社民党の福島瑞穂党首は5日の記者会見で、18~20日の日程で中国の首都北京を訪問すると発表した。党首の訪中は2017年以来で、中国共産党幹部との会談を調整している。
又市 征治氏(またいち・せいじ=社民党前党首、元参院議員)18日午前5時43分、敗血症のため富山市内の病院で死去、79歳。富山市出身。自宅は富山市田中町3の4の26。葬儀・告別式は20日午前11時から富山市稲荷元町3の2の12、セレモニーホール平安で。喪主は長男秀治(しゅうじ)氏。 昭和40年に富山県職員となり、平成7年に自治労富山県本部執行委員長に就いた。13年の参院選比例代表に社民党から立候補し初当選。連続3回当選した。令和元年の参院選に出馬せず、議員活動を引退した。 国対委員長、選対委員長、幹事長などを歴任し、民主党などとの連立政権に参加した平成21~22年は副党首だった。25年には2度目の幹事長に就任、30年2月から令和2年2月に党首を務めた。
統一地方選前半戦が終わり、各政党の盛衰がはっきりとした。 中でもかつて自民党と55年体制の一翼を担った社会党を引き継いだ社民党が、41道府県議選で3議席しか獲得できなかったのは哀れを誘った。改選前の5分の1という激減ぶりで、新興の参政党にも抜かれた。 5分の1に激減した社民党29年前、社会党議員最後の首相となった村山富市氏を取材した身としては、感無量である。齢(よわい)99歳を数える村山翁の心中はいかばかりか。 もう一つ、議席数を大幅に減らした政党がある。共産党だ。 共産党は道府県議選で改選99議席から4分の1近い議席を失った。 伝統的に共産党が強かった京都でも府議選で12議席から9議席、市議選では18議席から14議席と退潮が目立った。統一地方選前に「党首公選制」を唱えた京都の古参党員2人が相次いで除名された一件が響いたのは間違いない。 それに加えて党員の高齢化が進み、日頃は強気発言が売り
さまざまな支援の現場に行っているが、仕事がない、お金がない、住まいがないという人たちが本当に多い。格差拡大と貧困が本当にひどい。政府はその実態が見えていない。新自由主義が人々の生活や雇用を壊してきた。岸田文雄内閣は絆創膏をちょっと貼るだけで放置している。公平な税制、労働法制の規制、最低賃金の抜本的な引き上げをしなければいけない。 「がんこに平和 くらしが一番」がスローガンだ。憲法9条が日本の平和を守ってきた。過去の自民党政権でもしなかったことをやろうという岸田政権に大変な危機感を感じる。防衛費を倍増すれば11兆円だが、公立小中学校の給食無償化に必要なのは4326億円で、すべての大学の入学金と授業料をゼロにするには3兆円だ。未来や人々への支援に使うべきだ。 今回の選挙は憲法にとっても、党にとっても、私にとっても、日本の社会、政治にとっても正念場だ。比例代表で得票率2%以上を得ないと政党要件を
参院選の公約を発表する立憲民主党の泉健太代表=3日午前、国会内(矢島康弘撮影)すでに社民党を正面から取り上げる機会はめっきり減ったが、夏の参院選公約には驚かされた。重点政策に「戦争反対」を掲げ、防衛力の大幅増強や敵基地攻撃能力の保有に反対するという。岸田文雄政権が防衛力の抜本的強化を掲げるのに対抗して、ウクライナ情勢に「悪のり」した動きは許さないと指摘し、平和憲法の理念を生かした外交力で平和を実現するという。 共産党も公約に「軍事費2倍化を許さない」「日米安全保障条約廃棄」「憲法9条改正反対」などを並べた。「『力対力』で構えたら際限のない軍拡競争の悪循環に陥り、戦争への危険を増大させてしまう」とも記す。 もとより、ごく一部の人を除けば誰もが戦争には反対だろう。だから、防衛力を強化して、手を出したらしっぺ返しを食らうと思わせる「抑止力」が必要なのだ。核兵器の使用もちらつかせ、ロシアがウクライ
護憲派は憲法記念日の3日、東京都内で集会を開催し、立憲民主党の奥野総一郎衆院議員、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首が出席した。3党は夏の参院選に向けて、「危機に乗じた改憲は許さない」などと足並みをそろえた。 衆院憲法審査会の野党筆頭幹事を務める奥野氏はあいさつで、ウクライナに侵攻したロシアを批判しつつ、「ロシアよりも許せないのが今の与党だ。どさくさ紛れに、ウクライナの問題をだしにして、改憲に突き進もうという姿勢は許すわけにいかない」と強調した。「大事なのは参院選だ。なんとしても改憲勢力、(憲法改正の発議に必要な)3分の2を切らせるように野党で共闘しながら戦っていきたい。改憲にストップをかけていきたい」とも訴えた。 志位氏もあいさつで「危機に乗じて憲法9条を改定し、日本を軍事対軍事の危険な道に引き込み、国民の暮らしを押しつぶす道は力を合わせて止めよう」と呼びかけた。 立民は参院選
社民党は19日、東京都内で定期党大会を開催した。福島瑞穂党首は夏の参院選について「何としても政党要件の得票率2%をクリアしなければならない。社民党にとって本当に正念場の選挙だ」と決意を述べ、協力を呼び掛けた。比例代表で得票率2%を確保した上で、得票率4%と2議席獲得を目標とする闘争方針を提案した。 社民党は、今回の参院選で改選を迎える福島氏を含めて4人が当選するか、2%の得票率を確保できなければ公選法上の政党要件を失う。福島氏は比例1議席の獲得に120万票が必要として「240万票以上を獲得し、2人以上の当選を果たそう」と訴えた。
党首会談に臨む立憲民主党の泉健太代表と共産党の志位和夫委員長(右)=18日午後、国会内(矢島康弘撮影) 立憲民主党の泉健太代表は18日、共産、れいわ新選組、社民の3党党首とそれぞれ会談し、夏の参院選改選1人区における野党候補者の調整を申し入れ、協議を始めることで合意した。ただ、野党第二党の日本維新の会は交渉の対象に含まず、基本政策が異なる共産との連携に否定的な国民民主党からは距離を置かれており、従来の「立共」主導の野党共闘にとどまる見通しだ。 会談は立民が呼びかけ、泉氏は社民の福島瑞穂党首、共産の志位和夫委員長、れいわの山本太郎代表と個別に会談した。終了後、泉氏は記者団に「野党がバラバラでは多くの選挙区で勝てないだろうといわれている。1人区では候補者調整をしていくということだ」と述べた。 呼びかけの対象外だった維新は立民から野党第一党の奪取を目指しており、藤田文武幹事長は16日の記者会見で
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