トランプ米大統領は27日夜、韓国と北朝鮮による南北首脳会談を経て共同宣言が発表された後、ツイッターで「朝鮮戦争が終わる!」と書き込んだ。「ミサイル発射や核実験で猛烈な1年が過ぎた後に、歴史的な南北朝鮮の会談が行われた」とも言及。「良いことが起きている」と評価する一方で、
韓国と北朝鮮の軍事境界線上の板門店で、記念植樹の際に握手する韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(右)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(2018年4月27日撮影)。(c)AFP PHOTO / Korea Summit Press Pool 【4月27日 AFP】中国は27日、この日会談に臨んだ韓国と北朝鮮の両首脳を称賛し、南北軍事境界線上での両首脳が握手したことを「歴史的瞬間」と評した。 中国外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官は定例記者会見で、「南北両首脳の歴史的な一歩に拍手を送るとともに、両氏の政治判断と勇気を評価する」と述べた。 その上で「両首脳がこれを機に、朝鮮半島(Korean peninsula)の長期的安定に向かう新たな旅路をさらに開いていく機会をつかんでくれることを、われわれは望み、期待する」と述べ、「荒波を渡り尽くせば兄弟あり、互いに会っ
韓国側、南北首脳会談の定例化など提案へ 【ソウル米村耕一】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による27日の首脳会談に向け、南北当局は首脳会談でまとめる共同宣言に、休戦状態にある朝鮮戦争(1950~53年)の終戦の意思を両首脳が確認する内容を盛り込む方向で最終調整を進めている。焦点となっている非核化については取り扱いが決まっておらず、首脳会談での直談判になる見通し。 また、韓国側は、南北首脳会談の定例化や、偶発的な衝突防止のため南北連絡事務所の設置も提案する。北朝鮮側と合意できた場合、設置場所としては南北軍事境界線付近、板門店(パンムンジョム)の韓国側が最有力だという。
南側が仲介役を担当し 朝米の非核化合意迅速に方向づけ 中国も含めた平和体制協議しようという構想 強硬論展開していたグラム議員 非核化の見返りとして「4カ国和平協定」に言及 朝鮮半島非核化のロードマップをめぐり様々な議論が飛び交う中、大統領府は2日「南北米3カ国首脳会談が南北米中4カ国会談に先立って行われるのが望ましい」と明らかにした。 大統領府関係者は同日、「南北が首脳会談を行い、(北朝鮮核問題の)当事者である朝米が(会談)して、その次に南北米、その次には南北米中に行くのが手順である」とし、「終戦宣言と平和協定などは、非核化に関する大きな枠組みの合意が実現してから、可能になる」と話した。4・27南北首脳会談や5月の韓米首脳会談と朝米首脳会談の後に、南北米首脳会談を通じて北朝鮮の核問題に対する抜本的な解決策を迅速に方向づけてから、恒久的平和体制を協議する席に中国を4カ国の一角の“主賓”として
「取引は進行中」。トランプ米大統領は5月までに開催される米朝首脳会談に関して、こう述べた。急転直下、緊張緩和に向けて動き出した東アジアの行方はどうなるか。不定期連載第8回では、国際政治のダイナミズムの深層に迫っていく。(一部敬称略) 「北朝鮮からは現時点で何も連絡がない。中朝間には主要なルートが二つある。だが、そのいずれからも接触がないんだ。これは明らかに強硬一辺倒だった対北朝鮮政策の失敗を意味している。国内の専門家からも、政策の見直しを急ぐべきという声が高まっている」 全国人民代表大会(全人代=国会)が行われている中国・北京で、外交関係者が渋面でつぶやいた。 この記事は有料記事です。 残り2760文字(全文3042文字)
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