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産経新聞とスポーツに関するkanoetatsuのブックマーク (61)

  • <主張>団体球技の快挙 パリ五輪へ期待が膨らむ 社説

    サッカーU―23アジア杯準決勝、イラク戦の前半、先制ゴールを決める細谷真大(左)。8大会連続12度目の五輪出場を決めた=4月29日、ドーハ(共同) サッカー男子の23歳以下日本代表がパリ五輪への出場を決めた。1996年アトランタ五輪から8大会連続の快挙である。 「快挙」と書けば必ず「出場ぐらいで大げさだ」との声が届く。だが五輪のアジア枠は3・5(アジア4位はアフリカ4位とプレーオフを実施する)で、ワールドカップの4・5(2026年大会から8・5)に比して狭き門であり、世界でも8大会連続出場は韓国の9連続に次ぐ。その韓国もパリ五輪への出場切符を逃し、記録は「9」で途絶えた。 銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪からアトランタ大会の出場まで28年の空白があったことを思えば、8大会連続は十分に称賛に値する。 これでサッカー、バスケットボール、7人制ラグビーの男女、バレーボール、ハンドボール、

    <主張>団体球技の快挙 パリ五輪へ期待が膨らむ 社説
  • 記者が見た「最後」の水原一平元通訳 〝空白の25分〟は違法賭博告白の場だった プロ野球通信

    韓国・ソウルで行われたドジャース開幕戦で、味方の安打を喜ぶ大谷(右)と、水原一平元通訳(左)。この試合後、水原氏は違法賭博への関与をチームメートらに打ち明けた=20日、高尺スカイドーム(長尾みなみ撮影) 〝空白の25分〟が、まさか「賭博告白」の時間だったとは思いもしなかった。20日、韓国ソウルで行われた米大リーグ開幕戦。ドジャースに移籍した大谷翔平(29)の門出を現地取材した記者は、期せずして違法賭博疑惑で解雇された水原一平元通訳(39)の「最後」の瞬間に立ち会った。時間になっても開かないクラブハウス、やけに疲れた水原氏の表情…。翌日、世界を駆け巡った衝撃のニュースで、違和感の正体を知ることになった。 いくつかの違和感水原氏の疑惑の一報に触れたのは21日早朝。同僚や知人からの連絡だった。20日(日時間21日)、複数の米メディアが水原氏が違法とされるブックメーカー(賭け屋)との関係で告発さ

    記者が見た「最後」の水原一平元通訳 〝空白の25分〟は違法賭博告白の場だった プロ野球通信
  • 米スポーツ賭博、最高裁判断で解禁後に急拡大 依存症問題が深刻化

    ドジャース・大谷翔平と水原一平通訳=3月10日、グレンデール(撮影・蔵賢斗)【ワシントン=大内清】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博疑惑で球団を解雇されたことを受けて、米国のスポーツ賭博が話題となっている。 米国では2018年以降、ギャンブル産業が急速に拡大した。ごく一部の州を除いてスポーツを賭けの対象とすることを禁じた「プロ・アマスポーツ保護法(PASPA)」について、連邦最高裁が同年、連邦政府の権限を逸脱しているとして違憲判断を下し、多くの州でスポーツ賭博の解禁が進んだためだ。 米メディアによると、24年1月現在、37州と首都ワシントンでスポーツ賭博が合法化されており、うち30州はオンラインでも利用が可能だ。ただし、大谷選手が所属するドジャースの拠地カリフォルニア州では禁じられている。

    米スポーツ賭博、最高裁判断で解禁後に急拡大 依存症問題が深刻化
  • 違法賭博に関与?で水原一平氏が解雇された裏事情 1兆円産業に背を向けた日本球界の英断 鬼筆のスポ魂

    パドレスとの開幕戦で、大谷翔平(右)とともに戦況を見守る水原一平氏(左)=20日、高尺スカイドーム(長尾みなみ撮影) 米大リーグのドジャースは20日、大谷翔平選手(29)の通訳を務めてきた水原一平氏(39)を解雇したと発表した。球団側は理由を明らかにしていないが、複数の米メディアは水原氏が違法賭博に関与していた疑いを報じている。大谷選手を公私ともに支える専属通訳の解雇という衝撃波は、改めて日の野球界が進むべき道を明示した。日球界は、今や米国で「1兆円産業」ともいわれるスポーツベッティングの急成長に背を向けたが、その選択は間違っていなかったといえる。 カリフォルニア州では違法ソウルの高尺スカイドームで20日に開催されたメジャー開幕戦は、ドジャースが「2番・DH」で出場した大谷選手の活躍などで、ダルビッシュ投手が先発したパドレスに5-2で勝利。大谷選手とダルビッシュ投手の初対決や、パドレス

    違法賭博に関与?で水原一平氏が解雇された裏事情 1兆円産業に背を向けた日本球界の英断 鬼筆のスポ魂
  • 【人口解像】五輪メダルの危機 中学部活4割減の衝撃

    今年はパリ五輪イヤー。日選手団は自国開催だった2021年東京五輪で、過去最多となるメダル58個を獲得しており、パリでもメダルラッシュが期待される。一方、少子化が進む日で今後も数多くのメダリストを輩出し続けられるかは、楽観できない。スポーツ庁が19年3月に公表した推計によると、48年度の中学運動部で活動する生徒数はピーク時の09年度から36.7%減るという。特に団体球技は学校単位でチームを組むのが難しい時代に突入。日のスポーツ振興を支えてきた運動部活動に、危機が訪れている。 野球部員9割減 競技選べぬ時代に「子供たちがやりたいスポーツをする環境が失われる」。スポーツ庁の担当者は危機感をあらわにする。2019年3月に公表した推計からみえてくるのは、自分の意思で競技を選び、部活動に取り組めない時代の到来だ。 推計はスポーツ庁が民間に委託して実施。運動部で活動する生徒数を示す日中学校体育連

    【人口解像】五輪メダルの危機 中学部活4割減の衝撃
  • 【主張】大谷のMVP 快挙祝い「野球しようぜ」

    米大リーグの大谷翔平が一昨年に続く2度目のア・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた。いずれも満票による受賞は大リーグ史上でも初めてだ。 これは大谷が、どれだけ米国でも愛されているかを物語る。 大谷は今季、エンゼルスで10勝を挙げ、44塁打で日選手初の塁打王のタイトルを獲得した。「エースがホームラン王」という漫画のような奇跡が、もはや当然のごとく現実となっている。 実績だけでも受賞は当然といえるが、大リーグのMVPは全米野球記者協会会員30人の投票で決まる。ライバル選手の所属担当記者も含めて30人全員が1位票を投じる「満票」は、一部の記者に嫌われただけでも成し遂げられない。 グラウンドの内外で見せる、大谷の立ち居振る舞いの全てが2度目の満票MVPを後押ししたといえるだろう。 大谷は今月9日、日の小学生に約6万個のジュニア用グラブを寄贈すると公表した。 「野球しようぜ!」と書かれた告知

    【主張】大谷のMVP 快挙祝い「野球しようぜ」
  • 【主張】阪神日本一 野球の魅力に感謝したい

    38年ぶりの日一に輝き、オリックス・中嶋監督(右)の祝福に握手で応える阪神・岡田監督=5日、京セラドーム 日シリーズで阪神がオリックスとの関西決戦を制し、昭和60年以来38年ぶり2度目の日一に輝いた。 岡田彰布監督にとっては、主軸打者と監督の両方で勝ち取った栄冠となった。 初戦を阪神が8―0で大勝すれば、次戦でオリックスが8―0で見事にやり返す。阪神打線に打ち込まれた日のエース、山由伸は第6戦で完璧な投球でファンを魅了した。 宮城大弥に抑え込まれた阪神打線は、最終第7戦でその宮城に雪辱を果たした。誰が筋書きを書いたのか、ジェットコースターのような7戦フルゲームの熱闘は、関西のファンならずとも、十分に野球の魅力に興奮し、堪能させてもらった。 両監督の指揮ぶりも対照的だった。岡田監督が打線を最小限にしかいじらず、基に忠実な采配に徹して勝機をつかめば、オリックスの中嶋聡監督は、変幻自

    【主張】阪神日本一 野球の魅力に感謝したい
  • 【主張】大谷が本塁打王 世の中に「不可能」はない

    あり得ないことを指す慣用句に「石に花が咲く」「西から陽(ひ)が昇る」などがある。 日選手の米大リーグ塁打王もその類いと考えられてきた。エンゼルスの大谷翔平が44でア・リーグの塁打王に輝いた。世の中に不可能はなく、常識は覆るのだと教えられた。 塁打は野球の華である。体格やパワーで劣る日選手は大リーガーに太刀打ちできまいと半ばあきらめていた。俊敏性や競技理解に長(た)けた特性の最高峰は、大リーグでも首位打者を獲得したイチローだった。長嶋茂雄元巨人監督が「現代最高のホームラン打者」と称した松井秀喜でさえ、場の塁打のタイトルは遠かった。 しかも投手として2桁勝利を加えた二刀流での戴冠(たいかん)である。355勝投手、グレッグ・マダックス氏は米ラジオで「大谷はノーラン・ライアンと重なる。バリー・ボンズとも重なる」とコメントした。 いずれも大リーグを代表した速球投手、長距離打者である。

    【主張】大谷が本塁打王 世の中に「不可能」はない
  • 「音がすごすぎる」「失策に歓声は…」 慶応の「大応援」にSNS賛否

    23日に甲子園球場で行われた全国高校野球選手権大会の決勝で、仙台育英(宮城)を8―2で下し、1916年の第2回大会以来107年ぶり2度目の日一に輝いた慶応(神奈川)。深紅の大優勝旗を手にした慶応ナインを後押ししたスタンドの「大応援」を巡り、SNSでは賛否の声が沸き起こった。満員のスタンドから発せられる迫力に満ちた応援に「音がすごすぎる」といった称賛の声があがる一方、「(仙台育英の)エラーに歓声は…」といった声もあがった。 三塁側のスタンドからは試合中、慶応の応援歌「若き血」が何度も響き渡った。大歓声に後押しされるように一回に2点を先制すると、五回には一挙5点を入れて試合を決めた。 迫力に満ちた慶応の大応援はSNSでも関心を集め、X(旧ツイッター)では「慶応の応援」がトレンド入り。Xでは「応援は当にすごかった」「応援されるチームになるのも大事な要素」などといった称賛の声があがる一方、「(

    「音がすごすぎる」「失策に歓声は…」 慶応の「大応援」にSNS賛否
  • 【主張】パリ五輪まで1年 スポーツの力を取り戻せ

    スポーツは多くのものを与えてくれる。白熱のプレーは感動と興奮を生み、われわれは、それらを分かち合うことで一体感を育める。 日勢の活躍は社会を活気づけ、同じ国民としての誇りを実感させてくれる。「スポーツの力」とはそういうものだ。 来年夏のパリ五輪開幕まで1年を切った。多くの競技で代表争いが格化し、国際大会では日勢の躍進が目を引く。 バレーボールのネーションズリーグ男子では、日が初の3位に入った。主要世界大会でのメダル獲得は46年ぶりだ。 福岡市で開催中の世界水泳選手権では、アーティスティックスイミングの日勢が金メダル4個を手にした。銀、銅を合わせた計7個のメダルは、過去最多だった前年大会に並ぶ好成績である。日々の鍛錬を実らせたアスリートたちに、賛辞と拍手を送りたい。 国民の関心は、一昨年夏の東京五輪でひと息ついた観がある。開催準備を巡る事件を通して五輪そのものへの不信感が高まり、2

    【主張】パリ五輪まで1年 スポーツの力を取り戻せ
  • 【主張】女子W杯開幕 安心して楽しめる環境を

    サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会が開幕した。日本代表、なでしこジャパンは22日、ザンビアとの初戦を迎える。 チームの中心を担う若い選手たちは、2011年W杯ドイツ大会で初優勝を飾った先輩なでしこの活躍を見て、この舞台を目指してきた。だから次代を担う少女たちに感動を引き継ぐ責任を胸に、ピッチで戦う。 だが彼女たちは、大会直前まで大きな不安を抱えていた。 放映権料の高騰から国際サッカー連盟(FIFA)との交渉がまとまらず、日でのテレビ中継が危ぶまれていたためだ。試合の放映がなければ、興奮や感動が伝えられない。土壇場でNHKによる中継が決まった際には多くの選手から安(あん)堵(ど)の声が漏れた。 女子選手の待遇改善を掲げるFIFAが、その原資に放映権料の値上げ分を当て込んだための混乱だったが、参加国でのテレビ中継がなければ、サッカー人口の裾野拡大という

    【主張】女子W杯開幕 安心して楽しめる環境を
  • 【主張】小田の快挙 「希望」の継承を称えたい

    これほど見事で素敵(すてき)で劇的な世代交代劇があったろうか。世界のレジェンド、国枝慎吾が引退した年に、日の17歳、小田凱人(ときと)がテニスのウィンブルドン選手権車いすの部男子シングルスで初優勝を飾った。 小田にとっては全仏オープンに続く四大大会2連勝であり、ウィンブルドンでは昨年の国枝に続く日勢の連覇だ。四大大会のシングルス優勝28度を誇った国枝が、生涯グランドスラム達成に向けて最後に残していたタイトルがウィンブルドンだった。車いすの操作が難しい天然芝のコートを国枝がついに克服した翌年に、10代の後継者が快挙を引き継いだことになる。 「俺は最強だ」と自らを鼓舞し続け、ついに悲願の偉業を達成した国枝は今年1月に引退し、国民栄誉賞も受賞した。小田が継承するのは「最強」の称号だけではない。それは「希望」だった。 小田は小学3年の時に骨肉腫を発症し、左足の自由を失った。トッププロを目指して

    【主張】小田の快挙 「希望」の継承を称えたい
  • 【正論】藤井聡太と大谷翔平は「救世主」 慶応大学名誉教授・池井優

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  • 【主張】エコ・テロリズム 訴えに耳貸してはならぬ

    テニスのウィンブルドン選手権の男子シングルス1回戦で、島袋将(左端)の試合中にコートに乱入し、座り込む男=5日、ウィンブルドン(共同) 環境団体、環境活動家を名乗る者たちが、攻撃の対象をスポーツ界に広げている。 サッカーやラグビーなど大規模なスポーツイベントで、競技の進行中に押し入り、横断幕を掲げたりごみをばらまいたりする。稚拙なやり口で地球環境の保全などを訴えるのが特徴で、「エコ・テロリズム」と呼ばれている。 最優先で守るべきは選手の安全だ。主催者側には厳重な警備と排除の徹底を求めたい。 昨年、欧州各地の美術館で名画にスープをかけるなどの行為が相次いだのは記憶に新しい。 標的がスポーツになっても、活動家らの子供じみた振る舞いは、自らの主張をおとしめる結果しかもたらさない。乱入者らが行為の不毛さに気付いていないはずはなく、それだけに始末が悪い。 テニスの四大大会、ウィンブルドン選手権では日

    【主張】エコ・テロリズム 訴えに耳貸してはならぬ
  • 韓国メディア「国際的な恥辱」 セルティックなど欧州クラブのツアー中止に

    7月中に予定されていた欧州サッカークラブの韓国での親善試合を巡り、キャンセルが相次ぐ事態となっている。各クラブは「プロモーター(主催者側)が財政的な義務を果たせなかった」などとして、韓国の主催者側による不手際をキャンセルの理由として主張。韓国でのスポーツイベント開催を巡ってはこれまでにもトラブルが発生しているだけに、韓国メディアからも「国際的な恥辱だ」といった批判の声が出ている。 「チケットが発売されていないため解除」サッカーのスコットランド・プレミアリーグのセルティックは今季、2つのカップ戦を合わせた国内3冠を達成したリーグ屈指の強豪。日本代表FWの古橋亨梧らのほか、韓国代表FWの呉賢揆(オ・ヒョンギュ)もメンバーに名を連ねる。チームは7月26日に韓国・水原(スウォン)で英プレミアリーグのウルバーハンプトンとの対戦が予定されていた。 だが、セルティックは7月4日に公式サイトを通じて「韓国

    韓国メディア「国際的な恥辱」 セルティックなど欧州クラブのツアー中止に
  • 【主張】加藤の全仏制覇 勝負を捨てず勇気届けた

    テニスの全仏オープン混合ダブルスで優勝し、トロフィーを手に笑顔の加藤未唯(左)、ティム・プッツ組=8日、パリ(AP=共同) 失意の底から立ち直った背中は、多くのファンの胸を打った。快挙に拍手を送りたい。 テニスの四大大会、全仏オープンで加藤未唯がティム・プッツ(ドイツ)と組んだ混合ダブルスを制した。 加藤は4日の女子ダブルス3回戦で、失格処分を受けていた。プレーの合間に相手コートに送った打球がボールガールに当たり、危険行為とみなされたからだ。 多くのメディアが疑問視した処分に対し、加藤は一時、「もう帰ろうかな」と思ったという。それでも勝負を捨てず、「失格は不運だったが、前を向いて全力を尽くせた」と振り返った。コートに立ち続けた姿は、世界を目指す子供たちに勇気を届けたはずだ。 日勢では、柴原瑛菜も前回大会の混合ダブルスで優勝している。日テニス協会は平成22年から、五輪でのメダル獲得が見込

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  • 【中国観察】腐敗摘発続く中国サッカー界 習氏号令の「強国」遠く

    中国サッカー界で、男子国家代表の前監督や協会会長らが相次いで当局の摘発を受けている。規律違反などの疑いが掛けられており、中国サッカー界の腐敗の深刻化さが浮き彫りになっている。サッカー愛好者として知られる習近平国家主席は「スポーツ強国」を掲げて中国サッカーの強化を呼び掛けてきたが、サッカー界の〝体質〟が足を引っ張る形となっている。 「9人が調査対象」中国メディアは4月上旬、サッカー界の腐敗問題について「120日余りで既に9人が調査を受けている」と報じた。

    【中国観察】腐敗摘発続く中国サッカー界 習氏号令の「強国」遠く
  • 【WBC】栗山監督、スター束ねて頂点「夢は正夢」の言葉を胸に 人を引きつける「人間力」

    優勝し胴上げされる栗山英樹監督=米フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク(水島啓輔撮影)WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で3大会ぶりの優勝を果たした日本代表「侍ジャパン」。大谷翔平やダルビッシュ有、村上宗隆ら日米で活躍するスター選手がそろうチームを世界一に導いたのは、国立の東京学芸大からドラフト外でプロ野球入りし、引退後はスポーツキャスターを務める一方、大学で教鞭(きょうべん)を執るなど異色の経歴を持つ栗山英樹監督(61)だった。 常に選手を立てながら九回表。いつものようにベンチの最前列で大谷の投球を見守った。勝利を見届けると静かにグラウンドに立ち、激闘を制した選手たちを抱擁。その後、大谷らに招き寄せられ、歓喜の輪の中で10回宙に舞った。

    【WBC】栗山監督、スター束ねて頂点「夢は正夢」の言葉を胸に 人を引きつける「人間力」
  • 決勝進出で午前中は社内でPV観戦 大阪の企業が「WBC休暇」導入

    大阪市のコンサルティング会社「トゥモローゲート」で行われた、WBC日戦でのパブリックビューイング(同社提供) 野球の「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で21日、劇的なサヨナラ勝利で決勝進出を決めた日本代表「侍ジャパン」。3大会ぶりの優勝に向けて国内でも応援が盛り上がる中、大阪市内のコンサルティング会社が22日の決勝戦についてテレビ観戦のため午前中を「特別休暇」として認めることにした。WBCのようなスポーツイベントを通じて、社内のコミュニケーションの活発化や、仕事に対する活力の向上などを狙っているようだ。 サッカーW杯でも同様の制度を導入大阪市内で企業のブランディングなどを手掛けるコンサルティング会社「トゥモローゲート」(社・大阪市)では、WBCで日本代表が決勝進出を果たしたことを受け、社内でパブリックビューイング(PV)での観戦を実施するとともに、午前中の時間帯を休暇にす

    決勝進出で午前中は社内でPV観戦 大阪の企業が「WBC休暇」導入
  • WBC日本代表ヌートバーの「君が代」斉唱、SNSで話題 米メディアも「素晴らしい時間」

    野球の国・地域別対抗戦の第5回「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」で、日系選手として初めて選ばれたラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)。日人の母親を持つヌートバーが強化試合に出場した際、試合前の国歌演奏で君が代を斉唱した姿が会員制交流サイト(SNS)などで話題を呼んでいる。日に溶け込もうとする懸命な姿に、SNSでは「応援したくなる」といった好意的な声が寄せられており、米国メディアからも「ヌートバーは素晴らしい時間を過ごしている」といった声が出ている。 「応援したくなる」 ツイッターで好意的な声侍ジャパンとして初の実戦参加となった6日の阪神との強化試合。「1番・中堅」で先発出場したヌートバーは試合前のメンバー紹介で、栗山英樹監督の横に並んだ。国歌が演奏されると、栗山監督とともに「君が代」を斉唱する姿が映像で映し出された。 試合前、国歌斉唱に

    WBC日本代表ヌートバーの「君が代」斉唱、SNSで話題 米メディアも「素晴らしい時間」