Imagemagickの使い方日本語マニュアル 日本語のマニュアルが少ない画像加工ツールImageMagickの使い方を、初心者の方にも解りやすいよう詳しく丁寧に解説しています。
次に、ImageMagickを使って画像のフォーマットやカラー情報を変換する方法を記載します。 1. フォーマット変換 convertやcompositeを使用して画像を変換・合成する際、以下のように<変換前の画像>のファイル形式と、<変換後の画像>のファイル形式を異なる形式にすることにより、ImageMagickが画像の拡張子を自動判別しファイル形式を変換してくれます。 単純にファイル形式の変換のみの場合、(オプション)の入力は必要ありません。 ImageMagickでは100種類以上のファイル形式に対応していることもあり、<変換前>と<変換後>のファイル形式の相性や、透過の有無、画像のプロファイル情報等の影響で、うまく変換ができない場合もあります。 筆者も背景の透過したPNGをJPEGへ変換する際に背景が黒くなってしまい、うまくいかないことがありました。 そこで、予め画像と同じサイズの
convert <変換前の画像名> -background (color) [ -gravity (position) ] -extent (width) x (height) <変換後の画像名> 例)convert before.jpg -background none -gravity center -extent 160×130 after.png ▼実行結果 画像自体をリサイズすることなく、画像全体のサイズを変更するには-extentを使用します。 上記例では、150x100pixelの元画像の四方に余白を足し、160x130pixelの画像に変形しています。 -backgroundで、余白部分のカラーを指定することができます。noneを指定することで透明となり、pngなどの透過を保持できる画像形式で書き出すことで、上記のような画像となります。 -grav
オプションの中には、共通して使われることが多いオプションがいくつかあります。 今後より深い内容に入っていく前に、そういったオプションを幾つか紹介いたします。 1. 位置を指定する 位置の基準を指定する際には、-gravityを使用します。 画像を重ね合わせたり、画像を切り抜いたりする際にどこを基準として実行するかを明示するためのオプションです。 上記例では-compositeを使用して、2枚の画像を1枚に合成しています。 合成する際に基準とする位置を-gravityを使って明示しています。 この例の場合は、-gravityの値としてsoutheast(南東)を指定しているため、右下に画像が合成されています。 -gravityに指定できる値は以下のような種類があります。 northwest (北西=左上) north (北=上) northeast (北東=右上) west (西=左) ea
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