◆ Path MTU Discoveryブラックホールの問題解決 その1 異なるMTU値が定義されたルータ上で適正なMSSサイズを定義することにより、通信開始となる 3 way-handshakeの時に、ルータに設定されたMSSサイズが宛先に通知されるため、送信元で 作成されるIPデータグラムが、ルータのMTU値を超えることなく正常に通信することができます。 ルータ上でMTU値を小さく設定した場合でも、自動的にMSS値が調整されてインターフェースに 適用されるわけではないので、MTU値が小さくなるインターフェースのルータ上でMSS値を設定 することは必須です。以下の設定で、Ciscoルータを通過するTCP SYNのMSSが「1360」となり 宛先へ通知されます。この解決方法が最もポピュラーであり、最適な解決策の設定だと言えます。 ◆ Path MTU Discoveryブラックホールの問題
◆ Path MTU Discovery MTUとは一回のデータ転送で送信可能なIPデータグラムの最大値のことです。この値は固定で 設定する方法と、Path MTU Discoveryによる自動検出により設定される方法の2つがあります。 Path MTU Discovery(PMTUD)は、経路上にあるリンクの最小MTU値を検出して、送信元へ ICMP(type 3 code 4)でその最小MTU値の情報を送信して、MTUサイズを自動修正させます。 ◆ Path MTU Discovery(RFC1191)の動作 ルータは、DFビットがセットされた着信パケットが大きすぎた場合は、そのパケットを破棄して ICMP(Type 3 Code 4)を送信元ホストへ送信します。そのICMPを受信したホストはMTU値を 自動調整して再度パケットの転送をして、正常に通信することができるようになります。
MTU問題 † http://tomocha.net/diary/?20070817#200708171 NTT西日本フレッツ光プレミアムを使った場合、 MTUサイズが1438byteとFAQに書いてあるが、 フレッツ・光プレミアムのPPPoE機能についてを見るとPPPoEを使った場合も1438と書いてある。 これはどういう事だろうか。家の古河電気のFITELnet F100はMTU自動調整が出来ないため手で調整してやる必要があり、1438を指定すると通信出来なかった。そこで、調査をしたところ、 1407byteまで引き下げたら正常に通信出来た。何を言いたいかというと、PPPoE over IPsec だとすると、PPPoE/PPPのペイロードが8byte、CTUがProxyを行い、IPsecの上に流すと考えると、1438-8byte。1430byteまで引き下げないと通信が出来ない(IP
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