後遺症、5類移行後も警戒 4人に1人「ブレーンフォグ」―治療に平均195日・新型コロナ 2023年05月08日07時06分配信 【図解】新型コロナウイルスの後遺症に伴う症状別割合 新型コロナウイルスを巡っては、倦怠(けんたい)感や頭痛などの後遺症に悩まされる患者も多く、治療期間は長期化する傾向がある。感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行した後も、診療に当たる医師は「感染対策を続ける必要がある」と呼び掛けている。 感染力増、致死率は低下 コロナ変異株、次々出現―専門家「5類後も警戒を」 世界保健機関(WHO)は後遺症を「2カ月以上続き、他の疾患では説明できない症状」と定義している。ウイルスの残存や感染に伴う免疫反応などが影響しているとみられるが、原因は解明されておらず、治療法も確立していない。 岡山大病院は、2021年2月~23年4月に同病院の専門外来を受診した68