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scienceに関するYaSuYuKiのブックマーク (978)

  • これまでの高温超伝導体は乱れていたことが判明 ―乱れを除去して激変した電荷の振る舞い― | 物性研究所

    発表のポイント 銅酸化物高温超伝導体において、電荷が微少かつ均一に分布する乱れの無い極めて綺麗な結晶面を見出し、その電荷の振る舞いを解明した。 電荷分布に乱れのない綺麗な結晶面では、従来の常識に反して、モット絶縁体に注入される電荷が限りなく微少であっても長寿命の粒子が生成され、自由に動き回れることが分かった。 37年もの歴史を経て構築された銅酸化物高温超伝導体の電子相図は、乱れの影響を受けた結晶面特有のものである可能性が高い。それに変わるより質的な電子相図を見出したことで、高温超伝導研究に新展開が期待される。 発表概要 東京大学物性研究所の黒川輝風大学院生(同大学大学院理学系研究科在籍(当時))、近藤猛准教授、および東京理科大学先進工学部電子システム工学科の磯野隼佑大学院生(当時)、常盤和靖教授の研究グループは、東京大学物性研究所の小濱芳允准教授、東京理科大学先進工学部物理工学科の遠山貴

  • リュウグウのサンプルから迫る“宇宙のアミノ酸生成”

    「アミノ酸」は、生命を構成する基要素です。アミノ酸が多数結合して作られている様々なタンパク質は、細胞の構造や生体反応など、どれをとっても生命活動の維持に欠かせない役割を担っているからです。では、そのアミノ酸はどこからやってきたのでしょうか? これまでの研究では、アミノ酸を含む隕石がその有力候補の1つと見なされていました。ほとんどのアミノ酸には光学異性体 (※) が存在していますが、隕石に含まれているアミノ酸と地球のアミノ酸の間でその比率がよく一致するためです。 ※…鏡写しであること以外は同一の構造を持つ分子を光学異性体と呼ぶ。地球の生命は基的に片方 (左手側と呼ばれる) の光学異性体を利用しており、同じ方の光学異性体を比率的に多く含むことが判明している地球外の物質は隕石のみである。 しかし、多くの隕石の起源である小惑星に含まれるアミノ酸がどこからやってきたのかは、これまではっきりとして

    リュウグウのサンプルから迫る“宇宙のアミノ酸生成”
  • 世界初の「木製のトランジスタ」が開発される

    スウェーデンのリンショーピング大学とスウェーデン王立工科大学(KTH)の研究者が、木材を組み合わせることで継続的に動作可能なトランジスタを作ることに世界で初めて成功したと発表しました。 Electrical current modulation in wood electrochemical transistor | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2218380120 The world’s first wood transistor - Linköping University https://liu.se/en/news-item/varldens-forsta-tratransistor トランジスタは電流を制御したり増幅したりする電子部品で、トランジスタを組み合わせることで論理回路を構築し、さまざまな計算を行うコンピューターを作ることができます

    世界初の「木製のトランジスタ」が開発される
  • 【やじうまPC Watch】 巨大ブラックホールを取り巻く降着円盤の撮影に初成功。国立天文台などの国際研究チーム

    【やじうまPC Watch】 巨大ブラックホールを取り巻く降着円盤の撮影に初成功。国立天文台などの国際研究チーム
  • 【やじうまPC Watch】 核融合研、放射線出さない核融合反応に世界初成功

    【やじうまPC Watch】 核融合研、放射線出さない核融合反応に世界初成功
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2023/03/10
    軽水素はもちろん、ホウ素11もそんなに少なくないのも希望がある
  • 絶滅種の光合成をやめた植物を30年ぶりに再発見 | 神戸大学ニュースサイト

    図1. 今回新たに発見されたコウベタヌキノショクダイ「妖精のランプ」の名にたがわず暗い林床を照らす灯火のようにみえる。 撮影:末次健司 タヌキノショクダイの仲間は、植物の懐である光合成をやめた植物の一群で、キノコと見紛うばかりの奇妙な花をつける特殊な植物です。神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授 (兼 神戸大学高等学術研究院卓越教授) らの研究グループは、コウベタヌキノショクダイ (タヌキノショクダイ科) を30年以上の時を経て兵庫県三田市で再発見しました。コウベタヌキノショクダイはこれまで花の一部が欠けている標1個体が採取されているだけで、しかもその発見場所は既に開発により消失してしまっています。このためコウベタヌキノショクダイは既に絶滅したと考えられていました。タヌキノショクダイの仲間は、海外では「fairy lantern (=妖精のランプ)」と呼ばれていますが、コウベタヌキノ

    絶滅種の光合成をやめた植物を30年ぶりに再発見 | 神戸大学ニュースサイト
  • 地球内核の中心部に新たな「核」。地震波の伝播速度を分析し存在が判明 | テクノエッジ TechnoEdge

    ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日版, Autoblog日版, Forbes JAPAN他 オーストラリア国立大学(ANU)の研究チームが、地球の内核のさらに中心にこれまで知られていなかった新しい層”innermost inner core”を発見したと発表しました。 これまで、地球は大きく分けて地殻、マントル、外殻、内核の4層構造だと考えられていました。新たに発見されたこの”最内核”は、内核と同じ、鉄とニッケルの合金でできた球体であることは変わらないものの、結晶構造が異なっているとのこと。 研究を主導するHrvoje Tkalčić教授は「地球の内核の深部を研究することで、地球の過去と進化についてより多くのことを知ることができる」「地球の進化の歴史のタイムカプセルのようなもの」「数億~数十億年前に

    地球内核の中心部に新たな「核」。地震波の伝播速度を分析し存在が判明 | テクノエッジ TechnoEdge
  • 「はやぶさ2」回収の試料から黒い固体有機物。母天体での水質変成史が明らかに

    「はやぶさ2」回収の試料から黒い固体有機物。母天体での水質変成史が明らかに
  • オックスフォード大院でヒトの遺伝子を研究中 原点はSSH指定校での研究「なぜ妹だけ蚊に刺される?」 |「才能」を育む|朝日新聞EduA

    「才能」を育む オックスフォード大院でヒトの遺伝子を研究中 原点はSSH指定校での研究「なぜ妹だけ蚊に刺される?」 才能ある子どもを支援しようという取り組みが広がっています。才能を開花させるための取り組みのひとつが、高校で先進的な科学教育を行うスーパーサイエンスハイスクール(SSH)です。なぜ妹ばかり蚊に刺されるのか――子どものころ抱いた疑問をきっかけに、蚊に血を吸われやすいヒトの研究で注目された田上大喜さん(23)は、研究ができる環境を求めてSSHを進学先に選びました。いま、英オックスフォード大大学院の博士課程で遺伝子を研究しています。海外の小中学校で過ごした経験もある田上さんに、才能を伸ばす学びについて聞きました。(写真は、米コロンビア大での実験の様子=田上さん提供、Michael Dames for Columbia University’s Zuckerman Institute)

    オックスフォード大院でヒトの遺伝子を研究中 原点はSSH指定校での研究「なぜ妹だけ蚊に刺される?」 |「才能」を育む|朝日新聞EduA
  • 宇宙最初期の銀河、発見が予想以上に 従来説見直しか ナショナルジオグラフィック - 日本経済新聞

    NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(以下、JWST)が格的に稼働して約半年。JWSTの超高感度の赤外線の目は、私たちの期待に応えて、時の始まりに近い時代に輝いていた初期銀河の姿を見せてくれている。「そうした銀河が、おそろしくたくさんあるのです。あまりにも多く、あまりにも大きく、あまりにも明るく、あまりにも高温で、あまりにも成熟していて、あまりにも早すぎるのです」と、JWSTの上級プロジ

    宇宙最初期の銀河、発見が予想以上に 従来説見直しか ナショナルジオグラフィック - 日本経済新聞
  • スペースXの衛星40基喪失、2回目の磁気嵐が影響と結論 国立極地研究所 - 日本経済新聞

    米スペースXが2022年に人工衛星「スターリンク」40基を磁気嵐で喪失したトラブルの詳細なメカニズムが明らかになった。国立極地研究所などが解明した。磁気嵐が地球に届いた後、予想が難しい2回目が到来したことが影響したと結論づけた。燃料節減などを目的に低高度を飛行させていたことも影響した可能性がある。衛星の高度利用に向けた精緻な「宇宙天気予報」の必要性を示す成果だ。スペースXは米起業家のイーロン・

    スペースXの衛星40基喪失、2回目の磁気嵐が影響と結論 国立極地研究所 - 日本経済新聞
  • 133億光年離れた銀河から「21cm線」を観測 最も遠い記録を大幅に更新

    電波天文学で観測される波長の1つに「21cm線」があります。これは中性の水素原子から放出されるスペクトル線であり、波長がほぼ21cmであることからそう呼ばれています。 水素は宇宙に最も多く存在する物質であり、21cm線は地上の電波望遠鏡でも観測可能です。水素から放出されるスペクトル線の値そのものは不変であるため、観測された波長のズレは天体自身の運動によるドップラー効果や宇宙の膨張による結果であると見なせます。21cm線は宇宙の物質の分布や運動を調べるためにとても優れた重要な観測対象ですが、極めて微弱な信号であることから、21cm線を保護するためにこの波長付近のあらゆる電波の放出が国際的に禁じられているほどです。 21cm線が微弱な理由は、21cm線を放出する条件を個々の水素原子が滅多に満たさないからです。そのため、約50億光年(共動距離、以下同様)よりも遠い銀河から個別の21cm線を検出す

    133億光年離れた銀河から「21cm線」を観測 最も遠い記録を大幅に更新
  • 極小の高温生成鉱物から読み解くリュウグウの起源 イヴナ隕石やヴィルト第2彗星との類似性も

    JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」が地球へと持ち帰った小惑星「リュウグウ」の試料。その初期分析の結果、リュウグウの全体的な組成はCIコンドライト (※1) と類似していることや、リュウグウは過去に約40℃程度の低温にさらされたことがあり、氷が解けることによって生じた液体の水の作用で変質した鉱物が存在することがこれまでに確認されています。液体の水による変質は太陽系誕生から約500万年後の出来事であったと推定されています。つまり、変質作用を受けたリュウグウの試料の大部分からは、それ以前の時代の情報が失われていることになります。 ※1…炭素に富む岩石主体の隕石である炭素質コンドライトの分類の1つ。変成作用をほとんど受けておらず、太陽系初期の情報がそのまま保存されていると推定されています。代表的な隕石は「イヴナ(Ivna)隕石」です(CIコンドライトの「I」はイヴナ隕石に

    極小の高温生成鉱物から読み解くリュウグウの起源 イヴナ隕石やヴィルト第2彗星との類似性も
  • 「性風俗レビュー」を利用して全国規模の性接触ネットワークの構築に成功! - ナゾロジー

    性風俗レビューサイトの書き込みが、科学に昇華しました。 静岡大学で行われた研究によれば、性風俗のレビューサイトに書き込まれている情報をもとに、全国規模の性接触ネットワークを構築し、その特徴を解析することに成功した、とのこと。 研究では男性レビュワーたちの遠征状況を可視化したマップも作成され、いくつかの都道府県同士が強いつながりをもっている様子が示されただけでなく、人口規模の小さな県(和歌山県や石川県など)であってもネットワークの重要なハブとして機能していることが判明しました。 新型コロナウイルスの蔓延において「夜の街」の重要性がたびたびクローズアップされてきましたが、今回の研究によって感染経路などの理解が進むと期待されます。 研究内容の詳細は2022年11月3日に『PLOS ONE』にて公開されました。

    「性風俗レビュー」を利用して全国規模の性接触ネットワークの構築に成功! - ナゾロジー
  • 【インタビュー】数学は世界の混沌を救えるか 中島啓・国際数学連合(IMU)次期総裁

    【読売新聞】POINT ■数学は一般の人が持つイメージとは逆に、ルールがない自由な学問だ。どんな分野に応用できるかではなく、研究者の好奇心が研究の原動力となる。研究成果を世界中の研究者が共有し、議論することでより大きな成果が生まれる

    【インタビュー】数学は世界の混沌を救えるか 中島啓・国際数学連合(IMU)次期総裁
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2022/11/04
    種籾を食べている感が満ちあふれていて辛い
  • ホットジュピターの大気からバリウムを検出、現れるメカニズムは不明

    「ホットジュピター」は、30年近くに渡る太陽系外惑星の観測史上、最も古くから知られているタイプの1つであり、極めて変わった環境を持っていることでも知られています。 ホットジュピターも質的には木星や土星と同じ巨大ガス惑星ですが、恒星の非常に近くを公転しているため、その公転周期はわずか数日未満と短く、表面温度は1000℃以上に加熱されています。この温度上昇にともなってホットジュピターの大気は膨張するため、スペクトルデータに基づいた大気成分の観測がしやすい惑星でもあります。 ホットジュピターの大気を構成する化学種は非常に変わっており、大気中に岩石や金属の蒸気が見つかることも珍しくありません。例えばWASP-76bでは、恒星に照らされている側 (昼側) の大気では鉄の蒸気が検出されています。恒星に照らされていない側 (夜側) では検出されていないことから、大気中を移動した鉄の蒸気は温度低下にとも

    ホットジュピターの大気からバリウムを検出、現れるメカニズムは不明
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2022/10/28
    大気にバリウム?
  • 月は巨大衝突後わずか数時間で形成された!?高解像度シミュレーションが導く新たなシナリオ

    地球の唯一の自然衛星である「月」は、質量が地球の約81分の1であり、惑星に対する質量の比率が非常に大きいことを特徴としています。次に大きな値は海王星の衛星トリトンの約800分の1であり、地球の月とは比率にして10倍以上の差があります。 このような特徴を持つ月は、他の惑星の衛星とは異なるプロセスで誕生したのではないかと古くから考えられてきました。歴史的には捕獲説や分裂説などが提唱されてきたものの、現在では「ジャイアント・インパクト説」が主流となっています。誕生して間もない地球に、火星ほどの大きさがあった微惑星が衝突し、大量にまき散らされた破片の一部が月になった、という説です。この微惑星は「テイア」と呼ばれています。 【▲ 図1: 月は地球に火星サイズの微惑星テイアが衝突し、飛び散った破片が寄り集まって形成された、というジャイアント・インパクト説は広く信じられています。しかし大筋の合意は取れて

    月は巨大衝突後わずか数時間で形成された!?高解像度シミュレーションが導く新たなシナリオ
  • 全ゲノム解析によってスキルス胃がんの治療標的を同定

    2021年8月17日 国立研究開発法人国立がん研究センター 慶應義塾大学医学部 国立研究開発法人日医療研究開発機構 in English 発表のポイント 難治性であり、かつ病態解明が困難であるスキルス胃がんについて、腹膜播種による腹水細胞を用いた全ゲノム解析等によって、疾患に特徴的なゲノム異常を解明しました。 治療標的となり得る複数のゲノム異常を発見するとともに、マウスモデルを用いた研究では、治療標的となり得る分子を阻害することで、がん細胞の増殖抑制または腹膜播種の消失を確認しました。 今後、がん患者さんを対象とした臨床開発への検討を重ね、がん遺伝子パネル検査への実装や分子標的治療薬の開発を目指します。 概要 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、東京都中央区)研究所の細胞情報学分野(間野博行分野長)および基盤的臨床開発研究コアセンター創薬標的・シーズ探索部門(佐々木博

    全ゲノム解析によってスキルス胃がんの治療標的を同定
  • 東ローマ帝国の日食観測記録から4~7世紀の自転速度の変化を推測

    【▲ 図1: 1962年から2022年までの地球の1日の長さ、つまり自転速度の変化が緑色の曲線で表されている。 (Image Credit: II VII XII / WikiMedia Commons (Public Domain) ) 】地球の “現在” の自転周期は約24時間ですが、自転周期を決める自転速度は時代を経るごとに少しずつ遅くなっていることが分かっています。しかもその速度低下は一定ではなく、短期的には加速することすらあります。自転速度を低下させている主な原因は潮汐力ですが、その他にもマントルや外核の対流、内核の回転速度の変化、巨大地震や氷河の移動による質量分布の変化など様々な要因が絡んでおり、影響の度合いが変化するために、速度低下も一定にはならないのです。 【▲ 図2: 2017年8月21日にアメリカ合衆国で観測された皆既日。皆既日は古今東西様々な人々が記録してきたと同

    東ローマ帝国の日食観測記録から4~7世紀の自転速度の変化を推測
  • 今世紀最大の“火球”観測! 木星に小天体が衝突する瞬間 研究のきっかけは「暇だったから」【新潟発】|FNNプライムオンライン

    新潟市の大学で京都大学の研究者などが木星で観測された今世紀最大の火球について発表した。研究のきっかけは、新型コロナウイルス禍によってできた「時間」だった。 観測装置も自作!「暇」から始めた研究で大きな成果 丸い惑星の中に映る白い光。これは2021年10月、木星に小天体が衝突する瞬間を捉えた映像だ。 この記事の画像(10枚) 9月13日から新潟大学で開かれている日天文学会の研究発表を前に12日、この映像を撮影した京都大学の有松亘特定助教が報道陣に観測の成果を説明した。 京都大学 有松亘 特定助教: 木星表面で発生した天体衝突閃光。地球における火球に相当する現象に関して偶然ではなく意図してねらった発見・観測に史上初めて成功した これまで木星への小天体の衝突などは8例確認されているが、どれも偶然発見されたもので、研究目的として詳細な観測データが得られたのは今回が史上初めて。 そして、研究のきっ

    今世紀最大の“火球”観測! 木星に小天体が衝突する瞬間 研究のきっかけは「暇だったから」【新潟発】|FNNプライムオンライン
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2022/09/27
    これの重要なところは、いくら運が良かったと言ってもたった1ヶ月で遭遇できるくらいには良く起こることが、今まで見過ごされて来たことで、暇な学者が今の10倍いたら、とんでもない勢いで進み出すだろう