安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会の費用補填問題で、政治資金収支報告書の訂正を巡る政治資金規正法違反容疑で安倍氏らを不起訴とした東京地検特捜部の処分について、東京第五検察審査会が、配川博之元公設第一秘書(63)と東京の秘書について、「不起訴不当」と議決していたことが弁護士らへの取材で分かった。特捜部は再捜査を迫られる。
赤旗編集部が注目したのは前夜祭の会場となったホテル職員が作成した「宴会ファイル」だった。19年の宴会ファイルには、酒の本数とともに「●●様より前日持ち込み」として電話番号が付記されていた。酒の提供者は黒塗りになっていたが、電話番号はあったのだ。ここに気づいた赤旗が電話すると、 「サントリー秘書部です」 なんとサントリーにつながったのである。この電話、お互いびっくりしただろうなぁ。 ©文藝春秋 安倍事務所の回答は… サントリーは無償提供の理由を「弊社製品を知っていただく良い機会と考え、この会に協賛させていただいた」と回答。しかし赤旗は、サントリーの新浪剛史社長は安倍政権下で経済財政諮問会議の民間議員を務めていたこと、安倍氏と面会・会食をよくしていたことから「無償提供」の意味を問うていた。専門家は「違法献金の可能性も」と指摘している。ちなみに「安倍事務所は回答しませんでした」とのこと。 後日、
安倍元首相秘書「シビアな問題になりかねない」と違法な不記載 東京地検、「桜を見る会」事件記録の閲覧を記者に許可 奥山 俊宏 安倍晋三元首相の政治団体「安倍晋三後援会」の政治資金収支報告書に「桜を見る会」前夜祭の収支を記載しなかったとして安倍氏の秘書が政治資金規正法違反(収支報告書不記載)の罪に問われた事件で、東京地検は25日、刑事確定訴訟記録法に基づき秘書らの供述調書を含む記録の閲覧を取材目的のジャーナリストに許可した。厚さ10センチ余りのファイル1冊に綴じられた記録のコピーを閲覧したところ、▽ホテルへの前夜祭費用の支払いを安倍事務所の「プール金」の現金から工面していたこと、▽地元・山口県下関市にある安倍氏の政党支部の収支報告書にキャバクラへの支出が記載されていることを2012年に朝日新聞で報じられて安倍氏が激怒し、地元秘書を叱責する出来事があり、それもあって、東京の秘書が翌13年の「桜を
「桜を見る会」前日の夕食会を巡り、東京地検特捜部が28日、安倍晋三元首相を2度目の不起訴としたことに、告発した弁護士らからは「再捜査でどれだけ対象を広げたのか不明で、国民の分からないところで結論が出た」などと失望の声が上がった。
安倍晋三元首相(67)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部は、公職選挙法(寄付の禁止)違反容疑などで不起訴となり、検察審査会から「不起訴不当」の議決を受けた安倍元首相を再び不起訴とする方針を固めた。関係者への取材で判明した。特捜部は再捜査の結果、提供された食事が、会費を上回って寄付に当たると立証するのは困難と判断した模様だ。 不起訴不当の議決は「起訴相当」議決とは異なり、検察審査会が再審査して強制的に起訴する仕組みはない。安倍元首相に対する捜査は終結することになる。
Published 2021/11/18 22:07 (JST) Updated 2021/11/18 22:11 (JST) 安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の会費を補填したとされる問題で、東京地検特捜部は18日、ホテル側の宴会代金値引きが寄付に当たるなどとして政治資金規正法違反容疑で告発された配川博之元公設第1秘書(62)を、嫌疑不十分で再び不起訴にした。元会計責任者は起訴猶予とした。東京第5検察審査会が9月、安倍氏の不起訴を「相当」とする一方、配川氏ら2人の不起訴は「不当」と議決していた。 参加者の費用穴埋めが有権者への寄付行為だとする公選法違反容疑などについては、別の検察審査会が7月に出した議決に基づき、安倍氏への再捜査が進められている。
安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補填問題で、東京第1検察審査会は30日までに、公選法違反容疑などで告発され不起訴(嫌疑不十分)となった安倍氏について、一部を「不起訴不当」と議決した。15日付。検審は付言として「首相だった者が、秘書がやったことだと言って関知しない姿勢は国民感情として納得できない。疑義が生じた際は、きちんと説明責任を果たすべきだ」と求めた。東京地検特捜部が再捜査し、改めて処分を決める。 安倍氏は国会内で記者団に「検察当局の対応を静かに見守りたい」と話した。
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東京地検特捜部の捜査を受けている安倍晋三・前首相の「桜を見る会前夜祭パーティー」問題は、前夜祭の会費と実費の差額約900万円を安倍事務所が補填していた疑いが浮上し、「事務所側が(費用の一部を)補填したという事実も全くない」という安倍前首相の説明が“虚偽答弁”だった可能性が強まっている。安倍氏サイドは本当に知らなかったのか、“書かなければ収支はバレない”とタカをくくっていたのか。 しかし、特捜部が動かなければウヤムヤというのであれば、「政治とカネの国民監視」という政治資金規正法の精神は死文化してしまう。 政治活動のカネの流れを不透明なままにしておく体質は後継の菅義偉首相にも受け継がれていた。 本誌・週刊ポスト前号(12月11日号)では、菅氏が官房長官時代の2014年4月、横浜ロイヤルパークホテルの大宴会場「鳳翔」で約2500人の後援者を集めた会費1500円のパーティー「春の集い」を開き、政治
自民党の世耕弘成参院幹事長は1日、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡る疑惑に関し、説明が必要だと強調した。記者会見で「タイミングがくれば安倍
安倍氏公設秘書立件へ。安倍政権がなぜ、政権に近いとされた黒川検事の違法な定年延長にこだわり、検察庁法まで変えようとしたのか、これで本当によくわかりました。 https://t.co/OwEh8wp5Za
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