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ブックマーク / www.vogue.co.jp (6)

  • 「光る君へ」脚本家・大石静に聞く物語の力

    NHKの大河ドラマ「光る君へ」の主人公は、“世界最古の長編小説”の著者、紫式部だ。時代を超えて、今もなお世界で読み継がれる物語の書き手は、元祖インフルエンサーと言えるのかもしれない。1980年代から脚家として第一線で活躍し続け、「光る君へ」の脚も手掛ける大石静に「書く力」「物語が持つ力」について聞いた。 テレビもソーシャルメディアもなかった時代から、書物や物語は、人々の心を震わせ、ときに社会をも変える力を持っていた。“最古の長編小説”とも称される『源氏物語』の書き手である紫式部をはじめ、古今東西にわたり、文学史上にその名を刻む女性の作家は少なくない。この号のテーマである「影響力を持つ女性」として、物語を紡ぐ女性について伺いたい──そんな思いから取材を申し込んだ大石静は、だが、「書き手としての女性の視点」など考えてみたこともないという。 大石静が脚を手掛ける大河ドラマ「光る君へ」は、平

    「光る君へ」脚本家・大石静に聞く物語の力
    atahara
    atahara 2024/03/28
    「人間って思っていることの2割ぐらいしか表に出さなくて、8割ぐらいを隠して生きてる。」
  • 【訃報】シネイド・オコナーが56歳で死去──「私はポップスターではない。私は時々マイクに向かって叫ぶ、悩める魂にすぎない」

    訃報】シネイド・オコナーが56歳で死去──「私はポップスターではない。私は時々マイクに向かって叫ぶ、悩める魂にすぎない」 異次元の歌声で愛された歌手のシネイド・オコナーが亡くなった。56歳だった。カトリック教会で起きた児童への性的虐待事件に対する抗議として、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の写真を破り捨てるなど、彼女の一貫した説得力のあるアクティビズムを振り返る。

    【訃報】シネイド・オコナーが56歳で死去──「私はポップスターではない。私は時々マイクに向かって叫ぶ、悩める魂にすぎない」
  • セックスワークをフェミニズムはどう捉えるか。【VOGUEと学ぶフェミニズム Vol.14】

    2018年7月、ロンドン。オンラインでの売春プラットフォームを非合法化案への抗議活動に参加するセックスワーカーやアクティビストたち。Photo: Wiktor Szymanowicz / Barcroft Media via Getty Images 2021年4月、新型コロナウイルス対策の救済措置として国から支払われる事業者向けの給付金の対象から性風俗業者を外したことをめぐって、国などに対し関西の性風俗業者が原告となって訴えた裁判の口頭弁論が東京地方裁判所で開かれました。「法の下の平等を保障した憲法に反する。社会の一員として認めてほしい」という性風俗業者に対して、国側は「性風俗業は質的に不健全。国民の理解が得られない」と反論。裁判の行方が注目されています。 そしてその第1回公判から2カ月も経たない6月1日、立川市のシティホテルで19歳の少年が、派遣型風俗店に勤務していた30代の女性と女

    セックスワークをフェミニズムはどう捉えるか。【VOGUEと学ぶフェミニズム Vol.14】
  • フェミニズムの4つの波──フランケンシュタインから#MeTooまで。【VOGUEと学ぶフェミニズム Vol.2】

    メアリ・ウルストンクラフトはフェミニズムの先駆者的存在。その娘のメアリ・シェリーは弱冠20歳で後世に残る小説『フランケンシュタイン』(1818年)を書いた。「新しい生命を生む力は女性だけに与えられたものか? 男性が科学を通じて“生む力”を得たときに何が起こるか?」という問題を提起する小説だった。Photo: Heritage Images/Getty Images(left), Photo 12/Universal Images Group via Getty Images(right) オックスフォード英語辞典には、フェミニズムという言葉が「両性の平等と女性の権利とを擁護する」という意味で使われ始めたのは19世紀末からとあります。言葉だけ見ればおよそ130年の歴史となりますが、それ以前からも、フェミニズムという言葉を必ずしも打ち立てずに、フェミニズム的な主張を唱える人々は存在しました。た

    フェミニズムの4つの波──フランケンシュタインから#MeTooまで。【VOGUEと学ぶフェミニズム Vol.2】
  • 「インターセクショナリティ」を理解することから始める、差別のない社会への第一歩。【コトバから考える社会とこれから】

    バイデン新政権はLGBTQのスタッフを多く迎え、保健福祉省次官補にはトランスジェンダーを公表するレイチェル・レヴィン博士を指名(承認されれば米連邦政府史上初のトランスの高官に)。政権発足直後にはトランプ前政権が禁止したトランスの米軍入隊を容認する大統領令を発令した。多様性やジェンダーの平等、人種や性差別是正のメッセージを強く打ち出す新政権における「インターセクショナルな視点」が社会でどう結実するか注視したい。 Photo: Getty Images ブラック・ライブズ・マター(以下BLM)運動やフェミニズムを語る上で、重要な概念として使われる言葉がある。「インターセクショナリティ」だ。性や多様性の問題を社会的公正の立場から研究する機関「アフリカン・アメリカン・ポリシー・フォーラム」の主任研究員ケビン・ミノフ氏はこう語る。「インターセクショナリティとは、人種や性別、性的指向、階級や国籍、障が

    「インターセクショナリティ」を理解することから始める、差別のない社会への第一歩。【コトバから考える社会とこれから】
  • 清水先生、フェミニズムってなんですか?【VOGUEと学ぶフェミニズム Vol.1】

    フェミニズムとは、男女平等を主張して、女性がパートナーに家事・育児の分担を求めること? 理不尽な社会の仕組みに対して、女性が勇気を出して思いの丈をきちんと主張すること? もちろんそういった言動が、個人や社会の変化につながることもあります。ただ、それだけではフェミニズムではありません。 女性たちが日常生活の中で、「あれ?」と疑問に思うこと、何気ない言葉や行為に抵抗を覚えること、実はそれがフェミニズムのきっかけになります。「私が我慢すれば」と抑えこんでいた怒りや不満を、いつかどこかにぶつけたくなるかもしれません。でも、誰に、どうやってぶつけたらいいのか? それを教えてくれるのが、実はフェミニズムなのです。 基として、「女性が性別を理由に不当な扱いを受ける、また不利益をこうむることに対して声をあげること。そして女性が不当な扱いを受けず、不利益をこうむることがない社会をめざすこと」と定義していま

    清水先生、フェミニズムってなんですか?【VOGUEと学ぶフェミニズム Vol.1】
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