同社の経営企画局知財法務部海賊版・模倣品対策課課長の高橋剛彦さんが答える。 ーー政府の事実上のブロッキング要請、率直な感想は。 サイトブロッキングそのものについては推進している立場です。 現在、国内で唯一ブロッキング対象になっている児童ポルノ(以下、児ポ)を巡っては、一般社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会(ICSA)などが警察を交えて対策している。 そして、児ポのブロッキング制度は、ICSAがインターネット・プロバイダー(ISP)や総務省などと話し合って導入した背景がある。それ以降、我々はブロッキングには推進姿勢だった。ISPから意見を受けて、どのような法的根拠があるのかも話し合いをしてきた。 その話し合いの中で、ブロッキングは「通信の秘密」は害するけれども、児童の人権侵害を防ぐための緊急避難として導入が受け入れられていった。 一方、漫画などの一般的な著作物については、児ポのよ
今日は、超真面目なエントリーです。 本日、オリンピックエンブレムの佐野研二郎氏問題、一件落着(?)になりましたが、実はフォトグラファーやストックフォトにとって、画期的判決が4月15日に東京地裁から出ていました。 佐野氏問題とも関連有りです。 広告系写真制作・ストックフォトエージェンシーの大手・アマナと契約フォトグラファー数人が、その写真を自社のWebサイトに無断使用した大阪の「弁護士事務所」を訴えた事件の件で、8月20日にプレスレリースを出しました。 以下、アマナのプレスレリースからの抜粋です。 本件はこれまで、有料で販売する写真素材の無断使用※1 が発覚しても他のサイトから入手したと主張 して損害賠償に応じないことが多かった無断使用者に対して、無断使用の事実を証明すれば(他からの 引用でないことを証明しなくても)写真の著作権侵害等による損害賠償が認められ勝訴した重要な裁判 例となります。
国立国会図書館が「近代デジタルライブラリー」でインターネットに無料公開していた著作権の切れた書籍が、当分の間、館内での閲覧だけに制限されることになった。 ネット公開について出版社側から抗議があり、国会図書館が検討会議をした結果、「出版事業の維持に直接の影響を与える可能性を現時点では否定できない」として、当面インターネットでの提供を停止する。 「紙の本が刊行中のネット公開に納得いかない」 国会図書館は、2014年1月7日、「インターネット提供に対する出版社の申出への対応について」という資料を公開した。それによると、出版社から「近代デジタルライブラリー」での公開停止を求められたのは、『大正新脩大蔵経』(全88巻)と『南伝大蔵経』(全70巻)の2種類で、どちらも「仏教学における基本資料」とされる仏教の経典だ。 編者の高楠順次郎氏は1945年に亡くなり、95年には死後50年が経過したことから、すで
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