社民党が23、24日の両日、都内で党大会を開いた。2023年12月の党首選で無投票3選した福島瑞穂党首(68)の続投を正式に承認。2024-25年の活動計画、次期衆院選で5議席を獲得し、比例で得票率2%を目指す選挙闘争方針を採択した。 【写真】党大会で気勢を上げる福島党首ら社民党執行部 党大会の質疑では、選挙闘争方針に対し「5議席を確保するのはもちろん、(現職の衆院)1議席を守るのも大変厳しい状況。頑張っている党員や協力党員、サポーター、支持者の方々に圧力と奮起を与える仕組みが必要」との声が上がった。 さらに「福島党首にお願いがあります。次期衆院選にどうか立候補してください。選挙区は神奈川、東京、宮崎などが考えられます。党本部で議論いただきたい。党首が立候補を決断されることで、この戦いをけん引することと確信している」と、参院議員の福島氏にくら替え出馬を要請。大阪、兵庫、和歌山の各府連、県連
国民民主党の玉木雄一郎代表が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、柿沢未途被告の議員辞職に伴う衆院東京15区補選(江東区、4月28日投開票)についてコメントした。 【写真】キラキラの経歴とキラキラした目で国政への思いを語っていた高橋茉莉氏 国民民主党は2月8日に、元フリーアナウンサーで外資系ITコンサルティング会社社員の新人、高橋茉莉氏(27)を擁立すると発表していた。高橋氏は2016ミス慶応とミス日本のファイナリスト、セントフォース所属のアナウンサー、アクセンチュア社員という経歴で注目されていた。しかし、25日に自身のXで「ラウンジで働いていた過去」を理由に、党から「立候補取り下げを求められた」と突然明かした。 玉木氏は高橋氏のポスト(25日午後1時の時点で削除されている)を引用。25日未明に「国民民主党はラウンジ勤めのみを理由に立候補の断念を求めるようなことは決してありません。事実
国民民主党は25日、衆院東京15区補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)に擁立予定だった元会社員の新人高橋茉莉氏の公認内定を取り消したと発表した。これに先立ち玉木雄一郎代表は千葉市で記者団に「法令違反の恐れがある事実が確認された」と述べ、26日に記者会見を開いて詳細を説明すると明らかにした。 「日本で女性議員が増えない大きな理由のひとつは、ハラスメントでした」支援活動に走り回った研究者が痛感した、構造的な問題の根深さ 法令違反の内容には言及を避けつつ「政治とカネの問題が厳しく言われている中、お金の問題については党としても厳正に対処しないといけない」と語った。別の候補者を擁立するかどうかは未定とした。 東京15区補選は、東京都江東区長選を巡る公選法違反の罪で起訴された柿沢未途被告の辞職に伴い実施される。
補欠選挙の経緯 東京15区の衆議院議員である柿沢未途氏。彼は柿沢弘治元衆院議員の息子というサラブレッドとして東京都議(江東選挙区)、衆院議員とキャリアを進めた。国会議員になってからは若手でありながら、2010年代の目まぐるしい野党内での政局的対立の渦中にあって、ときには党内対立の引き金に意図せず手を掛けた。 そんな柿沢氏も2021年には谷垣禎一元総裁の縁を頼りに自民党に入党。早2年が過ぎようとしていた。しかし、2023年4月に実施された江東区長選をめぐって柿沢氏の公選法違反が明らかとなり、2023年12月に自民党を離党。同月末には逮捕され、翌年2月1日を迎えるとついに柿沢氏は議員の職を辞す。これを受けて東京15区では4月28日に東京15区補欠選挙を実施することが決定され、4月補選は長崎3区、島根1区と合わせたトリプル補選となった。 柿沢のTwitter(現X)のヘッダー画面 これを受けて、
【ニューヨーク=小林泰裕】生成AI(人工知能)を悪用した「ディープフェイク」と呼ばれる偽動画などが選挙に影響を及ぼすことを防ぐため、世界の主要IT20社が16日、協業することで合意した。今年は11月の米大統領選など大型の選挙が予定され、業界横断で偽情報の拡散防止を図る。 【図】ディープフェイクで政治家の「偽発言」を作成するイメージ 16日にドイツ南部ミュンヘンで開幕した「ミュンヘン安全保障会議」に合わせて合意を発表した。「チャットGPT」を開発したオープンAIやマイクロソフト、グーグルなどのほか、メタ(旧フェイスブック)やX(旧ツイッター)などSNS運営大手が名を連ねた。ソフトバンクグループ傘下の英アームなど半導体関連企業も入っている。
自民党の小渕選挙対策委員長が大分県内で講演し、「自民党が野党に転落した時と同様に国民から厳しい目を向けられている」などと強い危機感を示しました。 小渕委員長は、派閥の政治資金をめぐる事件を受け、国会で政治倫理審査会の開催に向け検討が進んでいるとしたうえで、「15年前、2009年に自民党が野党に転落したときのことを思い出す。あのとき同様と言っていいほどの国民からの厳しい目と批判があり、まさに自民党の危機だ」と述べました。 そして、「衆議院の任期4年のうち2年が過ぎた。常在戦場、いつ選挙があってもおかしくない状況になる。自民党にとって正念場の戦いだ」とし、まずは4月28日に東京、島根、長崎で行われる衆議院の補欠選挙で勝利したいとの考えを示しました。
自民党大分県連の年次大会が大分県佐伯市で開かれ、派閥の政治資金問題をめぐり関係する国会議員などが謝罪しました。 自民党県連の年次大会は1年間の活動内容などを報告する場として開かれていて、17日は国会議員や党員など計900人あまりが出席しました。 会場には自民党本部の選挙対策委員長を務める小渕優子衆議院議員も姿を見せ、一連の政治資金問題について謝罪しました。 ◆自民党 小渕優子 選挙対策委員長 「自民党は派閥を巡る政治資金の問題により、国民に対し大変な政治の不信感を招く事態となっています。皆様方に本当に申し訳ない思いでいっぱいです。」 また、大分県関係の国会議員もそれぞれ挨拶に立ち、支援者に対して心配をおかけしているなどとお詫びしました。 一方で、国民の信頼を得られるよう政治改革に取り組んでいく姿勢などを示すとともに、今後の各種選挙に対する支援を呼び掛けていました。
「私は未来を見通せる。その私がいなくなれば大変なことになる。未来は変わっちゃう」──あの街頭演説の陰で「裏金」をネコババしていたのか。ダーティーイメージがつきまとう甘利前幹事長に、また新たな疑惑だ。 時は2021年の衆院選のさなか。使途公開の義務がない党の政策活動費(政活費)1億円を、落選の危機にあった自身の選挙に“流用”していた可能性がある。日刊ゲンダイの調べで、その痕跡が浮かび上がってきた。 ◇ ◇ ◇ 「政治とカネ」をテーマに14日に開かれた衆院予算委員会の集中審議で、野党は事実上の「裏金」である自民の政活費を追及。立憲民主の井坂信彦議員がターゲットに据えたのは、岸田政権下で幹事長を務めた甘利氏だ。在任期間は21年10月1日から11月4日までの35日間。このわずかな期間に甘利氏は8回に分け、計3億8000万円の政活費を受け取っていた。在任時には衆院選があり、支出は衆院解散の前後に
旧統一教会の友好団体から選挙支援を受けていたと報じられ、「記憶にない」などと曖昧な答弁を繰り返してきた盛山文科相。友好団体の幹部が、FNNの取材に応じた。 【画像】「盛山大臣がサインするのを目の前で見た」証言…推薦確認書はこちら “統一教会”友好団体の幹部: 応援した盛山先生が文科大臣になられて、日本の教育をよりよくしていただけたらうれしいなと。 一方で、盛山大臣が教団の解散命令を担当することに対して、“統一教会”の友好団体の幹部は、「とんでもないことをしてくれるなと思いました」と話した。 旧統一教会めぐり新証言「記憶にない、はおかしい」旧統一教会による「推薦確認書」へのサインは、したのか、していないのか。教団との関係をめぐり、答弁が迷走している盛山文科相。 2021年の衆院選を前に、盛山大臣が教団の友好団体から推薦状を受け取ったとされる写真で、盛山大臣の隣に写る友好団体の幹部がFNNの取
盛山文部科学大臣との関係をめぐり、旧統一教会の友好団体が選挙で支援したと証言した。団体の幹部らがFNNの取材に応じ「電話で投票の呼びかけを行った」などと話した。 これは2021年の衆院選前、盛山大臣が、 旧統一教会の友好団体が主催する会に出席したとされる写真。 この団体の幹部がFNNの取材に応じ、盛山大臣がこの場で、事実上の政策協定にあたる「推薦確認書」にサインし、「推薦状」を受け取ったと証言した。 旧統一教会の友好団体幹部: 盛山先生をお席に案内して、そこで推薦確認書が(置いて)ありまして。「じっくり見ていただいて、良ければサインしてください」と。 旧統一教会の友好団体幹部: もし書かれたら、推薦状をお渡ししようとして準備しておりましたので、それを授与するということをいたしました さらに、この団体の複数の信者は、衆院選で盛山大臣を支援するため、大臣の後援会の名前を使い、20人ほどが電話で
岸田文雄政権に、国民世論が厳しい審判を突き付けた。全国有数の「保守王国」である群馬県の県都・前橋市で4日、自民党と公明党が推薦して4期目を目指した現職市長が、野党側が支援した新人女性候補に惨敗したのだ。現職市長は、同県出身の小渕恵三元首相の元秘書だった。同日投開票の京都市長選でも、与野党相乗りの新人候補が、共産党の支援する新人候補に肉薄された。自民党派閥のパーティー収入不記載事件を受けて「国民の政治不信」が高まるなか、岸田首相は「派閥解消」で局面打開を図ったが、評判は良くない。最新の世論調査では、岸田内閣の支持率は過去最低水準に落ち込み、「政治とカネ」への対応も支持されていない。八方塞がりにも見える岸田自民党に、浮揚の手立てはあるのか。 【比較してみる】報道各社の内閣支持率 ◇ 「私自身の力不足が一番の原因。私自身の不明をおわびしたい」 前橋市の山本龍市長(64)は4日夜、立憲民主党など野
京都市長選挙が終わった。 自民党・公明党の国政与党だけでなく立憲民主党・国民民主党といった野党からの推薦を受けた松井孝治氏が当選し、共産党などの支援を得た福山和人氏などが落選したとのことである。 SNSを見ていると、主にリベラル・左派と見られる人たちからの立憲民主党への批判の声が非常に大きい。そりゃ共産党と立憲民主党が共闘していれば勝てたかもしれない選挙、そう言いたくなる気持ちもわかる。 だが、少しでも京都の政界について関心があればそれは極めて困難(多分関係者が鬼籍に入るまで不可能)なことがわかる。中高年以上の京都人には半ば常識だが、全国的には有名でないだろうから、選挙も終わったことだし残しておこうと思う。 過去の京都市長選(新人同士)と今回2008年 門川大作 158,472票(自民・公明・民主・社民推薦) 中村和雄 157,521票(共産推薦) ※その他保守系無所属の村山祥栄が8.5万
4日投開票の前橋市長選は、自民、公明両党推薦の現職が約1万4千票差で野党系新人に完敗した。現職陣営は、自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る政治不信が背景にあったと指摘。4月末予定の衆院補欠選挙や次期衆院選が控える中、保守地盤が強く「自民王国」と呼ばれる群馬県の県庁所在地で起きた事態に、衝撃が走った。 【写真】前橋市長に野党系小川氏 女性初、自公推薦現職破る 「皆さんにおわびする。全て私の非力さゆえだ」。4日夜、現職山本龍氏(64)は市内の選挙事務所に集まった約250人の支援者らを前に深々と頭を下げた。 自民関係者は結果を踏まえ「今後の国政選挙への影響は必至だ。アリの一穴にならないよう気を引き締めたい」と語る。 山本氏は3期12年の実績を訴えて組織戦を展開し、新人小川晶氏(41)をかわす戦略で臨んだものの、苦戦を強いられた。選対関係者は裏金事件による逆風を認め「思うように支持が広がらな
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