伊吹文明・元衆院議長(発言録) (財務相の)麻生(太郎)さんの「セクハラ罪という法律はない」と。これは全く正しいんですよ。刑法やその他の法律のどこを探しても、セクハラ罪という法律はありません。セクハラは受ける立場によって違う。いとしい人から抱きしめていいかと言われたら跳び上がって喜ぶけれども、嫌なやつから言われたら本当に嫌だなあと。こういう心の問題を、何か法律に書いてその心の問題の判断を、警察官や検察官、裁判官に委ねることはやっちゃいけない。人が嫌がることはやらないという法律以前の倫理観みたいなものを皆がしっかり持たないといけませんね。そこをちょっと麻生さんが言い漏らしたものだから、袋だたきにあっておられる。(派閥例会のあいさつで)
財務省の福田淳一・前事務次官のセクハラ問題について、麻生太郎財務相は4日、訪問先のフィリピンでの記者会見で「1対1の会食のやりとりについて、財務省だけで詳細を把握していくことは不可能だ」と述べ、調査を打ち切る考えを改めて示した。 財務省は4月27日、福田氏のセクハラを認定して処分し、調査を打ち切る方針を発表。女性社員が被害にあったというテレビ朝日は調査の継続を求めていた。 しかし、麻生氏はセクハラの認定については「セクハラ罪っていう罪はない」「殺人とか強(制)わい(せつ)とは違う」などと発言。「(福田氏)本人が否定している以上は裁判になったり、話し合いになったりということになる。ここから先はご本人の話だ」とした。 調査を打ち切ることについて「いくら(調査結果が)正確であったとしても偏った調査じゃないかと言われるわけですから。被害者保護の観点から(調査に)時間をかけるのは、かなり問題がある」
女性記者にセクハラ発言を繰り返したと報じられて辞任した財務省の福田淳一・前事務次官について、財務省は27日、減給20%、6カ月の処分相当とすると正式に発表した。処分に基づき、退職金は5319万円から141万円を差し引き、5178万円になるという。矢野康治官房長は会見で「これを持って調査は終了する」と述べ、セクハラ報道に関する調査を打ち切る方針を示した。追加の調査は考えていないとしている。 テレビ朝日は4月4日に女性社員が福田氏と面会した際にセクハラを受けたとしており、財務省は福田氏から明確な反証が示されていないことも考慮し、「セクシュアル・ハラスメント行為があったとの判断に至った」としている。 ◇ 財務省の福田淳一・前事務次官が女性記者にセクハラ発言を繰り返したと報じられた問題をめぐり、財務省が27日午後に開いた記者会見で配られた文書は以下の通り。 ◇ 福田前事務次官に対する処分について
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