10日、アルゼンチンのブエノスアイレスで鳥山明さんを追悼するため集結した現地の「ドラゴンボール」ファン(ロイター)漫画家の鳥山明さんの急逝を悼む声は世界各地に広がった。とりわけ中南米諸国では、代表作の1つ「ドラゴンボール」が高い人気を得ていたとされ、政界やスポーツ界からの追悼表明も相次いだ。主人公の孫悟空が「英雄」(米紙ワシントン・ポスト)ともいわれるほどの熱狂ぶりだが、何が中南米の人々を魅了してきたのか-。 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは10日、鳥山さんの死去が8日に発表されたことを受け、追悼集会が開かれた。集まった数千人は「アキラ!」などと名前を合唱。ロイター通信は、悟空などの「ドラゴンボール」の人気キャラクターにふんしたファンの写真を配信し、「さよなら、悟空!」と報じた。 政界・スポーツ界から相次いだ哀悼
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