【ニューデリー=新居益】インド政府は今月上旬、1台2276ルピー(約3500円)のタブレット型端末「アカシュ(ヒンズー語で「空」の意)」の販売を近く開始すると発表した。 同国政府は、「世界で最も安い」タブレット型端末だとしている。 英国系のIT企業がインドの大学と協力して開発したもので、カメラを内蔵せず、処理速度の遅いプロセッサーを搭載するなどして低価格を実現した。製造もインドで行い、当面は市中店舗での販売は行わず、インド政府が一括購入し、大学など学校を通じ、生徒に販売する方法をとるという。 当面、10万台を販売する計画だが、需要が増大すれば値下げも検討しており、シバル人的資源開発相は、「数年後には10ドル(約770円)で提供するのが目標」と述べた。1台当たり最大50%の補助金を出し、生徒の負担を軽減することも検討している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く