で、長野地方裁判所松本支部の野澤晃一裁判長は「女性の食べ物を細かくする力に問題があったことなどから、ドーナツを詰まらせて窒息した以外の可能性は極めて低い」と指摘しました。 そのうえで、「事故防止のため、女性のおやつの形状は変更されていて、この日はゼリーを提供することとされていたのに、確認を怠った」などとして、求刑どおり罰金20万円を言い渡しました。 この裁判をめぐっては、有罪になると介護の現場が萎縮しかねないなどとして、被告を支援する福祉関係者などが無罪を求める
日本で高齢者の犯罪が止まらない。65歳を超えた層による犯罪の比率はこの20年、上昇の一途をたどってきた。BBCのエド・バトラー記者がその理由を探る。 広島県内の更生保護施設(刑務所を出て社会に復帰する元受刑者のための施設)で、タカタ・トシオ氏(69)は私にこう語った。罪を犯したのは貧しかったから。たとえ塀の中でもいい、ただで住める場所が欲しかったと。
『創』の篠田編集長が植松被告と接見したのは今年の8月22日。金沢大学名誉教授・井上英夫氏とともに訪れたという。井上さんは私もよく知る人で、社会保障などを専門とする名誉教授でありながら徹底した「弱者の味方」でもある人だ。2012年、北海道札幌市で生活保護の申請ができずに姉妹が餓死・凍死する事件が起きた際には調査団を作って共に現地に飛び、福祉事務所に改善を申し入れ、また、生活困窮者たちの聞き取りをするなどした。ケンタッキーの前にあるカーネル・サンダースそっくりの見た目で、いつも弱者に寄り添う人。それが井上さんである。 そんな井上さんが、相模原事件について調査チームを作っているということを私は『創』で初めて知った。そのための面会だったのだろう。篠田編集長と井上さんが面会する前日には、調査チームの別のメンバーが接見していたようで、接見当日、植松被告は前日の面会でのやりとりを引きずって苛立った様子だ
3日午前9時50分頃、福島県いわき市平の市役所駐車場にいた57~60歳の男女2人が、乗用車に相次いではねられた。女性は約12メートル引きずられて手首の骨を折り、男性は腰に軽傷を負った。 いわき中央署は、運転していた市内の無職男(86)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。 発表によると、男は8月30日、運転に不安があるとして運転免許証を自主返納したばかりだった。同署は道路交通法違反(無免許運転)容疑でも調べている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く