現在約40歳の私は、小学生時代に少女漫画雑誌『なかよし』を愛読していた。 当時の少女漫画購読者は集英社刊『りぼん』派と講談社刊『なかよし』派に大別されており、りぼん派がやや優勢である中、私は小学2年生から一途になかよしを購読していた。 生まれて初めてハマった漫画が、今は亡きあさぎり夕先生の『なな色マジック』だったからである。 また、セーラームーンの原作者竹内直子先生がめきめきと頭角を現してきた時代でもあり、逃げ恥の海野つなみ先生がデビューして地道な活動を始められた時代でもある。 りぼんにおいては、ちびまる子ちゃんやお父さんは心配性などの伝説的作品が連載中で、姫ちゃんのリボン、赤ずきんチャチャなどが爆発的人気を誇っていた。 ときめきトゥナイトは私の世代より一瞬前の連載作品であったと思うが、完結後に友人から全巻借りて激ハマりしたものである。 今思えば、リアルタイムで追いたかったという感覚はオタ