会見で頭を下げる(左から)松浦和夫警防参事、石井千明情報通信課長、阿部寛三総合指令室長=東京都千代田区の東京消防庁で2011年1月7日、久保玲撮影 東京消防庁は7日、災害救急情報センターのシステムが故障し、都内の119番が4時間半にわたってつながりにくくなった問題で、「職員がLANケーブルの接続方法を誤る人為的ミスがトラブルの原因」と発表した。同じ原因で予備システムも作動しなかった。松浦和夫警防参事は「都民に大変ご迷惑をおかけし、不安を与えたことを深くおわびします」と謝罪した。 東京消防庁によると、故障したのは119番の受信後に出動可能部隊を自動的に探すコンピューターシステム。しかし、システム内の分岐装置(ルーター)を調べたところ、LANケーブルの両端が誤って同じルーターに接続されていたことが判明した。誤接続後、循環して増幅したデータが大量になり、処理しきれなくなったとみられる。 さらにバ
2011年4月開始予定のNGNによるIPv6インターネット接続サービスを阻害しかねない大きな問題が浮上してきた。IPv6接続方式には「トンネル方式」と「ネイティブ方式」の2方式がある(関連記事1、関連記事2、関連記事3)。そのうちの「ネイティブ方式」のユーザーに対し、数百円程度の月額料金を新たに課金する方向で検討が進んでいることが、関係者への取材で明らかになった。 ネイティブ方式は、NGNが直接IPv6パケットを転送する方式。NGNから外部のインターネットに出る場合、3社のネイティブ接続事業者を経由する仕組みとなっている。ネイティブ接続事業者は、BBIX、日本インターネットエクスチェンジ(JPIX)、インターネットマルチフィードの3社が選定されている。 ネイティブ方式を選択したインターネット接続事業者(ISP)のユーザー同士がNGN上で通信する場合、NGNの網内に閉じた形でIPv6パケット
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