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産経新聞と岸田首相暗殺未遂に関するkanoetatsuのブックマーク (35)

  • <主張>岸田首相襲撃1年 「警戒の空白」埋まったか 社説

    元首相、現職首相への襲撃をいずれも防げなかった警察の要人警護は立て直されたか。和歌山市の選挙演説会場で岸田文雄首相に爆発物が投げられた事件から1年が経(た)った。 警察庁は要人警護の運用を根から見直してきた。16日には衆院3補選が告示される。聴衆が集まる場の安全をどう確保し、テロを防ぐか。「重すぎた教訓」を生かさなければいけない。 岸田首相襲撃は、安倍晋三元首相の衝撃的な射殺事件から僅か9カ月後に起きた。防げなかった警察にかつてない不信と不満が突き付けられ、日の民主主義の根幹が揺らいだ。 警察が進めてきた要人警護見直しの柱は3つある。1つは演説会場の安全確保の徹底だ。会場は屋内を優先に選び、出入りを管理する。来場者の手荷物検査、金属探知を実施する。握手など接触行動を控える。警護対象側の歩み寄りは不可欠だ。 陣営が会場周辺を下見し、危険区域を警察と打ち合わせ、襲撃犯が潜める隙間を潰す詳細

    <主張>岸田首相襲撃1年 「警戒の空白」埋まったか 社説
  • 【主張】安倍氏銃撃1年 警護「現場の力」を高めよ

    大きすぎた犠牲は要人警護の教訓に生かされたのだろうか。 そうは思えない。 安倍晋三元首相は1年前の7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅北口で演説中、犯人に後ろから7~5メートルまで接近され、撃たれた。 後方の警備が明らかに手薄なのに、奈良県警は対策をとらなかった。その13日前に同じ現場で自民党幹事長が演説して何もなかったからだ。警察庁は「警護員の配置が安易な前例踏襲で、適切な措置をとっていれば事件は防げた可能性が高い」と総括した。 警察全体が前例踏襲と形式主義に陥っていた。警察庁は要人警護の実際を都道府県警に任せ、首相についてのみ警護計画を事前報告させていたが、安倍氏については「元首相」のため関与しなかった。形式主義を打開すべく、警察庁は全ての警護対象者について警護計画を事前審査し、全面的に関与することとした。 だが新たな運用から8カ月後、今度は岸田文雄首相が和歌山で襲われた。演説直前に10

    【主張】安倍氏銃撃1年 警護「現場の力」を高めよ
  • ネットにあふれる銃や爆発物の製造法 警察当局の対策強化追いつかず 安部元首相銃撃1年

    警視庁の訓練で、不審者役の男性に対応するホームセンターの店員=4日午前、東京都足立区(酒井真大撮影)厳しい銃規制のある日で、安倍晋三元首相が手製銃で襲撃され殺害された事件は、世界的にも大きな衝撃を与えた。事件から1年たってもなお、殺傷能力の高い手製銃や爆発物の製造方法はインターネット上にあふれ、材料も入手できる実状がある。警察当局は不審な購入者の通報などを呼びかけているほか、ネット上の有害情報への対策を強化しているが、全てを把握するのは難しく、脅威は拭い去れていない。(大渡美咲) 事業者との連携「アセトンの購入ですね。大量に購入されるお客様には購入目的をお聞きすることになっております」

    ネットにあふれる銃や爆発物の製造法 警察当局の対策強化追いつかず 安部元首相銃撃1年
  • 【主張】首相襲撃報告書 安倍氏失った反省がない

    警察庁は、岸田文雄首相の選挙応援会場に爆発物が投げ込まれた事件の検証報告書を公表した。改めて鮮明になったのは警察と主催者の連携不足であり、背景には集票を優先する政党側の非協力的な姿勢があった。 報告書の公表を受けて警察庁の露木康浩長官は「わずか1年足らずの間に今回の事案が起きたことを重く受け止めている」と述べた。 これは昨年7月、安倍晋三元首相が選挙遊説中に銃撃を受け死亡した事件を指す。痛恨事だったはずの事件の反省は、警察、主催者の双方に欠けていた。 和歌山市の雑賀崎漁港で4月15日、岸田首相の演説開始直前、木村隆二容疑者が筒状の爆発物を投げ込み、爆発した。首相は無事だったが、警察官と70代の男性が軽傷を負った。 事前の打ち合わせで和歌山県警は聴衆エリアに受付と金属探知機の設置を要請したが、主催者側は聴衆が漁協関係者に限られ、顔で確認する、広く参加を呼びかけないと説明してこれを拒否した。

    【主張】首相襲撃報告書 安倍氏失った反省がない
  • 首相襲撃、主催者側と警備連携不足 警察庁が検証報告書

  • 暗殺者に同情する日本…首相襲撃事件の核心 筒井清忠

    それは残念ながら、予想された結果であったといえるだろう。 4月15日、選挙遊説中の岸田文雄首相が爆弾を投げつけられ襲われた事件は、犯人がどのような動機で犯行に及んだのか、いまのところ明らかではない。しかし、安倍晋三元首相暗殺事件に触発され、岸田首相を襲おうとしたのではないかと推測させる理由はいくつもある。 帝京大教授・文学部長の筒井清忠氏(菅原慎太郎撮影)昨年7月の安倍氏殺害の後、逮捕された山上徹也被告が、旧統一教会信者の母親の経済的破綻を恨み、「安倍氏が旧統一教会とつながっていると思ったので狙った」などと供述していたことが判明すると、それまで犯人を非難していたマスメディアは一転、その矛先を旧統一教会と被害者の安倍氏に向けた。暴力は許せないと言いながらも、山上被告や旧統一教会の信者2世に同情的な報道を次々と行い、政治もまたそれに押され、山上被告らの言い分に基づき旧統一教会に厳しい姿勢を示し

    暗殺者に同情する日本…首相襲撃事件の核心 筒井清忠
  • 【世界の論点】岸田首相襲撃 中国メディア 「安全・安定」崩れた心象

    襲撃事件後、和歌山市内で街頭演説する岸田文雄首相=4月15日午後 (安元雄太撮影)4月15日に起きた和歌山市での岸田文雄首相襲撃は、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を約1カ月後に控える中での事件で、海外でも日での要人警護を不安視する声がある。中国では昨年7月の安倍晋三元首相の銃撃に続く事件にサミットの安全開催への強い疑問が出ている。一方、米国では警備の不備よりも、日での犯人への「同情的」な報道により、犯行の正当化が助長され模倣犯が続出することを警告する指摘もある。 ◇ 米国

    【世界の論点】岸田首相襲撃 中国メディア 「安全・安定」崩れた心象
    kanoetatsu
    kanoetatsu 2023/05/02
    環球時報「安倍氏の暗殺は、中国がカルトを一掃する正しさを示した」、(山上について)「もし中国で暮らしていれば、政府は彼が正義を追求するのを間違いなく助け、この宗教団体を根絶さえしただろう」。
  • 【千思万考】遊説中の要人襲撃 悩ましい 有権者との「距離」

    岸田文雄首相の応援演説会場には金属探知機(左)が設置され、集まった人々は警察官によるボディチェックを受けた=22日午後、和歌山市(恵守乾撮影)銃撃で年間約2万人が命を落とす米国で5年間勤務したが、選挙遊説中に要人が襲われた事件は一度も報じたことがなかった。 米国と比べて格段に安全とされる日で1年間に元首相と首相が襲撃されたという現実を前に、暗澹(あんたん)たる気持ちにならざるを得ない。文化歴史、選挙システムが異なるため、単純に比較することは難しいが、警護や遊説の在り方について改めて考える機会にすべきだろう。 米では厳戒態勢

    【千思万考】遊説中の要人襲撃 悩ましい 有権者との「距離」
  • 首相の背後に爆発物、警護の「穴」どこに

    岸田文雄首相の選挙応援演説会場で起きた爆発事件では、首相の背後約1メートルにパイプ爆弾のようなものが投げ込まれた。昨年7月の安倍晋三元首相銃撃事件を受け、警察当局は要人警護の運用や体制を刷新したが、わずか9カ月余りで再び警察の威信を揺るがす事態となった。警察庁と和歌山県警は検証を進めるが、問題点はどこにあったのか。専門家らへの取材で警護の「穴」と取るべき対策が見えてきた。 15日午前。和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港には、岸田氏を見ようと約200人の聴衆が詰めかけていた。11時27分、聴衆側から飛んできた銀色の筒状の物体が、岸田氏の足元に転がった。 即座に警察官がかばん状の防護板で払いのけ、岸田氏を避難させた。聴衆側にいた木村隆二容疑者(24)=威力業務妨害容疑で逮捕=は漁師や警察官らに取り押さえられたが、約50秒後に爆発音が響き、一帯は白煙に包まれた。 会場手前で侵入阻止「首相の近くに

    首相の背後に爆発物、警護の「穴」どこに
  • 爆弾製造法なおネット上に 有害情報、対策道半ば

  • 首相襲撃容疑者のツイッター? 「組織、宗教票が幅をきかせる」と選挙制度批判

  • 筒とリュックの粉末は黒色火薬 着火式の爆弾自作か 首相襲撃事件 

    岸田文雄首相の選挙応援演説会場に爆発物が投げ込まれ、威力業務妨害容疑で木村隆二容疑者(24)が逮捕された事件で、和歌山県警が爆発物の中に詰め込まれていた粉末を黒色火薬とほぼ特定したことが20日、捜査関係者への取材で分かった。容疑者のリュックサックに入っていた小瓶内の粉末も黒色火薬とみており、県警は火薬を入手した経緯などを捜査している。 捜査関係者によると、容疑者が会場に持ち込んだ筒状の爆発物は2で、うち1が爆発した。爆発せず現場に残っていた1を県警が押収して内部を調べたところ、黒い粉末が詰められているのを確認。粉末は黒色火薬の可能性が極めて高いという。また、容疑者が現場で所持していたリュックにあった小瓶内の粉末や、兵庫県川西市の自宅から見つかった粉末も、黒色火薬とほぼ断定した。 黒色火薬は火縄銃や花火などに使われ、爆発すると大量の煙が出るのが特徴。今回の事件でも爆発後、現場には白い煙

    筒とリュックの粉末は黒色火薬 着火式の爆弾自作か 首相襲撃事件 
  • 首相襲撃「支持率上げのための仕込みかも」と参政党役員 ツイッター削除、謝罪

    岸田首相が衆院和歌山1区補欠選挙の応援演説に訪れた和歌山市の雑賀崎漁港で、筒状のものが投げ込まれ取り押さえられる木村隆二容疑者=15日午前11時31分 岸田文雄首相の選挙応援演説会場で爆発物が投げ込まれた事件に関し、参政党役員の元北海道俱知安町議、田中義人氏(50)が「支持率上げのための仕込みかも」と自身のツイッターに投稿したことが19日、同党道支部への取材で分かった。批判が殺到したため田中氏は投稿を削除し、ツイッター上で謝罪、党役員を辞任する意向を表明している。 田中氏は、事件が起きた15日に「こうした事件があっても午後のスケジュールはそのままとの事。事件そのものが支持率上げのための仕込みかもと疑ってしまうのは私だけ?」と投稿。同日中に投稿を削除し「軽率なツイートでご迷惑をおかけし、おわびする。個人的な見解であり、所属政党の見解ではない」などと謝罪した。

    首相襲撃「支持率上げのための仕込みかも」と参政党役員 ツイッター削除、謝罪
  • 首相襲撃容疑者、宇都宮健児氏に弁護依頼 爆発事件当日、署から電話

    岸田文雄首相の演説会場で起きた爆発事件で逮捕された木村隆二容疑者(24)が、逮捕当日に元日弁連会長の宇都宮健児弁護士に弁護を依頼したいと和歌山県警和歌山西署に伝えていたことが19日、宇都宮氏への取材で分かった。 宇都宮氏によると、事件の起きた15日、署から事務所に電話があったが週末で人がおらず「弁護を依頼したいと言っている」と留守電が残っていた。週明けの17日に署から再び電話があり「他の弁護士に会いました」と事務所に伝えられた。 宇都宮氏は、公選法が定める供託金の規定は違憲だとする訴訟の原告側弁護団長を務めたほか、東京都知事選に立候補し、落選した経験がある。 宇都宮氏は木村容疑者が「選挙制度に問題意識があり、供託金違憲訴訟で私を知ったのかもしれない」と推測。面識はないという。

    首相襲撃容疑者、宇都宮健児氏に弁護依頼 爆発事件当日、署から電話
  • 60メートル離れたコンテナに爆発物刺さる 「多数の負傷者出た可能性」と専門家 首相襲撃事件

    岸田文雄首相の選挙応援演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、筒状の爆発物の一部とみられる金属製の部品が現場から約60メートル離れたコンテナで見つかったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。爆発した筒の蓋とみられ、コンテナに突き刺さった状態だった。和歌山県警は部品を押収するとともに、殺傷能力を詳しく調べている。 捜査関係者によると、威力業務妨害容疑で逮捕された無職の木村隆二容疑者(24)が、自作して会場に持ち込んだ爆発物とみられる筒状のものは2で、うち1が爆発した。一部は聴衆を通り越して飛んだとみられ、約40メートル離れた倉庫近くにあるいけすの網の上で見つかった。この倉庫の壁には直径5センチほどのへこみがあったという。 県警は破片が遠くまで飛散したとみて範囲を広げて捜索。約60メートル離れたコンテナでも高さ約2メートルの位置に金属製のものが突き刺さっていたことがわかった。爆発した筒

    60メートル離れたコンテナに爆発物刺さる 「多数の負傷者出た可能性」と専門家 首相襲撃事件
  • 和歌山・首相襲撃 爆発物破片40メートル飛散 現場にナットも…殺人未遂視野に捜査

    和歌山県警和歌山西署から送検される木村隆二容疑者(中央)=17日午前8時41分、和歌山市(恵守乾撮影) 岸田文雄首相の選挙応援演説会場で爆発物が投げ込まれた事件で、爆発物の破片とみられるものが約40メートル離れた倉庫付近で見つかったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。和歌山県警が威力業務妨害容疑で逮捕した兵庫県川西市の無職、木村隆二容疑者(24)は襲撃に自作のパイプ爆弾を使ったとみられ、現場に複数のナットが散らばっていたことも判明。和歌山県警は殺傷能力を高めるため爆発物に詰めた可能性もあるとみて、殺人未遂容疑の適用も視野に詳しい構造を調べる。 県警の現場検証に立ち会った雑賀崎(さいかざき)漁業協同組合の関係者によると、現場付近には1センチに満たないほどの大きさのナットが数個散らばっていた。容疑者の自宅からは火薬の可能性がある粉末や金属製の管、工具類が押収されており、県警はこれらでパ

    和歌山・首相襲撃 爆発物破片40メートル飛散 現場にナットも…殺人未遂視野に捜査
  • 首相襲撃の容疑者、自宅こもり準備か 同級生証言「いつも一人」…内向的な幼少期

    和歌山県警和歌山西署から送検される木村隆二容疑者(左央)=17日午前8時41分、和歌山市(恵守乾撮影) 岸田文雄首相の和歌山市雑賀崎(さいかざき)での演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、威力業務妨害容疑で現行犯逮捕、送検された木村隆二容疑者(24)は、幼少期から過ごした兵庫県川西市の自宅を拠点に犯行の準備を進めていたとみられている。スポーツに打ち込んだ時期もあったが、中学の同級生は「いつも一人でいた」と証言。事件当時は無職で、和歌山県警は犯行に至った経緯や背景の解明を急いでいる。 兵庫県川西市けやき坂。閑静な住宅街にある2階建ての一戸建て住宅が、木村容疑者の自宅だ。近隣住民によると、15年ほど前に引っ越してきて、容疑者は地元の小中学校に通った。当時は両親と姉、兄と5人暮らしだった。 きょうだいで一緒に登校する様子も見かけられていた。幼少期を知る近所の男性(56)は「いつも兄にくっついてい

    首相襲撃の容疑者、自宅こもり準備か 同級生証言「いつも一人」…内向的な幼少期
  • 木村容疑者「被選挙権25歳は憲法違反」主張か 昨秋、地元市議の市政報告会で

    岸田文雄首相の和歌山市での演説会場に筒状のものが投げ込まれて爆発した事件で、威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された木村隆二容疑者(24)とみられる男性が昨年9月、地元の兵庫県川西市で開かれた市会議員の市政報告会に参加していたことが17日、分かった。報告会では、出席した衆院議員に「市議選に出たいが、被選挙権が25歳からなので出られない」「憲法違反なので被選挙権を引き下げるべきだ」などと訴えたという。 衆院議員の大串正樹デジタル兼内閣府副大臣(自民、比例近畿)によると、木村容疑者とみられる若い男性は昨年9月24日、川西市内の公民館で開かれた元市議(当時現職)の報告会に出席。参加者の名前や連絡先などを記す芳名帳に、木村容疑者の名前が記載されていた。 大串氏は会場で、木村容疑者とみられる男性から市議選に出馬したいが、被選挙権が25歳なので選挙に出ることができないという趣旨で話しかけられた。さらに男性か

    木村容疑者「被選挙権25歳は憲法違反」主張か 昨秋、地元市議の市政報告会で
  • 木村容疑者の祖父「罪は罪」 和歌山・首相襲撃

    岸田首相が応援演説に訪れた和歌山市の雑賀崎漁港で、筒状のものが投げ込まれ爆発し、取り押さえられる木村隆二容疑者(下)=15日 岸田文雄首相の選挙応援演説会場で爆発物を投げ込んだとして威力業務妨害容疑で逮捕、送検された無職、木村隆二容疑者(24)の祖父が17日までに和歌山県内で取材に応じ、幼少期の容疑者について「おとなしかった」「かわいらしい普通の子」と語った。 祖父によると、以前は海や川へ一緒に行ったが、数年前から遊びに来ることがなくなった。最近は会っていないという。 容疑者は兵庫県生まれで、母親、兄と3人暮らし。母親との関係は「いさかいもなく、仲良くしよったと聞いている」。容疑者の異変や悩みについて母親から相談されたこともなかった。父親とは疎遠だったという。

    木村容疑者の祖父「罪は罪」 和歌山・首相襲撃
  • 木村容疑者、現行政治に不満か 「統一教会の組織票で当選」と訴訟で主張

    岸田文雄首相の選挙応援演説で爆発物が投げ込まれた事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職、木村隆二容疑者(24)が年齢などを理由に昨年7月の参院選に立候補できなかったのは憲法違反だとして、国家賠償請求訴訟を神戸地裁に起こし、棄却されていたことが18日分かった。木村容疑者は判決を不服として大阪高裁に控訴した際は、昨年7月の安倍晋三元首相銃撃事件を踏まえ「既存政治家は統一教会の組織票で当選している」と選挙制度や現状の政治に対する不満を訴えていた。 和歌山県警はこうした現行の政治制度や体制についての木村容疑者の思想が首相襲撃に関連していないかどうか動機の解明を急ぐ。 訴訟記録によると、木村容疑者は昨年7月10日投開票の参院選に立候補しようとしたが、公職選挙法が規定する被選挙権(30歳以上)を満たさず、また300万円の供託金を用意できなかったため立候補できなかったとして、国に10万円の損害賠償を求

    木村容疑者、現行政治に不満か 「統一教会の組織票で当選」と訴訟で主張