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ブックマーク / mmpolo.hatenadiary.com (2)

  • 片山杜秀『11人の考える日本人』を読む - mmpoloの日記

    片山杜秀『11人の考える日人』(文春新書)を読む。副題が「吉田松陰から丸山眞男まで」。2017年から2018年までの1年間、文藝春秋主催の「夜間授業」という講座で月1回話した講義録をまとめたもの。8月は夏休みにしたので11回行って、毎回1人の思想家を取り上げたので11人となった。内訳は、吉田松陰、福沢諭吉、岡倉天心、北一輝、美濃部達吉、和辻哲郎、河上肇、小林秀雄、柳田国男、西田幾多郎、丸山眞男。人選も片山の解説も素晴らしい。難解な西田幾多郎がよく分かったし、北一輝についても見直させられた。 吉田松陰について、外国からの侵略の脅威に対して吉田松陰がたどり着いた答えは「教育」だったという。そこが尊王攘夷でトチ狂った水戸学との大きな違いだった。 (……)水戸学はあくまでエリートのための学問です。基的には侍という選ばれたエリートが日をどう守っていくか、天皇を将軍が支え、将軍を副将軍や諸大名が

    片山杜秀『11人の考える日本人』を読む - mmpoloの日記
  • 大学入試の国語問題に小説の出題を廃止してはという提案 - mmpoloの日記

    私立高校教師の佐藤範子が大学入試センター試験の国語に小説の出題を廃止するのが適当と言っている(朝日新聞「私の視点」10月1日)。 今の(大学入試)センター試験は複数の選択肢から一つを選んで答えるマークシート方式を採用している。(中略)しかし、国語という教科の性質を考えた時に、答えを一つに絞ることはなかなか困難である。特に小説の場合、登場人物がとった行動についてその時の心情や理由が出題されることがしばしばあるが、小説は、その作品に対する読者の自由な読み取りに委ねられることに存在価値があると言っても過言ではない。(中略) 試験後に発表された解答に対して、生徒ならずとも腑に落ちない、あるいは違和感を覚えた経験もある。教師のほうはそんなのんきなことを言っていられるが、試験に勝負をかけている生徒にとっては切実だ。(中略) 新しい入試でもマークシート方式を採用するのであれば、小説の出題は廃止するの

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