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産経新聞と海保・日航機衝突事故に関するkanoetatsuのブックマーク (30)

  • 羽田事故受け日航がペット同伴を検討 現行は1社のみ、アレルギーや苦情で慎重姿勢根強く

    スターフライヤーは一部の便で認めていた客室へのペット同伴を1月15日に全線、全便に拡大した=同社提供) 日航空が、ペットの客室内への同伴搭乗を検討していることが16日、分かった。1月2日に羽田空港で発生した航空機の衝突事故で、貨物室に預けられたペット2匹が取り残されたことを受け、同伴搭乗を求める声を踏まえた。ただ、他社は他の乗客からの拒絶反応などを考慮して慎重姿勢で、日の航空会社も現状は同伴搭乗を認めているのは1社にとどまる。 オンライン署名も「機内に持ち込むことを許してほしい」 衝突事故後にペットの同伴搭乗を巡り芸能人らがSNSなど自らの思いを訴え、オンライン署名サイトでも多くの賛同者を集めた。日航はこうした声が一定数あったことを踏まえ、議論を始めたことを明らかにした。 海外では客室に持ち込める航空大手も珍しくない。だが、日航や全日空輸(ANA)ではペットは飼い主と客室で一緒に過ご

    羽田事故受け日航がペット同伴を検討 現行は1社のみ、アレルギーや苦情で慎重姿勢根強く
  • 【世界の論点】能登半島地震と羽田衝突事故 米紙「教訓を得る『奇跡の脱出』」、中国紙「原発注視で『汚染水』批判」

    羽田空港の滑走路上で炎上する日航空の機体=2日午後7時ごろ(川口良介撮影)甚大な被害を出した能登半島地震と、災害支援に向かおうとしていた海上保安庁の航空機が日航空機と羽田空港で衝突した事故は、世界に衝撃を与えた。米メディアは、地震への日の備えを称賛しつつ、日航機には乗客・乗員の死者がいなかったことに航空大国らしく大きな関心を示し、教訓を得ようとしている。中国メディアは米紙同様、羽田脱出劇を「奇跡」とする一方で、地震を機に東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を改めて批判した。 ◇ 米国 教訓を得る「奇跡の脱出」

    【世界の論点】能登半島地震と羽田衝突事故 米紙「教訓を得る『奇跡の脱出』」、中国紙「原発注視で『汚染水』批判」
  • 【書く書く鹿じか】羽田衝突 奇跡の脱出劇 大惨事避難の教科書に

    昭和29(1954)年9月26日未明に鹿児島県の大隅半島に上陸した台風15号は、九州を縦断した後、日海を北東へ進み、同日夕には津軽海峡に接近した。函館港を出港した青函連絡船「洞爺(とうや)丸」は、港外に出たところで投錨(とうびょう)して台風が通り過ぎるのを待ったが、猛烈な風と波で座礁し、横倒しになって沈没した。 乗客と乗組員合わせて1314人のうち1155人が犠牲になった、わが国の海難史上最悪の事故である。この台風は後に「洞爺丸台風」と命名された。 海難審判での生存者の証言から、緊迫した船内の様子がうかがえる。 スピーカーから「救命具をつけてください」というアナウンスが流れ、客室乗務員が救命胴衣を収納したロッカーを開けると、乗客たちが殺到して奪い合った。乗務員にってかかる者もいて、船室は大混乱になった。その時、乗客の間から大声が響いた。 「船に乗ったらボーイさん(客室乗務員)の言うこと

    【書く書く鹿じか】羽田衝突 奇跡の脱出劇 大惨事避難の教科書に
  • 羽田事故背景に「過密ダイヤ」指摘も 世界3位の発着1分に1・5機

    羽田空港で日航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故から9日で1週間がたった。8日には事故で閉鎖していた滑走路の運用も再開し、発着数も事故前の水準まで回復した。一方で事故の背景として同空港が世界有数の〝過密〟ダイヤで運営されている点を指摘する声もある。滑走路の追加構想もあるが、混雑緩和にはつながりそうにない。 「処理できる前提」「羽田が混雑しているのは確かだが、現状における発着回数は(管制官など)現在の態勢下において処理できる前提で設定されている」。国土交通省の担当者は、事故の背景として同空港の混雑が指摘されていることに対し、こう述べた。 同省によると、羽田空港の発着数は1日約1300回、ピーク時ともなれば1時間に最大90回に上る。1分に1・5機が発着する計算だ。事故当日の状況を同省幹部は「容量いっぱいで使われていた」と話す。 英国の航空情報会社OAGが実施した「世界の混雑空港ランキング

    羽田事故背景に「過密ダイヤ」指摘も 世界3位の発着1分に1・5機
  • 「空白の2分間」に何が 交錯事故は防げなかったのか

    羽田空港で日航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、事故後閉鎖していたC滑走路が8日、再開した。国土交通省は、事故前の発着回数を確保できるとみている。事故は、9日で1週間。関係当局は原因究明と再発防止に向けた調査に乗り出したが、事故はヒューマンエラーが影響したとの見方が強まる。最後の交信から衝突までの「空白の2分間」に何が起きたのか。 「着陸支障なし」。2日午後5時45分、日航516便から管制に応答があった。10秒後、管制官は誘導路からC滑走路に向かう海保機に「滑走路停止位置まで走行してください」と指示。45分19秒、機長(39)も「向かいます」と復唱し両機との交信はここで途絶えた。 運用再開した羽田空港のC滑走路から離陸する日航機(奥)=8日午前日航機は最終着陸体勢に入った。だが、海保機が滑走路に進入したことに3人の操縦士は誰も気づかなかった。元日航機長で航空評論家の小林宏之氏は「

    「空白の2分間」に何が 交錯事故は防げなかったのか
  • 海保機が停止せずに滑走路へ進入か、管制指示「手前まで走行」 羽田空港衝突事故

    3日、日航機と衝突した海上保安庁の航空機を調査する運輸安全委員会の航空事故調査官ら=羽田空港(関勝行撮影) 羽田空港で日航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、海保機が滑走路手前で停止せず、そのまま進入したとみられることが7日、関係者への取材で分かった。国土交通省が公表した交信記録では、管制官は滑走路手前の停止位置まで走行するよう指示していたが、海保機が指示を取り違え、誤進入した疑いが強まった。 関係者によると、海保機は2日午後5時40分ごろ、滑走路への移動経路や待機場所を指示する「地上(グランド)管制」の指示を受けて誘導路内を走行。同45分、滑走路に近づくと交信先を「飛行(タワー)管制」に切り替え、誘導路上にいることを伝えた。 交信記録によれば、管制官は直後に「1番目。C5(誘導路)上の滑走路停止位置まで地上走行してください」と指示。海保機の機長(39)は8秒後に「C5に向かいます

    海保機が停止せずに滑走路へ進入か、管制指示「手前まで走行」 羽田空港衝突事故
  • 管制官、海保機の滑走路進入を見過ごしか 日航後続機に2回の減速要請

    羽田空港で日航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、管制官が日航機の次に着陸予定だった航空機の指示中に、海保機の滑走路への進入を見過ごしたとみられることが6日、関係者への取材で分かった。管制官は後続機に最低速度まで減速するよう2回指示しており、運輸安全委員会は当時の状況を調べるため、管制官の聞き取りを開始した。 国土交通省が公表した交信記録では、衝突事故を起こした両機との交信は2日午後5時45分が最後だった。管制官はその後、日航機の次に着陸予定だった日航166便に「2番目、出発機あり。減速してください」と指示。同47分にも「最低進入速度に減速してください」と繰り返したが、166便からの応答はなく、無言の状態が3秒間続いた。 海保関係者によると、海保機は固定翼機で、ジェットエンジンを積んだ民間旅客機に比べると離着陸時の動きが遅い。このため、管制官は後続機に進入を遅らせる必要があると判断

    管制官、海保機の滑走路進入を見過ごしか 日航後続機に2回の減速要請
  • 【風を読む】苦難乗り切るミラクル 論説副委員長・川瀬弘至

    機体後部で黒煙と炎が上がる日航機516便。脱出シューターで乗客が避難した=2日午後、羽田空港(乗客家族提供) 能登半島地震と羽田空港衝突事故と、かつてない波乱の年明けとなってしまった。亡くなられた方や、避難所などで不自由な生活を強いられている人々を思うと、とても正月気分ではいられない。 ただ、苦難の時こそ光るものがある。羽田事故の「奇跡の18分」が、まさにそれだ。 羽田空港に着陸した日航機が海上保安庁の航空機に衝突したのは2日午後5時47分。エンジン付近から出火し、機内に白煙が流れ込む中、客室乗務員(CA)の的確な誘導により乗員乗客379人は18分後の午後6時5分までに全員避難した。 逃げ遅れた人がいないか機長が後部座席まで確認し、最後に脱出した。巨大な機体がオレンジ色の炎に包まれるのはその直後である。 この脱出劇を、海外メディアは「ミラクル(奇跡)」の言葉で特報した。 「私たちは奇跡を目

    【風を読む】苦難乗り切るミラクル 論説副委員長・川瀬弘至
  • 海保機、優先離陸と誤認か 管制指示「他のクルーも確認」

    羽田空港で日航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、海保機の機長(39)が事故後の聞き取りに対し、滑走路への進入について「他のクルーにも確認した」と説明していたことが5日、関係者への取材で分かった。当時、海保機の搭乗者全員が交信を聞き取れる状況にあり、海保機側が「1番目(の離陸予定だ)」と伝えた管制の指示を優先離陸と誤認した可能性もある。 また、事故が起きたC滑走路の管制官が国土交通省の聞き取りに「海保機の進入に気づかなかった」と説明していたことも判明。運輸安全委員会は、海保機から回収したボイスレコーダーなどを解析し、当時の状況を詳しく調べる。 交信記録によると2日午後5時45分、管制官が「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください」と海保機に指示。機長は8秒後に「向かいます」と復唱したが、そのまま滑走路に進入し、約40秒間停止。直後に着陸した日航機と同47分に衝突した。

    海保機、優先離陸と誤認か 管制指示「他のクルーも確認」
  • 「ペットをケージに入れて持ち込めるように」羽田事故を受けた石田ゆり子さんの訴えに賛否

    羽田空港の衝突事故で、炎上した日航空(JAL)機の貨物室に預けられたペット2匹が救出されなかったことに対する著名人の見解を巡り、波紋が広がっている。ペット愛好家としても知られる女優の石田ゆり子さんがSNSで「家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許してほしい」などと訴えた。この石田さんの見解に対し「改善されることを願う」「シューターを傷つける可能性がある」と賛否が分かれる事態に発展している。 事故2日後の4日、フジテレビ元アナウンサーの笠井信輔さんは自身のインスタグラムで、今回の事故でペット2匹が救出されなかったことについて持論を展開。フランスの航空会社のエールフランスでは、規定のケージに入れた場合には体重8キロ以下の犬の機内持ち込みが可能なことから「条件を定めて、日でも試験的に始めてみてはどうでしょうか」などと見解を述べた。 石田さんは、笠井さんの

    「ペットをケージに入れて持ち込めるように」羽田事故を受けた石田ゆり子さんの訴えに賛否
  • 羽田事故、「複数の人的ミス」要因か 専門家「基本動作繰り返すしかない」

    羽田空港で海上保安庁の航空機と着陸直後の日航機が衝突し、海保機の乗員5人が死亡した事故は、1の滑走路に2機が交錯した国内初の航空機事故となった。海保機が管制からの指示を誤認していた可能性が高まり、日航機と管制官も進入に気づいていなかった。専門家は「複数の人的ミス」が重なったとの見方を強める。 「衝突直前に一瞬何かが見えた。違和感があった」。日航機の操縦士は社内の聞き取りにこう説明したが、海保機の存在については機長を含む3人の操縦士とも「視認できなかった」と証言。C滑走路の管制官も国交省の聞き取りに「認識していなかった」と説明し、着陸やり直しの指示もしていなかった。 国交省が公表した交信記録では、滑走路の管制官が日航機に着陸許可を出したのは2日午後5時44分。「着陸支障なし」と呼び掛け、機長も復唱した。同45分には海保機に向けて「滑走路停止位置まで走行してください」と指示。海保機長も「向か

    羽田事故、「複数の人的ミス」要因か 専門家「基本動作繰り返すしかない」
  • 日航機事故で犠牲の2匹のペット 「緊急時は仕方ない」「一緒に逃げて」SNSで論争

    羽田空港の衝突事故を巡り、炎上した日航機の貨物室に預けられたペット2匹が救出されなかったことについて、X(旧ツイッター)で論争となっている。「ペット2件救出」がトレンド入りし、飼い主の悲しみに寄り添いながらも「緊急時は仕方がない」と日航側の対応に理解を示す声が多い。ペットを貨物室ではなく客室で輸送すべきとの指摘もあるが、そもそも緊急時は荷物を一切持たずに脱出を求められるため、「ペットホテルに預けるしかない」との意見も多い。 日航によれば、事故機では今回、ペット2匹を預かったという。ペットは貨物室で運ばれ、飛行中は暗室となるが客室と同じ温度・室温となるよう空調管理を行っている。 Xでは「貸物室に家族(ペット)がいることはわかっているのに何故一緒に逃げることが出来なかったのか」と悲しむ投稿に加え、「現状ペットを救出できないのは仕方ないが、今の扱いが当に正しいか再検討する必要はある」「貨物室じ

    日航機事故で犠牲の2匹のペット 「緊急時は仕方ない」「一緒に逃げて」SNSで論争
  • <主張>日航・海保機衝突 原因究明し不安払拭せよ

    羽田空港の滑走路で日航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突し、炎上する衝撃的な事故が起きた。新型コロナ禍の行動規制が緩和されて初めての正月休みだけに、ショックは大きい。 帰省客への影響を最小限に抑え、事故原因の迅速な究明を当局に望む。 日航機は新千歳空港から飛行し、着陸するところだった。乗客367人は全員が避難した。機体停止時にはすでに出火していたが、乗員の適切な誘導と、乗客の冷静な対応が避難を成功させた。海外メディアが「奇跡」「お手のよう」と報じたが、見事な事故対応だった。 海保機は乗員6人のうち5人が死亡した。能登半島地震の被災地に支援物資を搬送するため、新潟航空基地に向かう途上の事故だった。殉職した乗員に哀悼の意を表したい。 運輸安全委員会や警視庁などが調査を進めている。管制と両機の交信の分析が焦点だ。両機の機長の認識はどうだったか。日航機側は「管制からの着陸許可を復唱した後、着

    <主張>日航・海保機衝突 原因究明し不安払拭せよ
  • 国交省公表の交信記録のやりとり 羽田空港衝突

    JAL516、東京タワー こんばんは。滑走路34R(C滑走路)に進入を継続してください。風320度7ノット。出発機があります

    国交省公表の交信記録のやりとり 羽田空港衝突
  • 「停止位置まで地上走行」「1番目。ありがとう」 管制の指示、海保機の認識焦点に 羽田空港衝突

    世界有数の過密空港として知られる羽田空港で2日に起きた日航機と海上保安庁の航空機の衝突事故。国土交通省は3日、日航機と海上保安庁の航空機、管制官との交信記録を公表した。交信そのものに大きな問題は見られないが、実際には海保機が滑走路まで進んで衝突事故が起きており、海保機の機長(39)が、管制官の指示をどうとらえたかが今後の焦点となりそうだ。 国交省によると、管制官は滑走路ごとに担当が割り当てられ、地上から航空機に対し、英語で指示や許可を与える。滑走路と駐機場の間の走行を担当する管制官も別におり、細分化されている。事故が起きたC滑走路は当時、2人の管制官が担当し、両機に指示を出していた。 交信記録では管制官が2日午後5時45分に海保機に英語で、「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください」と指示し、海保機長は「滑走路停止位置C5に向かいます。1番目。ありがとう」と回答。海保機はその

    「停止位置まで地上走行」「1番目。ありがとう」 管制の指示、海保機の認識焦点に 羽田空港衝突
  • 衝突炎上の日航機、着陸後18分間で全員脱出 メガホンで脱出口に誘導

    羽田空港(東京都大田区)で日航機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、日航空は3日、事故機から乗客と乗務員が全員脱出できたのは、着陸してから18分後だったことを明らかにした。 日航によると、海保機と衝突したJL516便は、2日午後4時15分に新千歳空港を離陸し、午後5時47分に羽田空港C滑走路に着陸した。海保機と衝突後は約1キロ離れた場所で停止。機内では客室乗務員がメガホンと肉声で避難誘導し、8カ所ある非常脱出口のうち3カ所から乗客乗員379人が脱出した。脱出が完了したのは午後6時5分だった。

    衝突炎上の日航機、着陸後18分間で全員脱出 メガホンで脱出口に誘導
  • 全員脱出「奇跡の18分」世界が称賛 「驚くべき」「CAは素晴らしい仕事」日航の事故対応

    羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、炎上した日航機から乗客乗員379人全員が無事に脱出したことについて、欧米各紙は「奇跡を目撃した」「客室乗務員(CA)たちは素晴らしい仕事した」などと称賛の声を伝えた。 欧米各紙が事故を伝える記事の見出しには「ミラクル」という言葉が並んだ。英ガーディアン紙は「まず第一に、私たちは奇跡を目撃したと言わなければならない。あの飛行機から乗客全員を降ろした方法は、ほとんど信じられないほどだ」との元民間パイロットの談話を伝えた。 米ニューヨーク・タイムズ紙は旅客機の安全教育の専門家の話として「驚くべきだ。CAたちの反応速度は目を見張るものがあった。当に奇跡だった」。 またロイター通信は「CAたちは素晴らしい仕事をしたに違いない。乗客全員が降りられたのは奇跡的だった」との航空分析会社の専門家の話を伝えた。 国土交通省によると、事故の発生は2日午後5

    全員脱出「奇跡の18分」世界が称賛 「驚くべき」「CAは素晴らしい仕事」日航の事故対応
  • JAL機着陸前に海保機が滑走路進入か 交信記録の解析急ぐ、運輸安全委

    羽田空港(東京都大田区)で日航機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、日航機が管制官の許可で着陸しようとした際、海保機が既に滑走路内に進入していたとみられることが3日、国土交通省への取材で分かった。日航側は「通常通りの着陸操作を開始した」と認識しており、両機の管制指示に誤りがあったか、海保機側が聞き間違えた可能性もある。 運輸安全委員会は同日、原因究明に向けた格調査に乗り出し、両機と管制官との間でどのようなやりとりがあったのか、録音された交信記録の解析を急ぐ。 国土交通省によると、管制官は通常、滑走路ごとに担当が割り当てられる。事故が起きたC滑走路は当時、2人の管制官が担当し、両機に指示を出した。JAL機は着陸体勢に入り、海保機が誘導路から滑走路に進入した後に衝突したとみられる。JAL機は衝突地点から約1キロ離れた場所で停止。両機ともに機体の異常はなかったという。 日航によると、乗務員は

    JAL機着陸前に海保機が滑走路進入か 交信記録の解析急ぐ、運輸安全委
  • 羽田衝突事故、日航機側の負傷者は14人

    羽田空港で2日、日航機と海上保安庁の航空機が衝突、炎上し海保機の乗員5人が死亡した事故で、東京消防庁は、当初17人としていた日航機の乗客らのけが人を14人に訂正した。生存した海保機の機長と合わせ、負傷者は計15人となった。 日航機の乗客乗員379人はいずれも脱出し、命に別条はない。海保機は能登半島地震の対応で新潟航空基地へ支援物資を搬送する途中だった。 日航は2日、記者会見し「着陸許可が出ていたと認識している」と述べた。警視庁は2日、業務上過失致死傷容疑を視野に捜査を始めたと明らかにした。3日に東京空港署に捜査部を設置する。

    羽田衝突事故、日航機側の負傷者は14人
  • 衝突から炎上まで「短時間」、日航機は適切な避難誘導で全員脱出成功 国交省幹部が見解

    機体後部で黒煙と炎が上がる日航機516便。脱出シューターで乗客が避難する様子も映っている=2日午後、羽田空港(乗客家族提供) 羽田空港の滑走路で日航空と海上保安庁の機体が衝突し炎上した事故で、日航516便の乗客367人、乗員12人が衝突後、わずかな時間で脱出できたことが分かった。国土交通省の幹部が2日夜に開いた記者会見で明らかにした。 この幹部は「通常こうした衝突事故の場合、火災が生じるまでの時間が非常に短い」と指摘し、事故後の日航の避難誘導などの対応について適切だったとの見方を示した。日航機の乗客乗員は全員無事が確認されている。

    衝突から炎上まで「短時間」、日航機は適切な避難誘導で全員脱出成功 国交省幹部が見解