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ブックマーク / www.jmedj.co.jp (3)

  • 【識者の眼】「科学的であること 人道的であること」岩田健太郎|Web医事新報|日本医事新報社

    【識者の眼】「科学的であること 人道的であること」岩田健太郎 No.5173 (2023年06月17日発行) P.63 岩田健太郎 (神戸大学医学研究科感染治療学分野教授) 登録日: 2023-06-07 最終更新日: 2023-06-07 「終末期の患者でもコロナで面会できない。感染防御のことばかり考えていて家族が寄り添う時間が奪われてる」という批判を目にした。 事実はこれとはまったく異なる。 我々専門家はどのように家族が面会できるかを考え続けた。たとえば家族内クラスターから患者が発生したときには家族は全員、「今」感染する可能性はほぼゼロなわけで、なんならマスクなしで顔を合わせてお看取りだってできるのだ。実際、そういう提案をしたこともある。感染防御のことを科学的に考え抜くからこそ、合理的な「家族と寄り添う時間」が持てる。 しかし、こういうときに、けんもほろろに断ってくるのは感染症を専門と

    atahara
    atahara 2023/06/08
    「しかし、こういうときにけんもほろろに断ってくるのは感染症を専門としない非専門家たちである。曰く、「現場が混乱する」「ナースのパニックを考えるととても許可できない」。」
  • 【識者の眼】「COVID-19に対するイベルメクチンの現時点のEBM」倉原 優|Web医事新報|日本医事新報社

    【識者の眼】「COVID-19に対するイベルメクチンの現時点のEBM」倉原 優 No.5080 (2021年09月04日発行) P.55 倉原 優 (国立病院機構近畿中央呼吸器センター内科) 登録日: 2021-08-10 最終更新日: 2021-08-10 この1年、SNSで論争が繰り広げられているテーマの1つに「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するイベルメクチン」がある。先に書いておくが、2021年8月9日時点での結論としては、コクランレビューによれば「COVID-19の予防・治療に対する使用を支持しない」というのがユニバーサルコンセンサスである1)。 この一件で、医学生に「EBMとは何か」というテーマで1時間の講義ができるくらい、良い点・悪い点の縮図が観察された。 疥癬に対するイベルメクチンが有効であることは疑いようがないが、これがCOVID-19となると一からエビデ

    atahara
    atahara 2021/08/11
    「2021年8月9日時点での結論としては、コクランレビューによれば「COVID-19の予防・治療に対する使用を支持しない」というのがユニバーサルコンセンサスである」
  • [緊急寄稿]日本の新型コロナ対策は成功したと言えるのか─日本の死亡者数はアジアで2番目に多い(菅谷憲夫)|Web医事新報|日本医事新報社

    [緊急寄稿]日の新型コロナ対策は成功したと言えるのか─日の死亡者数はアジアで2番目に多い(菅谷憲夫) No.5014 (2020年05月30日発行) P.30 菅谷憲夫 (慶應義塾大学医学部客員教授,WHO重症インフルエンザガイドライン委員) 登録日: 2020-05-20 最終更新日: 2020-05-20 1.    SARS-Coronavirus-2(SARS-CoV-2)の日の流行 世界保健機関(WHO)は,年3月11日に新型コロナウイルス〔SARS-Coronavirus-2(SARS-CoV-2)〕のパンデミックを宣言し,日国内でも,2020年3月から流行が格化した。4月7日に,東京,神奈川,千葉など7都府県に緊急事態宣言が出て,4月16日には,宣言が全国に拡大された。5月に入り,日の流行も終息傾向が見られるようになった。Social Distancingや休校

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