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ブックマーク / bat99.hatenablog.com (20)

  • それ、邪魔だから - bat99のブログ

    以前、私が歴史修正主義について関心を持つきっかけの一つを書いたことがある。 原爆正当化論 - bat99の日記 アメリカ歴史認識に異議を唱えたいと思っていたら、日歴史認識も相当酷かったということが分かってしまったのだ。自分の頭の蠅も追えないのに偉そうなことは言えないなという羞恥もあった。 ところが、世の中にはそういった心情をやすやすと飛び越える人がいるみたいだ。 gingin1234 慰安婦, 歴史修正主義 歴史修正主義を批判する人間は、日人限定で批判して、韓国中国歴史修正主義を全然批判しないよな。だから胡散臭い。特定の国の人間だけ叩く者の胡散臭さを、日左翼は在特会を見て学んでいるはずだが。 2012/06/18 はてなブックマーク - 主客転倒 - bat99の日記 まあ、中国韓国に限定してしまっていることで音はあからさまなんだが。 ただ日国内で中国韓国の捏造とされてい

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    D_Amon
    D_Amon 2012/06/19
  • 主客転倒 - bat99のブログ

    novlunoさんによる「慰安婦」基的な事実解説 - Togetter パリセイズパークの嘘つき慰安婦 - Togetter 30万人説を否定すると「人格攻撃」されると恐怖する人 - 誰かの妄想・はてなブログ版 「novlunoさんによる「慰安婦」基的な事実解説」への反応 - 法華狼の日記 以前から存在していたのだが、最近になってさらに歴史修正主義者の「おい、オレを説得してみろ」論法がひどくなっている。 自分が納得しなければ、南京事件も従軍慰安婦もその存在が証明されていないと言わんばかりの態度は随分と傲慢だと思うのだが、「戦略が悪い」と指南してくれる人はいないのだろうか。 大体、国際的にみれば自分たちが反証しなければならない立場だという自覚がない。正直単なる自慰行為と言えなくもないのだが、他国に行ってその自慰行為を見せつけたがる国会議員がいるから厄介なのだ。愚行権を行使するのは個人の自

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    D_Amon
    D_Amon 2012/06/18
  • 南京1945年-日僑集中営- - bat99のブログ

    昨日紹介した「南京1945年」だが、Amazonで検索しても見つからないので、もう少し詳しく引用してみる。 副題の日僑集中営とは「日僑」は華僑と同じような使われ方で在留日人というほどの意味で、不安や危険をなくすために一か所に集まって集団生活を行った記録である。 在華日人が一番恐れていたことは、戦争に負けたら敵兵が侵入してきて自分たちが掠奪や暴行をうけるに違いないという恐怖や不安であった。少なくとも従来の戦争というものはそういうものりであったし、日の軍隊も現に中国各地でそうしてきたのである。 しかし、私たちは敗戦後すぐに全中国にラジオを通じて放送された、 「われわれに加えられた残虐と凌辱は筆舌につくし難いものがあったけれど、敵は日の軍閥であり敵国の無辜の人民に汚辱を加えてはならない。」 という、在華日人に報復的な行為をしてはならないと諭した蒋介石総統のあの有名な「以徳報怨」の演説に

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    D_Amon
    D_Amon 2012/02/23
  • タイミングが良いのか悪いのか - bat99のブログ

    実は先週の土曜日に神保町に行った時に古書店で「南京1945年 日僑集中営」山中徳雄著というを見つけていた。*1敗戦時、南京に在住していた方の手記で河村市長のことを思い出して購入した。 敵地に囲まれてとり残された居留民の心の動揺はかくしきれず、錯雑する不安感や、やがて日軍の武装解除の日が迫ると、市中には邦人虐殺の風説さえながれた。 しかし、蒋介石総統が「仇を仇でかえすな」と言ったあの「以徳報怨」の布告と、それを守った中国人の温情が日人の生命を救ったのであるが、ときには街を歩いている日人が突然なぐられたり、石を投げつけられたりすることもあった。 はじめに P6 著者の山中氏は昭和18年に「大陸新報」という新聞社の南京支店勤務のために赴任したということで南京事件から6年が過ぎていたためか文中では言及がなかった。しかし、あとがきにあたる「おわりに」では以下のように述べている。 南京といえ

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    D_Amon 2012/02/22
  • 「英霊」と「怨霊」と - bat99のブログ

    前回の続きだか、以前から気になっているというか、違和感を感じているのが「英霊」の代弁者をもって自らを任じているかのような人の言動だ。 倉聰氏や石原都知事のように「英霊」に仮託して今の日人に怒りをぶつけているような人は、自分の感情と「英霊」の感情が重なり合うと気で考えているのだろうか。 アジア太平洋戦争の戦死者で靖国神社に祭られている「英霊」はその大部分が敗戦前に亡くなっている。という事は、もし「英霊」が現在の日を見たとき、真っ先に怒りを覚えるのは「負けたこと」ではないのか。 彼らの戦死は結局は勝利に結びつかなかった上に、敗戦の責任を取るべき上層部の免罪*1に使われてしまっている。 正直、こういった点を無視して、 経済と科学文明の中で己を見失って狂奔している今の日人の姿を見たら、一体、彼らは何を想うのか。怒りと悲しみと絶望の中で、ただ唖然と立ち尽くすのではあるまいか。 http:/

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    D_Amon 2010/08/17
  • 雑感 - bat99のブログ

    私は結構以前からネット上の南京事件関係の記事を読んできたので*1、ネット上の否定論が勢いを失っていく様をリアルタイムで見てきた。それは否定論の矛盾や論理破綻をたんねんに指摘してきた人たちがあってのことで、モアスピーチとしては誇ってもいいレベルだと思う。だが、否定論がネットでもリアルでも劣勢になると何故か否定論者の「言論の自由」を重んじろと言う人たちが現れてくる。 以前、否定論が隆盛を極めていた頃は反論するだけで罵倒から人格否定が集中して発言を潰そうとするのは目の当たりにしてきた。当時は対否定論者の「言論の自由」を守れという人は私の観測範囲ではほとんどと言っていいほど現れなかった。 否定論者の「言論の自由」を守れという意見が人の主観がどうであれ、歴史修正主義に加担するとしか見えないのは否定論の側に立つという宣言としか思えないからだ。対立する二つの意見*2の一方が不利な時は沈黙かもしくは存在

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  • 購入 - bat99のブログ

    戦犯裁判の研究 戦犯裁判政策の形成から東京裁判・BC級裁判まで 作者: 林博史出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2009/12/25メディア: 単行 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見る 林博史教授の新著を購入。有隣堂では在庫なしになっていたので、神保町の三省堂書店で買った。まだ序章にしか目を通していないが、「私は貝になりたい」についてかなり強い批判が加えられている。 日の戦犯裁判へのイメージ形成に与えた影響は確かに大きいし、しかも内容は事実とは異なっている*1こともあるので、林教授が書かれたように「現実から目を背けさせる役割をはたした映画」だったであろう。また2008年に再映画化された際にも同じウソが繰り返されていることも指摘されている。 フィクションを愛好する者としてはあまり認めたくはないのだが、「フィクションと現実の区別がついていない」というのは戦犯裁判に対

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  • 「我は被害者」 - bat99のブログ

    http://d.hatena.ne.jp/Francesco3/20091205/1259974620 ここで反発している人たちは自分たちが被害者であると(無意識かもしれないが)認識しているように感じる。 アダルトメディアの規制問題にしても同様な認識を感じることがあるが、誤読というよりも視野狭窄で相手を理解しようとしないというか、(勝手に)悪意を見出して被害者意識で凝り固まってしまっているようだ。 大になった「男はケモノ」の議論にしても最初は「男を性的に刺激すると危険だから自衛しろ」*1という曽野綾子氏の意見が元で、それが事実なら男の方を檻に入れろということだろう。 元々の曽野綾子氏の認識がおかしいのだから、結論が極論になるの当然だろう。なのに、結論部分だけに噛み付いて自分たちが不当に貶められていると捉えているように見える。 大体、「男を性的に刺激すると危険」というのは他の人も言ってい

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  • 中華人民共和国政府は反人権的だ。だから、南京事件が焦点化される。 - bat99のブログ

    アジア太平洋戦争での日が犯した戦争犯罪で、もっとも有名なのが南京事件(南京大虐殺)だろう。私自身は戦争犯罪よりはそれに対する戦犯裁判に関心があることと、ネット上でもかなりの資料や考察の蓄積があることから積極的には関わってこなかった。さらに殊更南京事件には興味がないと言いつつ言及する人たちの動機に不審があるのも関わろうと思えない理由の一つだ。 実際、前に書いたように実質的には中国政府に対する反感や蔑視感情を南京事件への疑問と称して表明しているとしか思えないコメントも良く見かける。 id:CloseToTheWallさんが端的に表現されているように 彼らは疑っている、というよりは中国の言うことだからウソ、誇張が混じっているのは当然だろうという、彼らのうちでは至極「常識的」な判断をほとんど脊髄反射のように行っているに過ぎないのではないかと思うからだ。 「でも、30万はウソなんでしょ?」とか「3

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  • 南京論争について - bat99のブログ

    私が南京事件に関心を持ったきっかけというのが実はYAHOO掲示板での南京事件論争だった。ほとんど知識の無い状態でROMっていたが、JOHN_VOIDさんという方が否定論者の意見を一つ一つ史料に拠って潰していき、反論できなくなった否定論者が人格攻撃やヘイトスピーチに走っているのを見れば否定論というもののいかがわしさは明白だった。 で、そういった議論*1を読んでいて感じたのは否定論者は史料や先行研究を重んずるという事がなく、自らの欲求をダダ漏れにしているということだ。 そういった否定論者の動機についてはApemanさんがはてな別館を開設した時にこんなコメントをした。 蝙蝠 2006/08/05 10:38 別館開設おめでとうございます。 以前Apemanさんに問いかけられた問題(「あった派」の主張をシンプルに表現する)について考えていたのですが、思いつきませんでした。 色々と考えていたのです

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  • 25年前の争点に戻すべきではないか - bat99のブログ

    沖縄集団自決に関する教科書検定の問題ではid:buyobuyoさんのそもそも集団自決問題は軍による島民虐殺をごまかすためにお上が持ち出したものだろうにとid:s_kotakeさんの「集団自決があったことそのものが疑われるのではないか?という疑問」という二つのエントリで以前の争点が自決ではなく殺害であることが示されているし、また、この二つのエントリを受けて書かれた「文部省教科書調査官の証言」でApemanさんが教科書調査官の証言を紹介しておられる。 逆に教科書執筆側からの証言を読むと、1982年当時どうあっても日軍による沖縄県民虐殺そのものを教科書に記載したくない文部省(当時)の姿勢が伺われる。 以下の文章は江口圭一著 十五年戦争研究史論、P344〜P349からの引用です。 文部省に提出した原稿(白表紙無記名で製された)で、私は沖縄戦に関する文の注記としてつぎのように書いた 六月ま

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  • 記憶させられた日付 - bat99のブログ

    15日*1に書いたエントリにD_Amonさんからコメントを頂いたが、私も正式な戦争終結は9月2日だと考えている。 また、バルミーロさんのおっしゃるとおり戦争終結に限って考えてもいくつかの日付が思い浮かぶ。ポツダム宣言受諾(8月14日)、サンフランシスコ条約締結(1952年4月28日)、日中戦争を起点として考えれば支那派遣軍総司令官が降伏文書に調印した9月9日という日付もある。 そういったいくつもの日付のうち8月15日だけが特別視されているのは、敗戦によっても日の上層部はほとんど入れ替わらなかったためではないかと私は考えている。戦前と連続性を持った為政者たち*2にとって降伏文書調印の日は屈辱の記憶であっただろう。 それらの日付の中で、8月15日だけが、天皇が聖断を下し国民を救った日として記憶させることが可能な唯一の日付だったということなのではないか。 *1:実際書いたのは16日だが *2:

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    D_Amon
    D_Amon 2007/08/19
    「それらの日付の中で、8月15日だけが、天皇が聖断を下し国民を救った日として記憶させることが可能な唯一の日付だったということなのではないか。」
  • やっぱり出てきてしまいましたか - bat99のブログ

    さんのところで知った朝鮮日報の記事 上智大の渡部昇一名誉教授は、「米国はこの問題を“人権問題”と主張し続けるが、だったら(第2次世界大戦中に)東京などに対して行った無差別爆撃は何だというのか。原爆投下は何だというのか。あれこそ一般市民を計画的に殺害する大量虐殺にほかならない。これに対して戦場での“売春行為”は単なる商行為に過ぎない」という主張を展開した。 慰安婦:日の極右学者ら「金を稼ぐための売春行為」 前回の広告の時には名前の出なかった渡部教授、出てきてしまいましたか。 アメリカ戦争犯罪を取り上げれば、アジア諸国で行った日戦争犯罪が相殺されるという理屈を気(なんだろうな)で言うことで自分の人権感覚がどんなものかがあからさまになってしまっているが分っていないのでしょうな。 さらに言えば、無差別空襲はアメリカより先に日が南京、重慶で行っているので、そんな理屈では相殺できません

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  • 未来の「もしも」 - bat99のブログ

    今回の全面広告を出した人たちの行動は主観としては愛国の士を気取っているようだが、実際には日政府にとって有害にしかなっていない。 こういった「主観愛国、客観亡国」な行動をする人間は70年ほど前の日には数多くいた。*1今回の議員、特に若手とされる人間は戦前の若手将校と同じ印象がある。 能力はそれなりに高いのだが、視野狭窄で他者に対する共感がはなはだしく薄い。自分は正しいのだから、異議を唱える者、行動を阻害するものは実力で排除してかまわない。自身が行動したとき、成功した時のビジョンしかもっていないから「もしも」を考えない。 で、事が終わって誰の目にも失敗が明らかになると、「歴史に『もしも』は禁句だ」と言って責任逃れをしたりする。過去について「もしも」を考えることは繰言にしかならないかも知れないが*2、未来における「もしも」を考えるのは政治家、軍人の重要な役割のはずだ。 *1:別に日特有とい

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  • 自らの不明を恥じる - bat99のブログ

    法華狼さんのところでこんなコメントをしたのだが、 『正直、否定論が海外に発信されて国際的な批判にさらされた方が結果としては良いのかもしれないと思うこともあります。南京事件否定論は欧米の宣教師や新聞記者も嘘吐きよばわりしているわけですので、反発が大きくなる可能性はかなり高いでしょう。 従軍慰安婦に関しても安倍首相が恥をかいたおかげで、政府としては慰安婦問題に否定的な態度をとるのが難しくなってしまったわけですし。 ただ、日人ということで否定論者と同程度と見なされたりするのは、まあ人並みの羞恥心を持っていたら耐えられないことであるということはありますが。』 (2007/06/14 21:28) そしたら、直後にこんなニュースが出てきた。 「慰安婦強制の文書ない」 日の国会議員ら米紙に広告 すみません、私の考えが甘かったです。安倍首相が恥をかいた程度では懲りていないようです。 日人はこんなの

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    D_Amon
    D_Amon 2007/06/15
    歴史認識においての対応で想像の斜め上を行く売国保守。
  • 日本社会は「文明の裁き」を行えるか - bat99のブログ

    私が戦犯裁判について興味を持ったきっかけが法廷の星条旗を読んだためなのだが、このでの以下の文章 横浜裁判は、「勝者の裁き」であって「文明の裁き」ではなかったといういいかたがされることがある。たしかに、先にみたように、軍事委員会(裁判所)は、合衆国憲法や英米法の証拠法則は占領地における軍事委員会の裁判には適用されないと判断した。その点では、この裁判は「文明」を拒否した規程によっておこなわれた。わが国の国民からするとBC級戦犯裁判に対する不公平感が湧き出る理由がある。 しかし私たちは、同時にこの裁判のアメリカ人弁護人が、きわめて鋭く、日人弁護士以上に、横浜法廷の論理の「非文明」性を指摘し、執拗といえるほどねばり強く再三にわたって警鐘を乱打していたこともみなければならない。この裁判がもっていた両面をみるべきである。 私たちが、横浜裁判が「文明の裁き」ではなく「勝者の裁き」であったというだけに

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    D_Amon
    D_Amon 2007/05/30
    復讐感情による吊るせ、吊るせ、の声に対して。
  • 藪蛇 - bat99のブログ

    id:hagakurekakugoさんのところで紹介されている朝日新聞の記事だけれども、Apemanさんが解説されているように、以前から存在が知られていたものが、最近の慰安婦問題でニュースバリューが出来てしまったということだろう。 実際、朝日の記事に出ている林博史教授は1998年出版ので以下のような事例を紹介している。 ところで戦争犯罪の捜査員のなかには日軍の慰安婦制度を戦争犯罪と考えていた者がいないわけではなかった。イギリスではないが英連邦の一員であるオーストラリアの戦争犯罪捜査員に加わり東京で活動していたニュージーランド人ジェイムズ・ゴッドウィン大尉はその一人だった。 中略 彼はGHQの上層部から捜査を止められたケースとして天皇や七三一部隊のケースと並んで慰安婦問題があったという。「約二五万人の女性が、公式に設置された数え切れないほどの慰安所(売春宿)で、好色な日帝国陸軍の欲求に

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  • 空襲軍律に対する違和感 - bat99のブログ

    空襲軍律その一で、「日軍の捕虜政策」のドゥーリトル空襲隊の隊員に対して処罰する規則を作るのに軍律を選択し、遡及して罰することが出来るという記載に納得がいかないと書いた。 その疑問を調べるために記載の元となった「軍律法廷」を読んだのだが、違和感は拭えなかった。 軍律と法律は別のもので法律を制定する上では守るべき原則でも、軍律を制定する上では必ずしも拘束されないと言うのが事後にドゥーリトル隊隊員を裁いた軍律制定の理論であると私は理解したのだが*1、その部分に違和感を感じたのだ。 陸軍省と参謀部が陸軍省法務局の作成した空襲軍律のモデル案を元に各軍に空襲軍律の制定を指示したとき、*2モデル案には付則があった。その付則は「軍律は施行前の行為に対しても之を適用する」とあり、遡及適用を明言していた。(軍律法廷P59) 歴史学も刑法*3も専門的に学んだことのない素人の意見だが、人を死刑*4にできる手

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    D_Amon
    D_Amon 2006/11/27
    「東京裁判が問題の多い裁判というのは日本ではかなり一般的な認識になっていると思うが、旧日本軍も東京裁判以前に復讐目的で法理を曲げていたケースがあることは、自覚しておいた方がよいのではないか」
  • 捕虜の取り扱い-bat99の日記

    いささか出遅れの感はあるが、東京地裁の判決について。 自称左派*1の私にとっては当然の判決だが、正直上級審で覆る可能性が高いと思ってしまう。私と同じような意見の人でもそう考えている人は多いみたいだが。 最近行政や政治家に対しての訴訟は地方裁判所で原則論に忠実な判決を出して言い訳を作り、高等裁判所辺りで権力側に有利な方向に判決を持っていくパターンが多いような気がする。右傾化云々とは別にあまり良い傾向ではない。 この点については高裁の判決を待つしかないので、それ以外に少し気になった部分を何点か。 公務員である以上職務命令には従うべき この裁判そのものが職務命令に従う義務の有無について争われ、東京都教育委員会の通達・職務命令は違憲・違法と判断されたわけだ。逆に公務員は憲法99条において憲法遵守義務を負っているわけだから、違憲判決の出た命令に従うこと自体、公務員としての義務を果たしていないという理

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  • bat99の日記 石毛事件

    最近Apemanさんの所で話題になっている「ごぼうを捕虜にべさせて有罪になったB級戦犯」は都市伝説? - Apeman’s diaryについてだけど、このエントリのコメント欄で言及されている捕虜に灸を据えて有罪となったB級戦犯について書かれたを見つけた。 法廷の星条旗―BC級戦犯横浜裁判の記録 作者: 横浜弁護士会BC級戦犯横浜裁判調査研究特別委員会出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2004/07メディア: 単行 クリック: 12回この商品を含むブログ (4件) を見る この事件は神奈川県の日鋼管川崎工場(現在のNKK京浜製鉄所渡田工場)内に設置された東京俘虜収容所第五分所*1を舞台とする捕虜虐待事件である。 分所長であった石毛通冶と警備員であった軍属・斉藤正吉(仮名)同・矢田泰夫(仮名)が戦犯として裁かれた。 分所長であった石毛の罪状として挙げられたのは十分な医療や適切な

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