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ブックマーク / hokusyu.hatenablog.com (28)

  • シルバー民主主義なるものは存在しない――Here is no such thing as Silver Democracy - 過ぎ去ろうとしない過去

    世の中には、存在しないものを存在すると言い張って社会を惑わす人たちが存在する。存在しない大量破壊兵器が存在すると主張した大統領は戦争を引き起こしたし、差別やハラスメントをこれからも続けていきたい人々は「キャンセルカルチャー」という存在しない文化が存在すると主張して、被害者の告発を無効化しようとしている。そして、日政治が目下の日の社会問題に対して機能していない理由を「シルバー民主主義」なる造語によって説明しようとしている勢力についても、存在しないものを存在すると言い張って社会を惑わす人たちに分類することができるだろう。 「シルバー民主主義」とは、少子高齢化の進展により有権者の多くが高齢者となり、その結果、高齢者にとって得になるような政治が行われ、若者や子供は置いてきぼりにされてしまう、という現象を表したものであるという。これによって世代間格差が広がり、若者は高齢者に搾取され続けることに

    シルバー民主主義なるものは存在しない――Here is no such thing as Silver Democracy - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2022/06/20
    問題の本質をズラしているよなこれ。
  • 言説の土壌 - 過ぎ去ろうとしない過去

    「安倍政権を倒したいならば、左派は経済を語れ」 これが、ネット上において国政野党に票を集めようとする運動のスローガンになって久しい。もちろん、野党が経済政策を充実させ、活発に支持を訴えることについては、大いにやればよいと思う。しかし2点ほど引っかかることはある。まず1つ目は、野党および左派はすでに経済について語っているということである。その状況についてこうしたスローガンをとなえるのは、左派は経済的に無策であるという右派・与党のプロパガンダへの加担ではないか。これは、すでに参議院選挙の1人区での一化など野党共闘が進んでいるにも関わらず「野党はバラバラ」だと批判する野党支持者にもいえる。 2つ目は、そもそも与党も経済を語ってはいないのではないか、ということである。与党は、財界や資産家や投資家を喜ばせるような政策について語っている。しかしそれは経済を語っていることにはならない。2012年の政権

    言説の土壌 - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2019/06/18
    でもなあ、差別とかの話は経済の低迷、格差の拡大による民度の低下に大いに関連してる気もするから経済が一番大事そうではある。なんだったら政権狙わず革命狙いが近道すらあり得る
  • 「反ヴィーガニズム」問題について - 過ぎ去ろうとしない過去

    5月に入ってから、twitter上ではヴィーガンを攻撃するようなツイートが、目立って増えてきている。なぜ突然そのような現象が起きたのか。一説では、まとめサイト(アフィリエイトサイト)における仕掛けがあるという。 話に聞いたところ、反ヴィーガニズム、どうやら匿名掲示板、アフィブログ、Twitterが連動して盛り上げてるみたいですね。 特に匿名掲示板では3月中旬から同じIDで立てまくってるやつがいる、と。 アンチフェミなどと同様で、恣意的な流れを作って誘導してる輩がいるようで。 — 孔悠鬼 (@kongyouguai) May 20, 2019 真偽のほどはさだかではないが、たとえきっかけがまとめサイトのアクセス数稼ぎにあったとしても、けして彼らを「アフィブログに釣られた情弱」とバカにしてはいけない。むしろ日twitterにはヴィーガンに対して進んで攻撃的な態度をとるようなユーザーが潜在的に

    「反ヴィーガニズム」問題について - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2019/05/28
    そもそもの主張がロジカルには脆弱だから稚拙な反論も成立しちゃうってだけ。単に前提の噛み合わない議論だし、前提が価値観の域に近い倫理の主張でしかないからなあ
  • 国家/内戦/シン・ゴジラ - 過ぎ去ろうとしない過去

    地の上にはこれと並ぶものなく、これは恐れのない者に造られた ――ヨブ記41.33 近代国家を聖書に出てくる大怪獣リヴァイアサンに喩えたのはホッブズであった。ホッブズによれば、人間の自然状態は万人の万人に対する闘争であり、そこに安息は無い。従って人間たちは自らの権利を国家へと委譲する契約を結び、国家の保護を得る。保護と服従の関係が、国家と国民の関係を規定する。国家はその領域において唯一の主権的共同体である。 カール・シュミットは、『政治的なものの概念』において、国際社会を複数のリヴァイアサンが競合する多元的な空間として考えている。国際間においては、国家の国民に対する保護は、他の国家からの保護でもある。むしろ国民は他の国民に対抗するために国家をつくる。国民の結集は、「政治的なもの」によって行われる。つまり、友と敵の存在論的な区別によって行われる。国家の主権者は、政治の概念に即して、国家の敵を正

    国家/内戦/シン・ゴジラ - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2016/09/12
    多分深読み過ぎなんだけど、そういう解釈ができる程度には何かが一貫していた、という点についてはなるほどと思った。
  • 過ぎ去ろうとしない無償化除外問題――「月刊イオ9月号」に寄稿させていただきました - 過ぎ去ろうとしない過去

    2010年に始まった高校無償化政策は、中井拉致問題担当相(当時)によるやおらの難癖をきっかけに、朝鮮学校を除外するというとんでもない差別をともなってスタートしました。それに対して大きな無償化除外反対運動が行われたにもかかわらず、結局2010年度の高級部3年生は、無償化制度の恩恵を受けられないまま卒業するということになりました。 朝鮮学校に対する無償化除外は、最初こそ日の大手マスコミでも取り上げられ、議論をよびましたが、2010年4月に制度がスタートし、除外が既成事実化していくにつれて、日人社会においては関心が薄れていきました。そして3月11日の震災以降、朝鮮学校に対する無償化除外問題が、日のマスコミで報道されることは皆無といってよいでしょう。 無償化問題に限らず、沖縄の米軍基地問題など、いまだに解決がなされていない問題について提起しようとすると、今はそれどころではない復興だ原発だオー

    過ぎ去ろうとしない無償化除外問題――「月刊イオ9月号」に寄稿させていただきました - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2011/08/20
    猶予期間くらいはあってもよかったかな
  • とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去

    はじめに結論から書いておこう。「国家が暴力を独占する」の意味は、国家が自らの暴力の行使に対してのみ、正統性を付与するということである。国家というのは、征服によるものであれ、共和主義的な統合によるものであれ、その集団がある領域内を実効支配した時点で、定義上、その領域内には少なくとも国家に匹敵しうるような暴力を行使可能な集団は存在していないはずである。だが、国家はなお支配のために「暴力を独占」する。それは、自前の暴力組織にのみ正統性を与えることによってであって、そうやって正統性を与えられた暴力組織を「軍隊」や「警察」と呼ぶ。ウェーバーによればその正統性の源泉は、近代国家においては「合法性」である。その正統性(=合法性)に基づいてはじめて、政府は国家内の自律的な暴力集団を規制したり弾圧することができるのである。 軍隊や警察は、人を殺しうる力を持っている。たとえ侵略軍から「国家を防衛」するためであ

    とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2010/11/21
    大して違ったことを言っているように思えないけど、僕にとってその大したことの無い違いが大したことなんだろうな。
  • 「発展」と「アフリカ」 - 過ぎ去ろうとしない過去

    アフリカが発展しない理由 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100207 アフリカ(これ自体、あまりにも大雑把なくくりだ)についてはあまりくわしくないのだが、このエントリがダメダメであるのは3秒で分かる。こんなエントリにスターが100個もついて、ブクマも800を越すという情況はあまりにもひどい。 一番問題なのが、「発展」ということばを用いながら、あまりにも無批判に、欧米的な「近代性」原理を自明のものとして扱っていることである。そもそも、「近代」とはさまざまな形象をもった、複雑な概念である。人権概念、集権的な国家システム、資主義的な生産様式、自然科学に基づく合理的な思考様式・・・、これらすべてが「近代」の語には含まれるが、それらは当然ながら一緒くたにできるものにあらず、ある社会におけるそれらの「受容」あるいは「押し付け」のあり方はそれぞれの形象ごとに異なる

    「発展」と「アフリカ」 - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2010/02/09
    言いたいことはわかるけどこれはこれで「ダメだったらダメで仕方ない」の容認にも見える。/それに西洋由来の価値観についていけないわが国の頑迷固陋を批判することも出来ない。
  • ブックマーク表示が復活しました - hokusyu’s blog

    削除依頼を受けたブクマの一部を改定することで、ブックマーク表示が無事復活となりました。 誤解の無いように言っておくと、今回はてな様には出来る限りのリベラルな対応を取っていただいたと思いました。この件について、はてな様への悪感情はまったく持っておりません。 ブコメやスターを見るに、今回の件でid:fuku33さんこと三宅秀道先生のさもしさがより認知されたようであるので、先日書いたように私としては満足して修正に応じたわけであります。 さて、これを受けてインフルエンザが完治した三宅秀道先生が、「クールダウン」されて自分に向けられた批判にたいしてきちんと対応されるのか、それともさらに「ヒートアップ」して削除依頼を乱発されるのか、気になるところであります。

    ブックマーク表示が復活しました - hokusyu’s blog
    NOV1975
    NOV1975 2009/02/09
    さもしさとか書くのはいい加減どうよと思うんだがなあ。
  • なにをもって尊重というのか - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/nitar/20081128#p1 南京大虐殺については あったという奴、なかったという奴、 それを併せ持つ形で設計されなければならない 僕はあったと思う、と何回も言ってるけどみんな聞いてくれない なかったという人の意見も尊重しなければならない という帰結が生じるという話をしている 2ちゃんにいけばふつうに(東スレでも!)修正主義者が跋扈している。Willや正論など、修正主義者の文章をお金を払って買ってくれる媒体もある。産経新聞など修正主義に寛容な全国紙もある。修正主義者の国会議員もいる。これ以上何を尊重しろというのか。修正主義者が発言することを尊重すべきと言うならば、それは十分すぎるくらいに尊重されている。修正主義者の発言の中身を尊重すべきというなら、それはご冗談をと言うしかない*1。 歴史修正主義者が登場するのは「絶対的真実」が無いからではな

    なにをもって尊重というのか - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/12/06
    うーん、いかなるシチュエーションでも人は思想で差別されるべき、と読めてしまったのが、そういうことではないよね?/認めないのはその主張なのか発言の主体なのか。後者だとした差別じゃね?
  • 健康帝国日本 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112601000936.html 内容もブコメも酷いですね。 そもそも「努力して健康を保った人にはインセンティブを」自体が健康保険の理念を崩しかねないものであることを理解しましょう。 当然、努力しているかどうかで病気になるかならないかは決まりません。いや、少しは関係あるじゃないかと言う人もいるかもしれません。でも、「少し」とはどのくらいでしょう?なにせ、男に逃げられるのまで女の自己責任という意見が出てくる世の中です。病人にちょっとでも不摂生があれば、それは「努力不足」とされかねない。では、遺伝病など生まれつき抱えている病気の場合は?なるほどそれは当人に責を求めることはできない。ではどこに行くか。もちろん親にです。出生前診断が「可能」である今、病気がある「障害」

    健康帝国日本 - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/11/28
    結論は良いけど予防はしないといかんよ。予防することが褒められる社会と予防しないことが罵倒されたり現実の不利益を被らない社会の両立を目指そうぜ!/人の何を信じるか。
  • 平等について - 過ぎ去ろうとしない過去

    がんばれば公立高校に入学できるので機会平等、なわけありませんよ。 がんばらなければ高校に進学できない人と、がんばらなくても進学できる人(私学に行ける)がいる時点で機会平等じゃないです。 「選択の自由」は欺瞞なんです。 ↓お勉強しましょう。 ■「選択の自由」が排除する人々 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080302/p1 ■どうして逃げないの? http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080408/p1 ■ベーシック・インカムという脅迫 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080506/p1 (追記) ちなみにぼくは機会平等だけじゃぜんぜんだめで、結果平等じゃなきゃいけないと思ってます。左翼なので。 機会が平等でも結果として収入に100倍くらい差がでるのは全然だめ。 (再追記) 「現実主義者」様が沸いている

    平等について - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/11/01
    結果まで平等になるなら人間の生きている意味なんてDNAが種の存続の為に交配を繰り返す以上の何事にもないよな。
  • 「デモ」と「ただ歩くこと」 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://www.sanctuarybooks.jp/sugoi/blog/index.php?e=202 イベントが「デモ」だったか「ただ歩くこと」だったかを区別することにあまり意味はありません。 「デモ」とはすなわち「ただ歩くこと」でありうるし、「ただ歩くこと」から「デモ」は発生しえます。まさにその未分化であるところが、「デモ」という政治運動において決定的に重要だと思います。 そもそも届出のデモは「デモ」ではないと言う人もいるけど、そも人が企画したデモの尻馬に乗るだけでデモを企画したことは無いぼくがそれを言うのはおこがましいわけですが、届出のデモも立派な「デモ」だと思います。でもそれはデモが「ただ歩くこと」では無くなったことを意味しないし、もちろん逆に無届だからといってそれはデモではなくても「デモ」でないとは限らない。 「デモ」とはつまり、そこに異議が存在するということを示すことだ

    「デモ」と「ただ歩くこと」 - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/10/28
    主張のない「ただ歩くこと」がデモなわけないだろ。ただ歩くことがデモなんだったら無許可デモでどうにかされちゃうのは当たり前。社会に意義を唱えるための手続きを無視してよいのならテロでもすれば。
  • 実は中山前国交相はたくさんいた件 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081016/lcl0810161139000-n1.htm http://b.hatena.ne.jp/entry/http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081016/lcl0810161139000-n1.htm 子どもにこんな光景を見せつけて"両方"悪いって言ってる奴はバカなの?死ぬの? 君たちが生きている日という国は権力の都合でこうした理不尽な行為が行われる国ですよとちゃんと教えておくことは良いことなんじゃないの? 何でその土地の権利者が努力しなきゃいけないの?努力ってその土地を収容したがっている側が全面的に負うんじゃないの?それこそ"民間"なら。 何を恐れているの?全体のためには自分の住んでる土地をホイホイ渡すような国民が育たないから?一億総中山化できないか

    実は中山前国交相はたくさんいた件 - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/10/16
    何が言いたいかいまいちわからないんだが、園児の頃から負け組根性を叩き込むと立派な左翼が育つということ?
  • 江戸時代に戻ってもいいじゃないか - 過ぎ去ろうとしない過去

    先月のシノドスシンポで酒井隆史さんが、(反グローバリズムなどの運動に対して)資主義をやめたら江戸時代に戻ってしまうって言う人がいるけど、別に江戸時代に戻ってもいいじゃないかって言ったほうがいいというようなことを言っていた。 まさにそのとおりだと思う。極論って言う人がいるけど、江戸時代に戻ってもいいじゃないかが極論ならば江戸時代に戻ってしまうは何なのだろうか。リアリズム?確かにそうかもしれない。でもそのリアルは、ネトウヨがよく言う民主党が政権を握ったら中国の植民地になってしまうというたぐいのリアルだろう。蓋然性の問題ではなくて心性の問題として。 ボーデンハイマーはこの点を、父親にたいする子どもの質問を例に挙げて説明している。「お父さん、空はなぜ青いの?」子どもは当は空そのものには興味がない。この問いの真の狙いは、父親の不能、つまり空が青いという動かせぬ事実を前にしたときの無力さ、その事実

    江戸時代に戻ってもいいじゃないか - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/10/14
    「江戸時代」という比喩から思い起こすことが人それぞれだということを利用した悪辣な問いかけをかわすテクニック、という話か。
  • 自然界の厳しい掟です/GSV/ホームレス - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://flurry.hp.infoseek.co.jp/200410.html#12_1 セレンゲティ国立公園。生まれたばかりのシマウマの子供を、ジャッカルたちが執拗に狙う。シマウマの母親の懸命な努力にも関わらず、ついに子供はジャッカルに捕らえられべられてしまう。 あるいは、河を渡ろうとするヌーたちの大混雑の様子。力の衰えたヌーが他の個体にのしかかられ、押しつぶされ、河底へと沈んでいく。 と、そこで入るナレーション。「――大自然の厳しい掟です」 …以前から不思議に思っていたのだけど、このナレーションって一体何だろう。思想教育の一環だったりするのかしら。他の国でこの手の映像が流されるときには、どんなナレーションが入っているんだろう。 (・・・) そんな僕とは別のところで、「大自然の厳しい掟です」という言葉を聴くと絶頂を感じてしまうひとというのが世の中には居るらしい。シートン動物記や

    自然界の厳しい掟です/GSV/ホームレス - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/09/11
    人口に膾炙した言い回しを正論で葬り去る試み?/「大自然の掟」に「法則(すなわちしくみ)」以上の意味を読みとるのってID論みたいな/言葉が思考を支配すると考えるなら罵倒語から狩ればどうかな。
  • 「○○思想(体制)が生み出した犠牲者は〜」論法 - 過ぎ去ろうとしない過去

    別に関係の無い話として読んでもらってかまわないのですが、「○○思想(体制)が生み出した犠牲者は××人である。だから○○はロクなもんじゃない」という論法への違和感について。 もちろん、虐殺という結果にいたった思想や体制はまったく擁護できないし、それは失敗であったと言わなければいけないと思います。しかしです。こうした議論の帰結は「だから○○思想を持ってるやつはロクなやつじゃない。反省せよ」になることが多くて、それにはとてつもなく違和感を覚えてしまうのです。え?それその思想を支持している人だけの問題なの?ということです。いやもちろん、その思想に対するつじつまを持ってない人はつける必要は無いわけですが、そうした思想が社会に浸透することを問題化するならば、誰もが責任が無い傍観者ではいられなくなるのです。つまり、ある思想のもとで多くの虐殺が起こっているならば、それは思想そのものに虐殺を引き起こしうる内

    「○○思想(体制)が生み出した犠牲者は〜」論法 - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/09/05
    思想が社会のものであっても思想家の果たす役割は大きいというか、社会情勢により危険な思想が事故的に受け入れられるのを仕方ないとすると思想弾圧がやむなしと言う立場に立つ人が増えそうだなあ。
  • 「要は勇気が無いんでしょ?」からはじまる自由の行使 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://anond.hatelabo.jp/20080816045217 http://d.hatena.ne.jp/asami81/20080821/masuda http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080822/1219377408 http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20080823/1219462148 コミュニケーションにはルールがあります。ですが、ルールから外れた行為もコミュニケーションなのです。ただ、ルールから外れたコミュニケーションは、そのルールが成立している社会においてしばしば行為者を不利にします。 ところで、ルールがあるということと、そのルールが「正しい」ということは別です。この増田は別に悪いことをしているわけじゃないじゃないですか。ただ、ルールに外れた行為をしただけです。行為としては、年収学歴で人を差別したり馬

    「要は勇気が無いんでしょ?」からはじまる自由の行使 - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/08/24
    行使されるのは自由なのかなあ…
  • 経営学者様をナチス呼ばわりした記憶も、トリアージをナチスにたとえた記憶もない - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080812/p2 なんか当人が勝手にdisり逃げしようとしているので、一応まとめに入ります。 とりあえずぼくがdisられている根拠は、 トリアージ(経営学)をナチスにたとえたこと→飛躍、場違い 福耳先生をナチス呼ばわりしたこと→安易に人をナチス呼ばわりすることの問題性 の2点ですよね。 結局論証は無いらしいので言っておきますが、両方とも間違っています。というか、そんなことはしていません*1。 あの、自分の文章を解釈することほど恥ずかしいことはないんですが、 これこそ経営学的には素晴らしい組織です。ユダヤ人がかわいそう?そんなこと言ってたら(最終的)解決しませんよ!偉大なるアーリア民族が貧窮してもいいんですか?というわけで、経営学の理想はナチス・ドイツだったのでした。 よく引用されるここですが、確かにこの部分だけだと、経営学とは

    経営学者様をナチス呼ばわりした記憶も、トリアージをナチスにたとえた記憶もない - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/08/12
    無意味にナチス呼ばわりしたわけじゃなくて、根拠をもってナチスと同じメンタリティーだって断じたってことかな?素直に読むとそう読める。安易じゃないからね、みたいな。
  • 1時間ほどでエントリにレスしたあげく盛大に誤読する人 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/Wallerstein/20080810/1218332242 あの、別にタイトルの人がWallersteinさんであるというわけではないのですけど、応答から入ります。まず「現国5」というのは品が無い悪口でして、その点については言い訳できないのですが、今回に関しては多分ぼくがHLTANさんに粘着してるというのは間違いであると思います。 そも最初のほうはぼくはなるべく関与しないようにしていて、まあスター1、2個くらいつけた気はしますけども、それくらいだったはずなのです。理由としては最初にHALTANさんにdisられたときに応答したのですが、なにかこう、すごく変なふうな返信が返ってきまして、ちょっとこの人に説明するには膨大な応答が必要になるけれどあんまりアレしてもそれこそ粘着みたいになるのでいやだなあと思ったのが響いてるのと、人がエントリ3つ費やした

    1時間ほどでエントリにレスしたあげく盛大に誤読する人 - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/08/11
    Googleの捉え方についてのマジレス会場
  • 学歴関係無いから - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/iammg/20080730/1217359666 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51088798.html ある奴隷志望者が、もっと「エリート」の足に鎖を巻くべきだと提言したところ、あるマッチョな奴隷に、俺ぐらい優秀な奴隷じゃないと鎖を巻いてもらえねえんだバカ野郎と罵られた事件です。 まあ、ブクマやトラバの分析を見る限り、一応みんな「学歴関係ねえだろ」ということには気づいてます。でも、そこからが問題です。「学歴あるなしに関わらず、社会に必要とされるようなコミュニケーション能力は必要だよ」ブーッ、外れです。正解は、「学歴に関わらず、コミュ力に関わらず、社会はあらゆる人間を必要とする義務がある」です。学歴に関わらず、能力に関わらず、あらゆる人間は自分の仕事を選ぶ権利があるのです。 http://

    学歴関係無いから - 過ぎ去ろうとしない過去
    NOV1975
    NOV1975 2008/08/01
    現実的には難しい「不可侵の権利」とどう折り合いをつけるのかの提案が欲しいな。