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ブックマーク / realsound.jp (39)

  • 『三体』劉 慈欣×大森 望 対談 「空間や時間がどれだけ拡大しても、わたしたちはちっぽけな存在」

    大森 望氏 大森:第三巻の『死神永生』についていくつかうかがいたいと思います。多くの日の読者は、これから初めて第三部を読むことになりますが、いきなりコンスタンティノープル陥落のシーンからはじまるのでびっくりするのではないかと思います。この時代をオープニングに選んだ理由はあるのでしょうか。 劉:のちの四次元や多次元、地球の衝突という展開の伏線にあたるシーンですね。ローマ帝国、あるいは東ローマ帝国はすごく繁栄した帝国で、長期にわたって存在したにもかかわらず、最終的には滅亡した。そのことを最初に持ってきたかったんです。どんなに長い歴史があったとしても終わりがある。決して永遠なものはないということです。いまの人類の歴史に対するちょっとしたヒントでもありますね。 補足ですが、すべての文学的な題材の中で、SFだけが歴史の終わりをきちんとはっきり書けるのではないかと思っています。SF小説の中で、歴史

    『三体』劉 慈欣×大森 望 対談 「空間や時間がどれだけ拡大しても、わたしたちはちっぽけな存在」
    mugi-yama
    mugi-yama 2023/12/08
    “中国の文化に「最後の日」という概念がないんです”
  • コンビニから本がなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの本屋さん」はどうなる

    コンビニからがなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの屋さん」はどうなる 出版取次大手の日出版販売(日販)が、コンビニエンスストアに雑誌や書籍を配送する事業を、2025年2月には終了するという。10月26日、共同通信社が報じた。現在、日販は全国のファミリーマートとローソン計約3万店に配送している。共同通信社によれば、撤退後は、セブンイレブンに配送しているトーハンが配送事業を引き継ぐ方針とのことだ。 いよいよ、格的な紙離れの影響が出てきたか、という印象である。コロナ禍の中で、電子書籍の売上は伸びた一方で、紙の書籍の売上は落ち込みつつあり、リアル書店の数も減少した。日版のコンビニからの撤退は、これまで堅調と思われていたコンビニですら、紙の雑誌・書籍の売上が落ち込んでいることを如実に表している。 しかし、今回の決定を冷静に見る識者も少なくない。というのも、以前

    コンビニから本がなくなる? 取次最大手「日販」が配送事業を終了 「LAWSONマチの本屋さん」はどうなる
    mugi-yama
    mugi-yama 2023/10/30
    “こうした地方にとって、コンビニは完全に「知識のインフラ」と化している” いやいくらなんでもそれは
  • 【漫画】自費出版の漫画を街中で手売りした作家の“末路”とはーー実話を描いたSNS作品に感動広がる

    SNSや各種投稿サイトなどが普及したことにより、イラストレーターや漫画家、小説家を目指すクリエイターがチャンスを掴みやすい環境になった。しかし、同時に「売れる」ことはいつの時代も容易ではなく、多くの人々が自分の作品を世の中に届けるために頭を悩ませている。 現在、連載に向けて準備を進めている漫画家の水上あきらさん(@hsnkzdk33761)がSNSで公開した漫画『自費出版の漫画を”1000冊”刷って売り歩く男の末路』を読むと、その困難さと創作に傾ける情熱が伝わってくる。道ゆく人たちに声をかけ、自身の作品を直接売り歩く「行商」を実行した水上さん自身の体験を描いた内容で、多くの出会いを重ねながら「なぜ創作活動を続けるのか」というクリエイターの質と向き合っていく姿がリアルに表現されている。 そんな水上さんに、作を描き上げた経緯から、なぜ行商を実行したのか、そのなかで特に印象的なエピソードはど

    【漫画】自費出版の漫画を街中で手売りした作家の“末路”とはーー実話を描いたSNS作品に感動広がる
    mugi-yama
    mugi-yama 2023/09/20
  • 『風の谷のナウシカ』原案にあった終末論はなぜ消えた? 宮崎駿の思想を受け継ぐ、庵野秀明による”続編”への期待

    『風の谷のナウシカ』原案にあった終末論はなぜ消えた? 宮崎駿の思想を受け継ぐ、庵野秀明による”続編”への期待 マニアックなファンの間ではよく知られている通り、『風の谷のナウシカ』の原案には、宮崎駿のディープな思想が反映されていた。しかし1984年に完成したアニメ映画は、原案とさまざまな点で異なっており、ある意味“安全な作品”になっている。一体どんな違いがあったのか、この機会に振り返ってみよう。 少し経緯が複雑だが、『風の谷のナウシカ』には、宮崎自身が執筆した漫画版が存在する。この漫画は全7巻で構成されているが、映画版では2巻までが描かれた形だ。だが、来重要なのは最終巻の結末だった。 漫画版の終盤では、ナウシカに衝撃的な事実が告げられる。彼女たちはすでに滅亡した旧世界の人間によって作られた存在であり、腐海の毒と共存することでしか生きられない改造人間だったのだ。 しかも腐海が浄化しきった世界

    『風の谷のナウシカ』原案にあった終末論はなぜ消えた? 宮崎駿の思想を受け継ぐ、庵野秀明による”続編”への期待
    mugi-yama
    mugi-yama 2023/09/18
    何このテキトーな記事
  • 人気の本、なぜ地方の書店では仕入れることができない? 「【推しの子】って、今売れているんですか(笑)」

    リアルサウンドブックでたびたび登場している、秋田県羽後町の「ミケーネ」は、人口約1万3000人の農村の田園風景の中に立つ個人経営の書店だ。実は記者が小学校のころから通っている書店で、数多くの漫画との出会いの場を提供してくれた店でもある。今回は阿部久夫店長と、「ミケーネ」で漫画を買うというラブライバーの武田遼哉さんに直撃インタビュー。地方の書店の現状と課題、そして未来について考えてみた。 「ミケーネ」の外観。地域の文化発信基地である書店を守ることはできるのだろうか。 地方書店はAmazonのVIP顧客!? ――書店に関しては、都心と地方の格差が著しいと言わざるを得ません。おそらく、一般のお客さんは数十万部が印刷されるベストセラーは、どこの書店に行っても並んでいると思っているかもしれません。しかし、実態は人気のあるタイトルほど大都市の大型書店に集中し、地方の個人経営の書店に並んでいないという実

    人気の本、なぜ地方の書店では仕入れることができない? 「【推しの子】って、今売れているんですか(笑)」
    mugi-yama
    mugi-yama 2023/06/19
    配本ないのは地方だからというよりナショナルチェーンでない小型店だからでしょ/取次が持ってなければ版元に直接注文しようよ(それでも時間かかったり事故伝で返ってきたりするけどさ)
  • 東京創元社 編集者が明かす、傑作海外ミステリーの見つけ方 「言語化できる強い魅力がある作品を選ぶ」

    ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版社である東京創元社は、海外の優れたミステリー作品の翻訳/刊行でも知られている。屋大賞翻訳小説部門第1位ほか数々のランキングで1位となったアンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』、コスタ賞大賞・児童書部門ダブル受賞を果たしたフランシス・ハーディング『嘘の木』、ヤングアダルト作品ながら壮絶な描写も話題となったバリー・ライガ『さよなら、シリアルキラー』など、読書通を唸らせた傑作は枚挙にいとまがない。東京創元社の編集者はいったいどのようにして、これらの作品と出会い、刊行へと繋げているのか。翻訳書の担当編集者である小林甘奈さんと佐々木日向子さんに話を聞いた。(編集部) 知名度が高い作家だからという理由よりも内容位 ——2025年度から日推理作家協会賞に翻訳部門が追加されることが正式決定しました。ミステリーにおける翻訳の重要性は今後ますます注目さ

    東京創元社 編集者が明かす、傑作海外ミステリーの見つけ方 「言語化できる強い魅力がある作品を選ぶ」
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    mugi-yama 2023/04/27
  • 村上春樹新刊にみる書店の格差問題 首都圏「山積み」地方は「5冊届いてびっくり」

    東京の大型書店は村上春樹フィーバー! 村上春樹の最新長編小説『街とその不確かな壁』(新潮社刊)が、4月13日に発売された。紀伊國屋書店新宿店では、午前0時の発売解禁に合わせてカウントダウン形式で祝福するイベントを実施。会場を訪れた多くのファンが買い求め、発売を祝った。店のシャッターが開くと、うずたかく積まれたにファンから歓声が上がり、マスコミも駆けつけてお祭り騒ぎの様相を呈していた。 首都圏の書店では、まさに村上春樹フィーバーである。新宿の紀伊國屋書店新宿店はイベント開催後、朝7時から早朝販売を開始。がうずたかく積み上げられ、通勤、通学途中のサラリーマンが競うように買い求めていた。 対して、地方の個人経営の書店はどうか。以前にリアルサウンドブックで取材を行った、人口約1万4千人の秋田県羽後町の農村地帯に唯一残る書店、「ミケーネ」の阿部久夫店長に13日、話を聞いた。 「ミケーネ」の阿

    村上春樹新刊にみる書店の格差問題 首都圏「山積み」地方は「5冊届いてびっくり」
    mugi-yama
    mugi-yama 2023/04/27
    これどっちかというと首都圏と地方というより、店の規模(またはナショナルチェーンか個人経営か)のせいでしょ
  • 「週刊少年チャンピオン」が1冊10万円超え!?  高値の理由は「ブラック・ジャック」第58話にあり

    手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』は医療漫画の金字塔である。手塚の代表作であり、現在も単行が売れ続けている日を代表する漫画のひとつだ。世代を超えて読み継がれ、この漫画をきっかけに医者を志した人も多いとされる。 さて、手塚によって描かれた『ブラック・ジャック』は全部で242話あるのだが、すべての話を読むのは至難の業である。それは、単行に収録されていない話が存在するためだ。 医学という繊細かつ専門性の高いテーマを扱う以上、手塚が誤った描写を行ったこともあり、連載中に何度か抗議が寄せられたという。また、既に連載が始まってから約50年の歳月が経ち、時代に合わない表現がなされている話もある。そういった話は様々な事情で、お蔵入りになっているのだ。また、オリジナルの単行に収録されているのに、なぜか全集に収録されていない話も存在する。 それでも『ブラック・ジャック』は歴史的名作ということもあり、

    「週刊少年チャンピオン」が1冊10万円超え!?  高値の理由は「ブラック・ジャック」第58話にあり
    mugi-yama
    mugi-yama 2023/03/02
  • 岩波文庫、実は「幻想と怪奇」の宝庫? 奇書中の奇書『サラゴサ手稿』ついに全訳登場

    「岩波文庫」と聞いて、あなたはどんな印象を思い浮かべるだろうか。おそらくは、「古くからある」「難しそう」とか、「教科書的(堅い)」というものではないだろうか。 確かに、同文庫にはそういう側面がある。だが、それは別に悪いことではなく、たとえば、「古い」「難しい」は、決して「面白くない」と同義ではないのである。また、教科書的な“お堅い”(あるいは地味な)作品が数多く収録されているのも事実ではあるが(巻末に記載されている刊行の辞を読めば、同文庫の原点がある種の教養主義であるということがわかるだろう)、その一方で、いわゆる「奇書」――とりわけ幻想文学やSF、冒険小説と呼ばれるジャンルの“珍品”も結構な数が収められている、と聞いたら、改めて興味を抱く人もいるかもしれない。 そのことを私は、かつて、荒俣宏の「ぼくのお師匠さんのこと」というコラム(『稀書自慢 紙の極楽』中央公論社・所収)を読んで知った。

    岩波文庫、実は「幻想と怪奇」の宝庫? 奇書中の奇書『サラゴサ手稿』ついに全訳登場
  • 「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」閉店 売上減だけじゃない書店苦境の大きな原因

    2022年11月1日、丸善ジュンク堂書店(東京都中央区)は、「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」(東京都渋谷区)の閉店を公式サイトを通じて発表した。同店が入店する東急百貨店店が営業終了することに伴う対応という。 閉店は2023年1月31日を予定。それまでは、謝恩キャンペーンや各種フェアも実施する予定という。同店は2010年、丸善とジュンク堂がダブルネームで出店した第1号の店舗でもあった。12年の歴史に幕を下ろすことになり、ネット上でも残念がる利用者の声が数多く寄せられている。 これまで書店の閉店といえば、地方の中小の個人経営の店が中心であった。百貨店体の営業終了がきっかけとはいえ、安泰と思われていた都心の大型書店の閉店は、衝撃をもって迎えられている。 Amazonなどのネットショッピングサイトとの競合にも晒されている大型書店は今後、どうなっていくのか。元大型書店の店長は、現状の課題

    「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」閉店 売上減だけじゃない書店苦境の大きな原因
    mugi-yama
    mugi-yama 2022/11/02
    “これまで書店の閉店といえば、地方の中小の個人経営の店が中心であった” ハア?
  • 【誕生日】 漫画家・矢口高雄 人気イラストレーター・Ixy「AIが絵を描く時代だからこそ釣りキチ三平に学ぶべき」

    10月28日は漫画界に数多くの功績を遺した矢口高雄の誕生日である。2020年に81歳で亡くなった矢口は『釣りキチ三平』など雄大な自然を舞台にした漫画を描き、その卓越した画力は現在でもTwitterなどSNSで賞賛されている。そんな矢口の絵から大きな影響を受けたと語るのが、ライトノベルイラストを数多く手がけ、Twitterのフォロワー数が約60万人という人気イラストレーターのIxyだ。ポップなテイストを持ち味とするIxyと矢口高雄の絵は、一見すると共通点がないように思えるのだが、どんな影響を受けているのか。気になった筆者はIxyに単独インタビューを敢行。リスペクトの精神に溢れる想いに迫ってみた。 『釣りキチ三平』65(講談社) 矢口高雄が描くキャラの魅力に脱帽 ――イラストレーターのIxy先生が矢口高雄先生のファンと聞いて驚いています。同様に驚かれた読者も多いと思いますが、作品との出合いは

    【誕生日】 漫画家・矢口高雄 人気イラストレーター・Ixy「AIが絵を描く時代だからこそ釣りキチ三平に学ぶべき」
  • “大怪獣のあとしまつ”は日本映画史の中で繰り返し描かれてきた? 特撮と笑いの難しさ

    「超大作怪獣映画」とは何か? 先日、山崎貴監督の新作映画エキストラ募集が話題となった。タイトルは伏せられているものの、〈超大作怪獣映画〉で、時代設定は1945~47年の終戦間もない日だという。映画全編がそうなのか、過去パートなのかは定かではないが、「港にいる船の乗務員たち」「港湾作業員」「元海軍の男たち」「闇市の通行や買い物客たち」「繁華街を逃げ惑う人々」「破壊された街の人々や警官、調査団員たち」「とある会議に集結する元軍人たち」等々のエキストラが募集されている。 戦後間もない日に怪獣が現れる映画であることは間違いなさそうだが、オリジナルの怪獣なのか、それとも『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年)や、西武園ゆうえんちのアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」で、1960年代の日の町並みを背景に暴れさせた山崎監督によるゴジラ映画が遂に実現するのか、様々な憶測がネット上では飛び交っ

    “大怪獣のあとしまつ”は日本映画史の中で繰り返し描かれてきた? 特撮と笑いの難しさ
    mugi-yama
    mugi-yama 2022/03/07
    おなじ低評価レビューでも、映画史的な視点を踏まえて書かれるとすばらしい映画ガイドになるのだなあ/『怪獣の日』見よう→見た。面白かった。
  • 『鎌倉殿の13人』第1回から垣間見えた勝者の悲劇 三谷幸喜の演劇的構成が光る

    「姫、振り落とされないように気をつけて!」 迫りくる追っ手から逃れようと平原に馬を走らせる北条義時(小栗旬)。後ろの赤い着物の姫は義時が将来を誓い合った相手? なんてロマンティック! ……と胸を躍らせた瞬間から、わたしたちは彼の手の上で踊らされていたのだ。 2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。脚を手掛けるのは『新選組!』(2004年)、『真田丸』(2016年)に続き大河3作目となる三谷幸喜。冒頭から仕掛けてくれたその人である。ここでは第1回「大いなる小競り合い」を振り返りながら、脚に散りばめられた作品を読み解くヒントについて考えていきたい。 初回を視聴し、非常に演劇的な構成だと感じた。その大きな要因のひとつが“舞台と視点の固定化”だ。第1回に関していえば、物語の約9割が義時の父・北条時政(坂東彌十郎)の屋敷内で展開し、視聴者の視点が主人公・義時の主観と重なるよう撮影されてい

    『鎌倉殿の13人』第1回から垣間見えた勝者の悲劇 三谷幸喜の演劇的構成が光る
    mugi-yama
    mugi-yama 2022/01/16
    演劇的…?/かつて「草燃える」も時代劇言葉を排して現代語を多用してたので(すごく評判悪かった)それも意識してるんじゃないかなー
  • 窮地に立たされたゴールデングローブ賞 数々の暴露やボイコット、批判などを時系列で解説

    今年2月にロサンゼルス・タイムズがスクープしたハリウッド外国人記者協会(HFPA)の内情記事が波紋を呼び、5月10日にはHFPAが主催するゴールデングローブ賞をテレビ中継しているNBCが「2022年度の授賞式の放送中止」を言い渡し、窮地に立たされている。その間に起きた数々の暴露、ボイコット、批判などをまとめてみる。 そもそものきっかけは、ロサンゼルス・タイムズのスクープより半年前、2020年8月にノルウェー人ジャーナリスト、クリスティ・フラー氏がロサンゼルス連邦裁判所に提出した独占禁止法違反訴状に遡る(参考:ゴールデングローブ賞を決める87名の外国人記者協会 老舗組織に突きつけられた独占禁止法違反訴状)。 非営利団体であるHFPAの活動趣旨は、「南カリフォルニアを拠点に活動する国際的な約90名のジャーナリストが会員となり、世界中の様々な出版物を通じて、映画テレビに関する情報を世界に発信。

    窮地に立たされたゴールデングローブ賞 数々の暴露やボイコット、批判などを時系列で解説
    mugi-yama
    mugi-yama 2022/01/08
    本題と全く関係ないんだけどアメリカの俳優のことを「タレント」と書かれちゃうとものすごい違和感が
  • 宮台真司インタビュー:『崩壊を加速させよ』で映画批評の新たな試みに至るまで

    社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』などに掲載した映画評に大幅な加筆・再構成を行い、書籍化した映画批評集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』が、リアルサウンド運営元のblueprintより刊行された。同書では、『寝ても覚めても』、『万引き家族』、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』、Netflixオリジナルシリーズ『呪怨・呪いの家』など、2011年から2020年に公開・配信された作品を中心に取り上げながら、コロナ禍における「社会の自明性の崩壊」を見通す評論集となっている。 このたびリアルサウンド映画部では、著書の宮台真司にインタビューを行った。前作『正義から享楽へ』発表直後に誕生した米トランプ政権に対する評価から、「存在論的転回の再考」に至った学問的経緯、さらに映画批評へと格復帰を果たすまでの思想的変遷につ

    宮台真司インタビュー:『崩壊を加速させよ』で映画批評の新たな試みに至るまで
    mugi-yama
    mugi-yama 2021/05/09
    何言うとるのかサパーリわからん
  • 「勇気はゲームが育んでくれた」 TBS・宇内梨沙アナウンサーが語る“ゲームへの愛情と実況ch開設の経緯”

    ゲーム好きの著名人・文化人にインタビューし、ゲーム遍歴や、ゲームから受けた影響などを聞く連載“あの人のゲームヒストリー”。今回登場するのは、TBSのアナウンサーとして活躍する宇内梨沙だ。 宇内は11月にYouTubeチャンネル『ゲーム実況はじめました。~女子アナゲーマー宇内e~』を開設。担当するラジオ番組『アフター6ジャンクション(ラジオ)』やSNSでも、折に触れて自身のゲーム好きを公言していたが、それらの“好き”が前面に出た実況がゲームファンからも好評だ。 今回はそんな宇内に、幼少期からゲーム遍歴や思い出のタイトル、ゲームによって人生が変わったエピソード、チャンネル開設の経緯、ゲーム実況への並々ならぬ思いなどについて、番組でも共演経験のあるゲームジャーナリスト・批評家・編集者のジニ(Jini)が話を聞いた。(編集部) 宇内梨沙(うない・りさ) TBSアナウンサー。『ひるおび!』『Bizス

    「勇気はゲームが育んでくれた」 TBS・宇内梨沙アナウンサーが語る“ゲームへの愛情と実況ch開設の経緯”
    mugi-yama
    mugi-yama 2021/01/02
    “YouTubeで「宇内梨沙」って検索するとその次に「面白い」って来てしまう“ そしてGoogleで検索すると「宇内梨沙 浪人」とサジェストされてしまう
  • 映画館の収益は売店頼りって本当? 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットを機に再確認したい映画館の意義

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】等で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第43回は“映画館の収益は売店頼りって当?”というテーマで。 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットに救われた映画館 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable コロナ禍で壊滅的な打撃を受けている映画館業界ですが、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の驚異的な超特大ヒットに、当に救われています。 緊急事態宣言明けの再開直後の6月は、立川シネマシティでは前年同月比で2割に満たないという、さてそろそろ閉館の貼り紙の下書きでも始めるか、と思わせる惨憺たる状況でしたが、ようやく10月には7割程度にまで戻ってきました。 映画館として期待してしまうのは、今回の『鬼滅の刃』の劇場版は、純粋なアニメ版の続きだということ

    映画館の収益は売店頼りって本当? 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットを機に再確認したい映画館の意義
  • りぼん、なかよし、ちゃお……90年代、少女マンガ誌の逆転劇はどう起こされた?

    小学校女子向けマンガ誌のトップは2001年以降「ちゃお」である。しかし90年代まで「りぼん」「なかよし」「ちゃお」の順だった。この逆転は、いかにして果たされたのか? 『ちびまる子ちゃん』を『セーラームーン』で追う――「りぼん」vs「なかよし」 1990年、「りぼん」は『ちびまる子ちゃん』がTVアニメ化して大ヒットし、『サザエさん』を抜く高視聴率を達成する。91年まででコミックスは累計1600万部。このとき「りぼん」200万部前後、「なかよし」80万部前後。一方「ちゃお」は20万部を割っていた(『出版指標年報1992年版』)。 92年から93年にかけて、「りぼん」を追う「なかよし」の部数が急増する。それまで「なかよし」は70年代後半に『キャンディキャンディ』人気で180万部に達したのが最高部数だったが、武内直子の『美少女戦士セーラームーン』の登場によって記録を更新したのだ。92年9月号には1

    りぼん、なかよし、ちゃお……90年代、少女マンガ誌の逆転劇はどう起こされた?
  • 伊藤沙莉の浅草氏は最高だ! 『映像研には手を出すな!』没入に誘うハスキーボイス

    深夜に放送されているアニメ『映像研には手を出すな!』(NHK総合)に毎週目を潤ませてばかりである。アニメ製作に没頭する女子高生3人組、浅草みどり(伊藤沙莉)・金森さやか(田村睦心)・水崎ツバメ(松岡美里)と、その情熱に感化されるように増えていく仲間たち。 彼らの想像の中の「最強の世界」が、画面の中を自由自在に飛び回り、溢れ出し、試行錯誤の末に形になっていこうとする過程は、同じように映像製作に心を燃やしたかつての若者たち、『月刊!スピリッツ』(小学館)で連載中の大童澄瞳による原作ファンだけでなく、なんとなく見始めた視聴者の目も釘づけにし、心を震わせずにはいられない。 『映像研には手を出すな!』の初回冒頭は、まだ彼女特有のファッションと口調という個性を身につけていない幼いヒロイン・浅草みどりが、宮崎駿が手がけた『未来少年コナン』を思わせる『残され島のコナン』に魅了されるまでが描かれている。まだ

    伊藤沙莉の浅草氏は最高だ! 『映像研には手を出すな!』没入に誘うハスキーボイス
    mugi-yama
    mugi-yama 2020/02/23
    “仕上げを五郎次郎”
  • “テレビの王者”がストリーミング戦争時代を生き抜く勝算は? HBOの躍進と日本での課題

    年のアカデミー賞を賑わし、現在日でも大ヒット公開中の映画『パラサイト』(ポン・ジュノ監督)のテレビシリーズ化権利を、Netflixとの争奪戦の上HBOが獲得したとのニュースが舞い込んできた。ポン・ジュノ監督と言えば2017年にNetflixオリジナル映画『Okja』を製作しており、その関係を考えるとNetflixでのテレビシリーズ化を受諾しそうだが、今回は数々の人気作品を手掛けHBOとファーストルック契約=優先交渉権を交わしているアダム・マッケイ(映画『バイス』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』など)とタッグを組みHBOでの製作を決めた。数年前からこのように映画界で活躍する人材が、テレビシリーズを手掛けることが非常に増えている。今回は、『パラサイト』に限らず数々の著名人を誘致し、傑作テレビシリーズを輩出し続けているHBOの現在の動向に改めて注目したい。 米テレビドラマ界王者、いよいよ

    “テレビの王者”がストリーミング戦争時代を生き抜く勝算は? HBOの躍進と日本での課題
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    mugi-yama 2020/01/31