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ブックマーク / www.ee.fit.ac.jp/~kudou (1)

  • 第2章 三角関数

    2.2 角と位相 1つの点を中心に回転しているものがあるとき,その回転量(回転角)の表し方を考えてみよう。 1つの点のまわりを放射状に360等分し,その1つを1°として,これを単位として回転角を表す方法を度数法という。角の単位は度(°)である。 これに対して,左図のように半径rの円において点Pが点Aを始点として回転しているとき,Pの移動した距離APを半径rで割った値AP/rを用いて回転した角度を表す方法がある。この方法を弧度法という。すなわち,θ =∠AOP = AP/rと定義する。この表し方は円の大きさが変わっても,図に示すように円の相似性により不変である。すなわち,図においてAP/r = A'P'/r'より,∠AOP = A'P'/r'と定義してもよい。従って,r = 1とすれば数値的には単純に∠AOP = APである。ただし意味的にはAP/1と考えている。 弧度法で角の大きさを表した

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