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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/fujisaki (18)

  • 「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令

    <誹謗中傷で訴訟を起こされた被告が訴訟費用を上回るカンパを集め、さらに裁判過程をコンテンツ化して儲ける「ビジネス」が増えている> 4月18日、文学者の北村紗衣氏が、ネット上で「山内雁琳」を名乗る男性から受けた誹謗中傷を、名誉毀損だとして訴えた裁判の判決が東京地裁で下された。その内容は、雁琳氏は北村氏に対して慰謝料及び弁護士費用の合計220万円を支払うべしというものだった。同種の裁判と比べると、220万円という金額は重いとされている。 原告代理人が「被害者ではなく加害者がカンパを募る「誹謗中傷ビジネス」に対して、裁判所が歯止めをかけた重要な貴重な判決」と述べているように、この判決は、ネット上の誹謗中傷とその裁判がコンテンツとして収益化される風潮に一石を投じるかもしれない。 発端は別の誹謗中傷事件 事の発端は、文学者でフェミニスト批評を行っている北村紗衣氏が、歴史学者である呉座勇一氏のセミクロ

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令
    cinefuk
    cinefuk 2024/04/23
    民事裁判は、読者参加型レイドバトルになった。"暇空茜氏は、SNS上で「ぶっちゃけColaboからどんな名目で訴訟が来ても、訴額以上にNoteとYoutubeで稼ぐ自信があるので、金を払うので訴えてください」と公言している。"
  • 日本で車椅子利用者バッシングや悪質クレーマー呼ばわりがなくならない理由

    <バリアフリーを要求する車椅子利用者を「わがまま」と非難する背景には、障害者を助けるのは「善意」からなので、それ以上を求めるべきではないという考え方がある。だが今は、その考え方にパラダイムシフトが求められている> 3月15日、「車椅子インフルエンサー」として活動している中嶋涼子氏が、イオンシネマで映画館スタッフの介助を得て映画を観たところ、観賞後、責任者に今後の利用を断られ、悔しかったことをSNSに投稿した。イオンシネマは翌日、従業員の不適切な対応についてホームページ上で謝罪した。ところがその後、SNSでは中嶋涼子氏に対するバッシングが巻き起こった。 近年、事業者のバリアフリー対応について公然と批判する障害者は、世間からの謂れのない攻撃に晒されている。4月からは障害者差別解消法に基づいて、障害者に対する「合理的配慮の提供」が義務化される。社会で進んでいくバリアフリー政策と、人々の意識のギャ

    日本で車椅子利用者バッシングや悪質クレーマー呼ばわりがなくならない理由
    cinefuk
    cinefuk 2024/03/27
    障害者や要介護者が身近にいない子供が言うてるならともかく、いい年したおっさん・おばさんが言うのはあまりに想像力無さ過ぎる。こんな時だけ「労働者にも人権が〜」とか言う奴も、いざスト権等の労働運動には冷淡
  • 在日外国人と日本社会の共生努力を後退させる右派の差別扇動

    <これまで大きなトラブルもなく10年以上にわたってうまく共生してきた埼玉県蕨市のクルド人と日人の関係に楔を打ち込む事F件があった。なぜ共生はうまくいかないのか> 2月18日、埼玉県の蕨市駅周辺で、右派系市民グループ「日第一党」に所属していた人物が主催するデモが行われた。標的にされたのは、川口市や蕨市に住むクルド系の住民だ。 日社会で暮らす外国人や外国にルーツを持つ人々の数は増えつつある。その一方で、右派系市民グループや右派系ジャーナリスト、またSNSなどで煽られた匿名のアカウントらが、地域社会に定着して暮らしている外国人の生活を脅かすという現象が生じている。 埼玉県南部のクルド人コミュニティへの差別の拡大 近年、川口市や蕨市など埼玉県南部地域では、クルド系住民の数が増えている。難民申請者もいれば正規ビザ取得者もおり、在留資格は様々だが、人口は約2000人と言われる。現地でクルド人と日

    在日外国人と日本社会の共生努力を後退させる右派の差別扇動
    cinefuk
    cinefuk 2024/03/01
    ヘイト条例で弱体化した在特会をエルドアン派が雇って…みたいな状況なら、排外主義者(ネオナチ)の国際連帯という事に https://twitter.com/hokusyu1982/status/1762826518412357852 「反ハマスを口実としたパレスチナ人虐殺と相似形」
  • 【能登半島地震】正義ぶった自粛警察が災害救助の足を引っ張る

    地震で破壊された石川県輪島市で生存者を探す消防士(1月1日) (Photo by James Matsumoto / SOPA Images/Sipa USA) <発災直後に被災地に入ったジャーナリストや政治家は個別の事情も顧みずSNSで苛烈なバッシングに遭った> 2024年1月1日に石川県能登地方を中心に発生した最大震度7の地震は大きな被害をもたらし、200人を超える死者と数万人の被災者を生み出した。この地震の発災直後から数週間、インターネット空間では様々な言説が乱れ飛んだ。その中で、この震災に関連する言説の特徴の一つだといえるのは、災害ボランティアに対して過剰に自粛を要請し、被災地入りしたジャーナリストや国会議員に対して苛烈なバッシングがあったことだ。今回のコラムでは、この現象について考えてみたい。 素人でもないのに 今回の能登半島地震では、半島という地形的な要因と地震によって道路が寸

    【能登半島地震】正義ぶった自粛警察が災害救助の足を引っ張る
    cinefuk
    cinefuk 2024/02/01
    自衛隊(施設科)がきめ細かいケアまでやってくれるか?土木を軍隊に任せて、避難所の運営やサポートは民間がやった方が良いでしょ
  • 男たちが立ち上がる『ゴジラ-1.0』のご都合主義

    <個の力をアピールして高揚させるが、しょせんは敗戦国の敗者復活戦に過ぎない> *若干のネタバレあり 11月3日から公開されている映画、山崎貴監督『ゴジラ-1.0』を鑑賞した。この作品のゴジラは、これまで観てきた「ゴジラ」シリーズの中でも屈指の恐ろしさで、第一作目の『ゴジラ』を彷彿とさせる。 <画像>生誕65周年、ゴジラの顔はこんなに変わってきた(写真15点) 一方でストーリーに関しては、筆者がかつて批判した「現場プロフェッショナルロマン主義」的な要素がある。それに基づいて戦後日歴史に新たなナショナリズムを与えようとするかのようなテーマになっていることには違和感を覚えた。 舞台は終戦直後の日 今回のゴジラ映画は、戦中から終戦直後にかけての日を舞台としている。1954年に公開され、同時代を舞台とした初代『ゴジラ』に年代設定は近い。ゴジラの描写も、原点回帰ともいえる、純粋に人々に恐怖を与

    男たちが立ち上がる『ゴジラ-1.0』のご都合主義
    cinefuk
    cinefuk 2023/11/30
    『宇宙戦艦ヤマト』(1974)の構造と同じ、対米逆襲仮想戦記の要素あるよな。あれだって、戦後20年経ってない時代に作られた「廃墟から立ち上がった男たち、超兵器で今度こそ勝つんだ」(だけじゃないんだけどね)
  • 「第2自民党」を自認し、共産党はなくなっていいと言った日本維新の会・馬場伸幸代表から失われた「野党の矜持」

    「第2自民党」を自認し、共産党はなくなっていいと言った日維新の会・馬場伸幸代表から失われた「野党の矜持」 <議会制民主主義の下で、他党の存在を否定するのはもってのほかだが、第2自民党という主張にも国政の監視がおそろかになる危険性が垣間見える> 7月23日、日維新の会の馬場伸幸代表がインターネット番組に出演し、日維新の会は「第2自民党」ではないかという指摘を受けて、それを肯定し、第1、第2自民党が「改革合戦」を行ったらよいと述べた。またその際、日共産党について「なくなったらいい政党。おっしゃっていることがこの世の中でありえない」と述べ、この発言が大きな問題となっている。 共産党について「なくなったらいい政党」と発言したことは、大きな波紋を呼んでいる。維新の会の馬場代表のこの発言に対し、共産党の小池書記局長は会見を開き、「民主主義を根から否定する暴論だ」と厳しく抗議し、発言の撤回を求

    「第2自民党」を自認し、共産党はなくなっていいと言った日本維新の会・馬場伸幸代表から失われた「野党の矜持」
    cinefuk
    cinefuk 2023/07/31
    新聞沙汰になった維新の面々、刑法犯と汚職のデパートメント。自民党の悪い部分だけをエミュレートして、実務能力を取り去った維新が躍進する。もし連立政権が成立したら、腐敗国家から元に戻れなくなりそう
  • 女性支援団体に対する執拗な嫌がらせの実態が明らかに

    <有志による「女性支援を守るメディア連絡会」の調査で、団体スタッフや利用者に対するストーカーまがいの嫌がらせが横行し、女性支援の活動が危機にさらされていることがわかった> 3月に書いたコラムで、女性支援団体Colaboが公金の不正使用の疑いで攻撃されていたが、住民監査の結果Colaboの会計に不正はなかったと認められたと紹介した。それにも関わらず、5月に至ってもなお、Colaboは叩かれ続けており、様々な嫌がらせによってその活動に制約を受けている。 そしてColaboと同じく「東京都若年被害女性等支援モデル事業」を受託した団体など、他の女性支援団体も、やはり酷い嫌がらせを受けていたことがわかった。このような異常な事態への対応を当事者だけに押し付けてはならない。行政やメディアが毅然とした対応を取らなければ、嫌がらせは終わることはないだろう。 オンライン上で多くの被害 女性支援の現場が危機に晒

    女性支援団体に対する執拗な嫌がらせの実態が明らかに
    cinefuk
    cinefuk 2023/05/24
    『最初に女性福祉団体が彼らのターゲットだった時、わたしは女性ではないので関心を持たなかった』
  • 定数削減はポピュリズムだ

    あなたの声を代弁してくれる議員はこの中にいますか(2022年6月21日、参院選前の党首討論)David Mareuil/ REUTERS <議員定数削減を「維新の真骨頂」と誇る維新の下、大阪府の議員定数は10年前から30も減っている。これは当にいいことなのか。有権者の復讐なのではないか> 先の統一地方選挙で大阪市議会の過半数を獲得した大阪維新の会が、公約にあった市議会の定数を81から10程度削減する条例を直ちに提出するという方針を打ち出している。大阪府・大阪市では維新の会が10年以上政治の主導権を握ってきており、議員定数は府議会、市議会で削減され続けてきた。今回の大阪府議選の定数は79で、10年前からは30も議席が削減されている。 国政政党としての日維新の会も、国会議員の定数削減を「身を切る改革」の柱として掲げている。しかし、この議員定数削減という「改革」は正しいのだろうか。むしろ有権

    定数削減はポピュリズムだ
    cinefuk
    cinefuk 2023/05/10
    本来、議会は市民全員参加であるべきで、コストの都合の妥協として、可能な限り少数意見を持つ代表を議会に届けるのが「代議制民主主義」の仕組み。つまり議員定数削減は「マイノリティ切り捨て」という政治運動だ
  • 女性支援団体Colaboの会計に不正はなし

    無防備に街に出てきてしまった少女を救う活動がバッシング対象に(写真はイメージです) MADSOLAR-shutterstock <女性支援団体Colaboに対するバッシングやハラスメントは社会が止めなくてはならない> 昨年末から、女性支援団体Colaboへの悪意ある攻撃が続いている。Colaboは主に性暴力やDV等で悩みを抱えているティーンエイジャーの女性たちに対して、「相談事提供、シェルターでの宿泊支援、シェアハウスの運営、10代の女性たちによる活動、講演・啓発活動」などを行っているが、そのColaboが「公金」を不正に着服している「貧困ビジネス」であるなどといった根拠のないデマを公然と流され、アウトリーチ活動も妨害されているのだ。 東京都の監査結果によれば、Colaboが公金を着服しているという主張は退けられた。しかし、Colaboの会計に不正があると考えている人は未だに多く、マス

    女性支援団体Colaboの会計に不正はなし
  • 高市大臣の「8割大陸」発言、曖昧決着は許されない

    <「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」とツイートし、高市氏の講演で聞いたと述べた三重県議は発言を撤回、当の高市氏も曖昧な否定で収めようとしているようだが、その真意はフェイクニュースによる世論操作だったかもしれず見逃せない> 10月2日、三重県議で自民党に所属している小林貴虎議員が、自身のTwitterに「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が(政府の調査で)出ているという」と投稿し、その根拠は高市早苗経済安全保障担当大臣の発言だと述べたことで、大きな衝撃が走った。高市大臣はその発言はしていないと述べるが、他に聞いた人物の証言もあり、疑惑は全く解消されていない。 「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという」という、荒唐無稽な陰謀論かつ排外主義を扇動する発言が現職大臣の口から出たとすれば大きな問題だ。 小林貴虎議員のツイートによ

    高市大臣の「8割大陸」発言、曖昧決着は許されない
    cinefuk
    cinefuk 2022/10/19
    高市早苗「私は"大陸"と言う言葉は使わない」という否定の仕方、あとで録音が出てくるのを警戒して「国葬反対の8割は<example>」と言った事については否定しないテクニック。あまりにもセコい
  • ウクライナの「ナチ化」を防ぐ、というプーチンの主張はロシア兵にも空虚に響く|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    「ナチはお前だ」ウクライナに対して侵略戦争を始めたプーチンに抗議(2月25日、ローマ) Guglielmo Mangiapane-REUTERS <ウクライナにネオナチ党があるのは事実。東部の親ロ派と戦う右翼のなかにもネオナチがいるが、影響力は限られている。ロシア兵にかつてのナチスドイツとの戦いを想起させ士気をあげようとしたのであれば無理があった> 緊迫するウクライナ情勢は、2月24日、ロシア軍がウクライナへと侵攻したことで、戦争へと発展した。プーチン大統領は、演説で開戦理由を説明したが、そのほとんどが難癖のようなもので、大義無しの戦争が起こってしまったことについて、世界中で驚きの声が聞かれる。 「NATO主要国がウクライナのネオナチ勢力を支援している」というのも、怪しい開戦理由の一つだ。プーチン大統領はここ数年、ウクライナ政権を「ネオナチ」と呼び続けている。しかし、それは当に正しいのだ

    ウクライナの「ナチ化」を防ぐ、というプーチンの主張はロシア兵にも空虚に響く|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    cinefuk
    cinefuk 2022/02/28
    「プーチン自身も、ネオナチとの繋がりもあるドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の議員を繰り返しロシアのメディアに登場させるなど、自らも欧米の親ロシア系の右翼を利用しているのだ。」
  • ウクライナ危機でロシア寄りの立場を取り続けるドイツの右翼

    影が薄いのはなぜ?(2月15日、モスクワでプーチンと会談したドイツのショルツ首相) Sputnik/Sergey Guneev/Kremlin/REUTERS <ロシアウクライナ侵攻を止めようとアメリカNATOが外交努力や軍事支援を行うなかでもドイツが協力に及び腰なのは、ドイツという国家は質的に「ロシア贔屓」だからだ。その傾向は極右にはっきり見て取れる> ウクライナ情勢が緊迫する中、ドイツの腰が重い。国際社会に西ヨーロッパの大国としてロシアとの交渉に積極的な役割を果たすことを期待されているが、天然ガスをロシアに依存しているドイツは、その行動に制約が課せられている。一方ドイツの極右政党AfD(ドイツのための選択肢)は、政府の弱腰を批判するのではなく、むしろロシアに親和的な立場を取っている。その背景には何があるのか。 煮え切らないドイツ政府 ウクライナ情勢の緊迫化について、ドイツは煮え切

    ウクライナ危機でロシア寄りの立場を取り続けるドイツの右翼
    cinefuk
    cinefuk 2022/02/25
    「一時期プーチン大統領に影響を与えているといわれていた思想家に、アレクサンドル・ドゥーギンがいる。ドイツの右翼思想をベースに、現代ロシアでユーラシア主義(ネオ・ユーラシア主義)を実現しようとした人物」
  • DaiGo炎上問題、「問題提起」だろうと「個人の感想」だろうと許されない意見はある

    緊急事態宣言発出で人気がなくなった街で寝そべるホームレス(東京、2020年4月16) Kim Kyung-Hoon-REUTERS <すべての人に生存権があることは正当化も否定もできない大前提の価値の1つだ。「無敵」のインフルエンサーが世論に迎合してそれに異を唱えれば、待っているのはディストピアだ> 8月7日、タレントで「メンタリスト」のDaiGoが、生活保護受給者や、いわゆる「ホームレス」の生の価値を軽んじる趣旨の動画をYouTubeに投稿し、大問題になった。若年層に影響力があるとされるチャンネル登録者数200万以上の配信者が優生思想的・差別的なメッセージを発することは、ヘイトクライムなどを誘発する危険性も考えられ、看過できない。 反人権的な俗情に訴える 「自助努力」で生きることができない「生活保護受給者」や、「汚くて怖いホームレス」を排除したい、という思考は、「素朴な感情」として世間に

    DaiGo炎上問題、「問題提起」だろうと「個人の感想」だろうと許されない意見はある
    cinefuk
    cinefuk 2021/08/17
    『人権はコンテンツではない。ある人間に生存権があるということが「論破」されたら、その人間の生存権を奪ってよくなるわけではない』『生存権は社会的効用とは無関係に存在するのであり』
  • 自宅療養で人々を見殺しにすると決めた菅首相

    <菅政権は全力で国民の生命を救おうとはしていない。何もしなくても「政権は安泰」と高を括っているからだ> 8月2日、政府は新型コロナウイルスで、「中等症」であっても「症状が軽い」あるいは「重症化リスクの少ない」患者に関しては、「自宅療養」を可とする方針を出した。これまでは原則的にコロナ患者は入院、無症状や軽症の場合は宿泊施設に入るという方針で進めていたが、その方針を転換したかたちだ。 オリンピックの開会式を含む7月の4連休以降、日全体に渡って新型コロナウイルスの急増がみられ、特に東京では一日4000人を越える感染者が出ている。すでに小池百合子都知事は比較的軽症の独身者に対して「自宅を病床のようなかたちで」と「自宅療養」を勧めていた。また、今年春に大阪で感染者が急増した際、入院もホテルなどの施設に入ることもできず、自宅でほぼ放置された患者が続出した。大阪の死者数の多さは、それが一因だと言われ

    自宅療養で人々を見殺しにすると決めた菅首相
    cinefuk
    cinefuk 2021/08/04
    菅義偉はよく「俺には権力がない」と言いがちだが、「否認する権力」を常に行使し続けているのだよね『積極的に生かす権力、積極的に殺す権力、消極的に生かす権力、消極的に殺す権力(死ぬがままにしておく権力)』
  • どんどん不自由になる日本の表現の自由

    慰安婦を表現した少女像の展示がまた脅迫の対象に(写真は、韓国・ソウルの慰安婦像) Kim Hong-Ji-REUTERS <署名を偽造したり脅迫したり、「反日」を潰すために右翼は手段を選ばなくなってきている> 6月10日、今月25日から東京都新宿区で開催予定だった「表現の不自由展」の実行委員会が緊急記者会見を行い、会場での妨害行為が頻発しているなどの理由で、開催場所の変更を行わざるをえなくなっていると発表した。 「あいちトリエンナーレ」での「表現の不自由展」への妨害 「表現の不自由展」は、元々は2019年の「あいちトリエンナーレ2019」の中で行われた企画だった。過去に様々な理由で展示を問題視された作品、またはそれにちなんだ作品を集めて展示するという内容だ。 この企画は、多くの右派市民の反発を招いた。特に彼らの感情を逆撫でしたのは、2つの作品だった。日政府が世界各国でその設置を妨害し続け

    どんどん不自由になる日本の表現の自由
    cinefuk
    cinefuk 2021/06/14
    『しかし今回のような「表現」に対する不当な妨害行為があった場合、民間の施設では十分に表現を保護する事ができない。暴力的な抗議から主催者を守る為にも、こうした企画こそ公の施設を用いて行われるべきなのだ』
  • 入管法「改正」案、成立すれば日本は極右の理想郷になる?

    1日で77人を殺したノルウェーの大量殺人犯ブレイビクにとって、日は理想の国家だった(写真は2017年、ノルウェーの法廷で) NTB Scanpix/Lise Aaserud via REUTERS <排外主義的な動機からノルウェーで77人を殺害したブレイビク受刑者は、多文化主義に否定的な理想国家として日韓国を挙げていた。日政府はまるでその完成を急いでいるようだ> 2021年5月現在、問題点が多いとして批判が集まっている入管法「改正」案が国会で審議されている。7日の委員会採決は見送られたものの、政府与党は今国会で成立させる意志を崩していない。 「改正」案で特に問題視されているのは次の点だ。入国管理局に収容されている人々の中には難民のような、様々な事情があって国に帰ることができない人が多数含まれている。日も加入している難民条約では、そうした人々の安全が確証されない限り、強制的に帰国さ

    入管法「改正」案、成立すれば日本は極右の理想郷になる?
    cinefuk
    cinefuk 2021/05/10
    白人至上主義者が「差別温存される日本文化」にシンパシーを抱くのは、ラムザイヤー氏の一件も同様。これって国辱だと思うのだが
  • 「進化」する渡辺直美に付いていけない「オリンピッグ」頭

    アイデア出しの段階で、タレントの渡辺直美を豚に変身させる演出プランを提案していたことが明らかになった佐々木氏(写真は2018年7月31日) TORU HANAI-REUTERS <渡辺直美を容姿いじりの対象としてしか見られない時点でセンスなし> 3月17日、東京オリンピック・パラリンピックのクリエイティブディレクター佐々木宏が、オリンピック開会式においてタレントの渡辺直美を豚に扮させる演出プランを提案していたことが明らかになり、批判が殺到したため翌18日に辞表を提出した。 尊厳を傷つける演出 明らかになったのはLINEで行われたアイデア出し会議の文章。「豚=渡辺直美への変身部分。どう可愛く見せるか。オリンピッグ」。つまりオリンピックと豚を意味するピッグをかけて、渡辺直美を豚に変身させる演出を行おうとするものだった。このプランはその会議中にダメ出しが入り、ボツになっている。 1年以上前に行わ

    「進化」する渡辺直美に付いていけない「オリンピッグ」頭
    cinefuk
    cinefuk 2021/03/22
    "日本の芸能界の古い価値観と変化していく「女芸人」"
  • 「慰安婦は売春婦」のラムザイヤー論文で、アメリカは日本の歴史修正主義に目覚めた

    2007年、従軍慰安婦について「旧日軍 が強制的に連行した証拠はない」とした当時の安倍晋三首相に抗議する台湾の元慰安婦(台北) Richard Chung (TAIWAN)-REUTERS <慰安婦制度は日軍による「性奴隷制度」だったことは学術的に立証済みなのに、なぜ今更このような論文が出てきたのか。いずれにせよ、米学会では撤回要求が殺到している> 2020年12月、ハーバード大学のJ・マーク・ラムザイヤー教授が、「太平洋戦争における性行為契約」という論文を"International Review of Law and Economics"に発表した。ゲーム理論を用いて日軍「慰安婦」制度が単なる「商行為」であったことを示そうとする試みで、国際的な問題となっている。 この論文は経済専門誌の査読を経て発表されたものだ。それにもかかわらず資料に書かれている内容とは真逆の帰結を導き出したり

    「慰安婦は売春婦」のラムザイヤー論文で、アメリカは日本の歴史修正主義に目覚めた
    cinefuk
    cinefuk 2021/03/20
    #sexism #racism #revisionism この3つは互いを強化する関係にあり、1つの要素を持つ人は、他2つに対しても親和的。英語圏に於いて #歴史戦 を展開しようとした結果、日本社会の人権軽視が国際的に明らかになってしまった #国辱
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