ヒキガエル科(Bufonidae)はカエルの科の1つ。 ヒキ、ガマガエル、ガマ、イボガエル、蟇蛙、蟇、蟆などの異称をもち、漢名を蟾蜍(せんじょ)という。 分布[編集] 北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、日本、インドネシア 日本のヒキガエル[編集] 日本には外来種1種を含む1属4種1亜種が分布する。 アジアヒキガエル(沖縄県宮古島に固有亜種ミヤコヒキガエルがある) ニホンヒキガエル(本土でもっとも普通。亜種として関西にニホンヒキガエル、関東にアズマヒキガエルがいる) ナガレヒキガエル(渓流産) オオヒキガエル(亜熱帯域原産の外来種) 形態[編集] 四肢が比較的短く、肥大した体をのそのそと運ぶ。水掻きもあまり発達していない。 後頭部にある大きな耳腺から強力な毒液を出し、また、皮膚、特に背面にある多くのイボからも、牛乳のような白い有毒の粘液を分泌する。この毒によって外