![カナダ・アルバータ大学、Internet Archive(IA)と連携し、大学創設以来の修士論文・博士論文を含む図書館の蔵書のデジタル化作業を実施中](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)
インターネット専用の学術誌の中で、質が十分に保証されていない粗悪な「ハゲタカジャーナル」が増えている問題で、こうした学術誌を多数発行する海外の出版社を調べたところ、日本から5000本超の論文が投稿されていた。九州大と東京大、大阪大、新潟大からは各100本以上を確認した。専門家は「研究者が業績の水増しに使っている恐れがある」と懸念する。 この出版社は本社所在地を中国と自社サイトに表記。医学や化学、物理学、経済学など幅広い分野でオープンアクセス型の320誌以上を発行し、米国の研究者が粗悪な学術誌を発行する世界の「ハゲタカ出版社」をまとめたリストに名を連ねる。2010年には、研究者に無断で過去の論文を掲載したり、無許可で複数の研究者を編集委員にしたりしていたことを英科学誌ネイチャーが紹介した。この出版社は取材に「リストは認められない…
こんにちは。林岳彦です。好きな文房具はフリクション、最近のお気に入りは0.5mmのブルーブラックです。人生もフリクションのように過去の過ちをゴシゴシと消せたらいいのに、といつも思います。 さて。 わたくしは昨年度後半の半年間、弊所(国立環境研究所)内の企画部へと出向しておりました。そこでの諸々の業務については5月には後任の方に引き継ぎを完了したところです。この出向中に関わったものの中に「論文のオープンアクセス(OA)」の案件がありました。この案件に関する情報については単に弊所内の後任の方へ引き継ぐというよりも、日本の研究者/学術界の皆様へ広く引き継いだほうが良いかもしれないと思うところがあり、本記事を書くことにした次第です。 基本的に、現在の学術誌購読料と論文のOAを巡る状況は、いやこれほんとうに色々と舵取り難しいぞというところがあります。そのため、少なくとも職業的研究者の方々はこの状況に
国立国会図書館による博士論文収集の現況と課題 関西館電子図書館課:渡部淳(わたなべ じゅん) 1. はじめに 2013年4月1日に、学位規則の一部を改正する省令(平成25年文部科学省令第5号)が施行され、博士の学位の授与に係る論文(以下「博士論文」という)は、インターネットの利用により公表することとされた(E1418 参照)。 国立国会図書館(NDL)は、電子形態で公表される博士論文について、学位授与機関からの送信による収集を2014年2月4日に、機関リポジトリからの自動収集を2015年2月1日に開始した。 本稿は、収集開始から3年が経過したのを機に、NDLにおける学位規則改正後の博士論文の収集状況を紹介するとともに、学位授与機関における博士論文のインターネットによる公表状況についての調査結果を報告する。 2. NDLにおける博士論文の収集 2.1. 収集方法 NDLは、学位規則改正後の博
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日立ソリューションズの吉田です。 今回は、「オープンデータとオープンソースの関係」について考えてみたいと思います。 Wikipediaによると「オープンデータ(Open Data)とは、特定のデータが、一切の著作権、特許などの制御メカニズムの制限なしで、全ての人が望むように利用・再掲載できるような形で入手できるべきであるというアイデアである」と記述されています。 日本では、2011年に発生した東日本大震災を契機にオープンデータに対する機運が高まってきたといわれています。 政府の取組み 日本では、2012年7月に政府のIT総合戦略本部がオープンデータの取組みを推進するために「電子行政オープンデータ戦略」を策定しました。 その後2013年6
1.日時 平成28年10月18日(火曜日)15時00分~17時00分 2.場所 文部科学省3F2特別会議室 3.議題 「学術情報のオープン化の推進について(審議まとめ)」に係る施策の実施について その他 4.配付資料 資料1 学術情報のオープン化関連施策の実施に係る審議について 資料2 オープン化に係る施策等について (PDF:2730KB) 資料3 学術情報のオープン化に係る研究データの公開等について(案) 参考資料 データ管理規則等に規定する事項について 資料4 オープンイノベーションに資するオープンサイエンスのあり方 (PDF:3199KB) 資料6 平成29年度文部科学関係概算要求のポイント (PDF:561KB) お問合せ先 研究振興局参事官(情報担当)付学術基盤整備室 佐々木、相沢 電話番号:03-6734-4080 ファクシミリ番号:03-6734-4077 メールアドレス:
トップ » 報道発表 » ジャーナルに注目した主要国の論文発表の特徴―オープンアクセス、出版国、使用言語の分析―[調査資料-254]の結果公表について - 科学技術・学術政策研究所 (NISTEP) 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、ジャーナルに注目した論文分析を行い、オープンアクセス(OA)ジャーナルから発表されている論文の特徴及び主要国(日本、米国、ドイツ、フランス、英国、中国、韓国)の論文発表の特徴を明らかにしました。 本調査では、ジャーナルの特性として、OAジャーナルかどうか、各国からみて出版国が自国かどうかの2軸で、ジャーナルを4つの区分(自国Non-OA、他国Non-OA、自国OA、他国OA)に分類しました。また、使用言語、論文の共著形態、国別の論文引用のされ方等の論文の特性に注目し、主要国の論文発表の特徴を分析しました。 本調査では、ジャーナルと論文使用言語の収録
https://www.openaire.eu/reporting-horizon-2020-project-outputs-with-openaire 今月頭にOpenAIREから発表されたネタについて(NIIオープンフォーラム2016の発表でもちらっと紹介しました)。 欧州の研究助成プログラムであるHorizon 2020では成果論文のオープンアクセス化の義務化(と一部分野でのオープンデータ義務化試行)を実施しており、そのモニタリングやサポートを行っているのがOpenAIRE 2020というプロジェクトです。研究者の負担を減らすために、OpenAIREに準拠した機関リポジトリやサブジェクトリポジトリに論文を登録さえすればそれだけで十分というサービスレベルを目指していると理解しています。 助成金を獲得した研究者はオープンアクセス義務化への対応とは別に、プロジェクト全体の成果についてCOR
http://www.nii.ac.jp/csi/openforum2016 国立情報学研究所の学術情報基盤オープンフォーラム2016に行ってきました。最終日には羽田空港で大韓航空出火事故があって、3月の出張に続いてまた欠航延泊か……とヒヤヒヤしましたがなんとか帰ってこれました。 自分の発表 用務のひとつはリポジトリトラックでの登壇。今回はオープンアクセスモニタリングのお話をしてきました。 早口すぎた……と超反省。持ち時間が10分ということもあり、今回はいつもと違って「正確な理解」は最優先しなかったにせよ、やっぱり詰め込み過ぎた……。次に人前で話す機会は秋冬の某研修になりそうで、そのときは気をつけよう(あっちは逆に75分もあるんだけど)。 表紙の画像は何?と聞かれましたが、モニタリングといえばダッシュボード(dashboard)でしょということでFlickrから拾ったものです。 最後のペー
ProductIntroducing unlimited private repositoriesWe couldn’t be more excited to announce that all of our paid plans on GitHub.com now include unlimited private repositories. GitHub will always be free for public and open source… We couldn’t be more excited to announce that all of our paid plans on GitHub.com now include unlimited private repositories. GitHub will always be free for public and open
[研究の目的] 教育研究の情報源であり、研究者の研究成果の公表の場でもある学術雑誌の提供は、大学図書館の重要な役割である。近年はウェブ上にて無料で読めるOpen Access Journal(以下OAJ)が増加している。本研究では、OAJが大学での学術雑誌整備と研究支援に及ぼす影響を検討するために、OAJの現在の刊行状況、OAJに関わる最新の動向を明らかにすることを目的とする。 [調査内容と考察] 1. OAJの現在の刊行状況調査 : Ulrichwebから創刊年が2000-2014年の学術雑誌データを抽出し、Ulrichweb、Directory of Open Access Journals、雑誌ウェブサイトの情報と照合することでOAJを特定した。OAJは6,955誌あり、残りの11,586誌は購読誌と判定した。刊行状況はUlrichweb収録データにもとづき判定した。OAJは260誌
週4回(火・水・木・金)電子メールで最新ベトナムニュースを送付、日系進出企業の定番情報収集メディアとなっています。 図書館にもはや本は不要?ベトナムの大学の図書館事情 ホーチミン市の自然科学大学、人文社会科学大学、農林大学、国家大学センター図書館などを一巡りすると、どこも書庫も豊富に立派な図書館が整備されていることがわかるが、館内で本を閲覧する学生の数は、非常に少ない。 ほとんどが、自分のものか図書館のパソコンで延々とインターネットをしているか、涼しい空間を利用してゲームをしたり、映画を見たり、飲み食いしたりで、なかには居眠りをしている人もいる。 ■利用はテストの直前だけ 自然科学大学の女子大生Yenさんは、大学の図書館に行くことは非常に少ないという。「インターネットや本屋さんで資料を探したほうが、楽で簡単ですよ。先生が配布する資料に必要なことは全部書いてありますし」。人文社会科学大学の学
京都大学は、2015年4月28日に「京都大学オープンアクセス方針」を採択しました。これは、京都大学の教員が生み出した学術論文等の研究成果を、「京都大学学術情報リポジトリKURENAI」によりインターネット上で原則公開することを定めたものです。 このたび、リポジトリ登録システム開発と動作確認等の準備が整いましたので、本日よりシステムの試行運用を開始いたします。システムの利用について下記の点についてご留意ください。 不明点・ご意見等ありましたら下記までお寄せください。 今後の参考にさせていただきます。 問い合わせ先:附属図書館情報管理課電子情報掛 ( repository@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp ) 留意点: Scopusから取り込んだ2015年以降発行の論文が表示されます(登録の対象は、2015年4月28日以降発行の論文となります)。 [許諾条件]項目の[公開種
1.日時 平成28年2月26日(金曜日)10時00分~12時00分 2.場所 文部科学省3F1特別会議室 3.議題 学術情報のオープン化について その他 4.配付資料 資料1 学術情報のオープン化の推進について(審議まとめ案) (PDF:878KB) 資料2 学術情報のオープン化の推進について(基礎資料) (PDF:1563KB) お問合せ先 研究振興局参事官(情報担当)付学術基盤整備室 佐々木、三石 電話番号:03-6734-4080 ファクシミリ番号:03-6734-4077 メールアドレス:jyogaku@mext.go.jp(コピーして利用される際には全角@マークを半角@に変えて御利用ください) PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要な場合があります。 Adobe Acrobat Readerは開発元のWebページにて、無償でダウ
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