「ゲーム」と聞いて皆さんが真っ先に連想するのはどんなゲームでしょうか?スマホやテレビなどで楽しむデジタルゲームでしょうか。実は今、昔ながらのすごろく盤やカードを使ったアナログゲームがひそかな人気となっています。去年、アナログゲームの愛好家たちが東京で開いたイベントの来場者数はおよそ3万人と、20年ほど前と比べて100倍に達しました。関心の高まりの背景にはこうしたイベントでオリジナルのゲームを作って売る人たちの存在があります。去年、大阪の中学生が作ったゲームが全国販売になったと知り、取材を始めました。 (大阪放送局記者 泉谷圭保) 「アナログゲームを売買する愛好家のイベントが近々あるらしい」と聞きつけ、去年9月に神戸市内の展示場で開かれたイベントを訪れました。 「アナログゲーム」はスマホのゲームや家庭用ゲーム機などの「デジタルゲーム」に対して、カードゲームやすごろくなど、電源を使わずに遊べる