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ブックマーク / newswitch.jp (6)

  • アビガンはなぜ「特効薬」の座から滑り落ちたのか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    「うたかた」という美しい言葉が日語にある。『広辞苑』によると、「はかなく消えやすいことのたとえにつかう」とある。多くは、不老不死が叶わぬ人間の短い命に重ねて使われるが、近代科学の結晶とも言えるクスリにも、実は当てはまる。夢の特効薬と期待されて登場しながら、予期せぬ副作用などで市場からの退場をたちまち迫られた薬剤は枚挙に暇がない。今年の春、俄かに人口に膾炙した「アビガン」も、以降の形跡を辿る限り、うたかたのクスリで終わりそうな気配が強まっている。 新型コロナウイルスが引き起こす同ウイルス感染症の拡大が、国内外で一向に止まらない。特に国内の状況は、社会や経済への影響を最小限にしながら、感染拡大防止の効果を結果として最大化した「日モデル」の勝利と胸を張ったのも束の間。わずかに都内に残っていた“燃えさし”から、再び全国へ伝播していく展開となっている。 突如、蘇った 幸いにして、足元の重症化率・

    アビガンはなぜ「特効薬」の座から滑り落ちたのか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 洗濯機はもう洗濯するだけじゃない!広がる機能・サービス ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    2018年に共働き世帯数が専業主婦世帯数の2倍となり、家事の家庭内シェアや家事負担軽減が必要不可欠な社会になりつつあります。それに伴い、家事のやり方や、家事をする私たちの意識も変化を求められています。 これから始める「変わりゆく?家事」特集では、家電や家事代行サービス、住宅を取り上げ、家事負担軽減に対する解決策を探ります。 家事負担を軽減したい、と考える人がまず考えるのは「時短家電」の導入だろう。野村総研の調査でも時短家電の導入率は他の支援サービスと比較しても高い(※1)。 現代の“新・三種の神器”として人気の集まっている「器洗い乾燥機」「ロボット掃除機」「ドラム式洗濯乾燥機」だけでなく、冷蔵庫や調理家電など、さまざまな家電が家事のサポート役となるべく開発され、進化してきた。 今回のテーマは「時短家電」。1回目は「ドラム式洗濯乾燥機」を取り上げる。 洗剤・柔軟剤を自動投入 汚れた衣類を洗

    洗濯機はもう洗濯するだけじゃない!広がる機能・サービス ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 「やりたくない家事1位」の食器洗いから人類を開放する! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    器洗い乾燥機(食洗機)は長年「壊れやすい」「きちんと洗えない」というイメージが先行していた。しかしここ数年、食洗機市場はゆるやかに拡大してきている。 再び盛り上がる市場 食洗機自体の歴史は古く、現在国内シェア1位のパナソニックが発売したのは1960年。販売数は長らく伸び悩んでおり、10年ほど前までは撤退する企業が相次ぐ状況だった。 そんな中でも、同社は粘り強くマーケティング活動を続け、ここ2年ほどで市場が活性化。再参入する企業も増えてきた。 「共働き世帯の増加にともない、『料理するのも大変なのに後の片付けまで…』と負担に感じる人が多く、食洗機が役立てるのではないかと考えている」(同社ホームアプライアンス商品部の宮侑弥氏)。 同社の調査では、「やりたくない家事」の第1位が器洗いだった。「家事の手抜きに後ろめたさがある」と時短家電の購入に二の足を踏む人も多いが、器洗いに関しては「やり

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  • なぜ製造業の現場はITが嫌いなのか。不幸な対立を終わらせる「データをお金に」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    製造業の現場は、ITが嫌いである。正確に言えば、トップダウンで「型」にはめていくITのやり方が嫌いである。あるいは現場の個別性を認めないITの横柄さが嫌いである。 日の製造業は、現場で自ら考える三現主義(現地、現物、現実)が重視され、これが競争力の源泉と言われている。一方でITは、こうした現場を無能化させ、意思を持たない3Dプリンターのように設計情報をひたすらモノに転写するマシンとして扱う。現場の人たちは、そのように感じ、抵抗し、現場に根付いたモノづくりのハートを守り続けてきた。 失われた20年、このような現場とITとの不幸な対立が続いた。中核となる人材の世代交代とともに現場の抵抗は力を失い、そして日の製造業そのものが競争力を失った。高度成長時代、資源のない島国である日は原材料を加工し製品で稼ぐしか未来がない、と多くの人が信じ、追いかけてきた未来が終わろうとしている。 こうした中でI

    なぜ製造業の現場はITが嫌いなのか。不幸な対立を終わらせる「データをお金に」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    animist
    animist 2019/07/29
    理性と現実、相互に協力したら凄くなるはずがその連携は意外と難しい
  • 翻訳家・柴田元幸さん「教養を身につけても別に良いことはない」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    翻訳家でアメリカ文学者の柴田元幸さんに、言葉を取り巻く今の社会に対する鋭利な意見や、責任編集を務める文芸誌「MONKEY」に込める思いを聞いた。出版不況と言われて久しく有名な雑誌の休刊が相次ぐ中、「MONKEY」は「15号まで”広告なし”で赤字も出さずやってこられた」という。2013年創刊の季刊の文芸誌である。出版不況の中で「上手くいく処方箋はない」と言うものの、お話には色々な媒体が上手くやっていくためのヒントが散りばめられているように思う。 —ネットやデジタルツールが普及した現代の言葉に関する問題意識を教えてください。 「言葉は真実を伝えるためのものだという前提が今まではあったが、その前提がなくなってきている。以前は「噓をつけば世の中機能しない」という考えのもとに何らかの歯止めがあった。言葉を公の場で発する時には新聞やがあり、色々な人が関わることでチェック機能も働いていた。今はチェック

    翻訳家・柴田元幸さん「教養を身につけても別に良いことはない」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • トヨタ系部品メーカーがホンダ系を買収 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    メイドー(愛知県豊田市)は、ホンダを主要取引先にする歯車メーカーの日下歯車製作所(愛知県豊田市)を買収した。自動車用ボルトが主力のメイドーは連結売上高の約8割をトヨタ自動車グループ向けが占める。今回の買収で歯車技術の獲得と顧客開拓を狙う。買収額は非公表だが10億円前後とみられる。トヨタ系部品メーカーがホンダ系部品メーカーを買収するのは珍しい。 創業家が保有する日下歯車製作所の全株式をメイドーが3月25日付で取得した。今後、日下歯車は設備更新により基盤強化を進め、売上高を早期に2015年3月期比7割増の50億円に引き上げる。 日下歯車には後継者がおらず、事業承継の課題を抱えていた。若井眞義社長は代表権のない社長として続投し、新たにメイドーの長谷川靖高専務が代表取締役に就いた。 日下歯車は社工場と稲武工場(同)の2拠点を構え、主力のベベルギア(傘歯車)などを自動車の変速機やロボットの減速機、

    トヨタ系部品メーカーがホンダ系を買収 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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