(CNN) 米北東部はこの冬、記録的な大雪で大混乱に陥ったが、イタリア中部の町カプラコッタでは先週、18時間のうちに250センチを超える積雪があった。24時間以内の積雪量としては史上最大記録とみられる。 カプラコッタは首都ローマから東へ車で3時間ほど離れた人口1000人ほどの町。アルプスからは遠く離れているが標高1421メートルの高地に位置し、過去に何度も「ドカ雪」に見舞われたことがある。 この町に5日、わずか18時間で256センチの雪が積もった。約35キロ離れた町ペスココスタンツォでも、積雪量が240センチに達した。 これは、米ボストンに今年1~2月に降った雪の合計量を超えている。同市のこの冬全体の降雪量は計274センチだった。 イタリアの気象情報サイト、メテオウェブは、カプラコッタの住民が2階の窓から隣人と握手する姿を伝えている。 世界気象機関(WMO)によると、史上最大の24時間積雪