10月22~25日に日本科学未来館で開催されたデジタルコンテンツEXPOで、布地にもプリントできる高性能な「導電性インク」が展示された。このインクは導電性・耐久性に優れ、筋電センサーなどにも実用性があるとしている。 布地にプリントすれば筋電センサーにも センサーがアプリと連動して体動などの数値を見ることができる 例えば、スポーツウェアなどの伸縮性のある素材にプリントし、3倍以上伸張させるとする。その場合、従来の導体インクであれば導電性を維持することが難しかったり伸張にインクが耐えられなくなったりしたが、この導電性インクは違う。3倍以上伸張させても導電性は十分維持され、耐久性も高い。また何度も重ねてプリントする必要はなく、1度プリントするだけでOKという容易さも魅力だ。一体どのような仕組みなのか。 実は、このインクのミソは界面活性剤を多く混ぜたこと。本来、界面活性剤はゴムと銀を馴染ませるため
ボーイング社が世界最軽量の金属構造体を開発しました。宇宙開発や航空機、自動車など広範囲に応用できそうです。 ボーイング社が今回開発した構造体はマイクロラティスと呼ばれるもの。これは内部が空洞になった金属ポリマーチューブを格子状にしたもの。今回開発された構造体はその99.99%が空気ということで、驚きの軽さを実現しています。 どれくらい軽いかというとタンポポの綿毛の上に載せてしまえるほど。骨の内側の構造と比較されるこのマイクロラティスは非常に強い圧縮性があり、エネルギーの吸収性に富んでいます。つまり、最軽量である上に非常に「強い」素材でもあるということ。 動画での説明は以下から。日本語字幕を設定できます。 Boeing Lightest. Metal. Ever - YouTube ボーイング社の開発ということで、もちろん航空機の重量削減とそれに伴う燃費効率の向上に使えますが、宇宙開発や自動
※イメージ ノーベル賞を受賞した山中伸弥氏が開発したiPS細胞を使って昨年、世界初の臨床研究が日本で成功。20兆円とされる再生医療の市場に資生堂、武田、富士フイルム、ベンチャーが続々と参入し、夢の治療実現に乗り出した。いよいよ到来した再生医療革命の実態をリポートする。 ◇ 脳梗塞 脳梗塞を起こすと、後遺症で要介護状態になることがある。まひなどの後遺症が残ると、リハビリテーションしか有効な方法がなかったが、再生医療で脳の細胞を再生する治療薬が数年後にも登場する。 4月に東証マザーズに上場したバイオベンチャーのサンバイオと開発パートナーの大日本住友製薬は、2020年の米国での承認取得に向け、再生医療による慢性期の脳梗塞治療の臨床試験(治験)を米国で行っている。 2社などが開発を進めるのは、骨髄の中にある細胞を使い、脳梗塞で傷んだ脳の神経の再生をうながす「細胞医薬品」だ。 すでに終了した少人数の
2014年11月8日 13時36分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと ハイブリッドじゃなくてもすごい燃費を達成しているクルマを紹介している マツダの新型「デミオ」はディーゼルエンジンを搭載し、30.0km/Lを実現 ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」も、高圧縮比を可能にした を購入する人が「燃費」を重視するようになっています。ガソリン、軽油が高くなっていますので、少しでも燃料代が安く済む自動車に注目が集まるのは当然のことですね。燃費といえば「ハイブリッド?」なんて思いがちですが、ちょっと待ってください。 ハイブリッドじゃなくてもすごい燃費を達成しているクルマがあります。 ■なぜこんな燃費を達成できる!? 株式会社のクルマは、普通のガソリン車、ディーゼル車なのに、走りが良いだけでなく、「ハイブリッド?」と思うような燃費を達成しています。 例えば、先ごろお目見えした新型『デ
テイクカバー! 大阪大学で世界最高出力のレーザー光が発射されました。その威力たるや2クアドリリオンワット。2に0が15個並んで、2,000,000,000,000,000ワット! でもパニックするには及びませんよ。これだけのレーザーともなると連続使用したら、世界中の電気をいくらかき集めたってもちませんからね。 レーザー駆動時間はたったの1トリリオン分の1秒。1に0が12個並んで1,000,000,000,000分の1秒です。 従って「へ?」というぐらいエネルギーは食わなくて、今回の「FIREX(Fast Ignition Realization Experiment)」初実験で使ったエネルギーは数百ジュールぽっきりで「電子レンジで数秒チンする程度」なのだとか。 むちゃくちゃ電気を流して出した記録ではなく、レーザー光の増幅を繰り返して出力を上げていって出した世界最高記録ということですね。詳し
自己清掃する海を作れ。20歳が発明した巨大なプラごみホイホイが対馬にくる!2015.06.05 20:0010,491 satomi 太平洋のプラごみを10年で半分に減らす人類史上最も野心的な海掃除が、オランダの20歳青年の音頭で始まりました! 青年の名はBoyan Slat君。 海掃除と言っても、別にゴミ攫って世界中の海を回るわけじゃないですよ。「勝手にきれいになる海」をつくるんです。 詳しい説明の前にごみの量を整理しておきますと…世界の海には1年にざっと推定800万トンものプラスチックごみが投棄されています。これはサイエンス誌が今年発表した2010年の統計です。世界で初めて海洋ゴミを数値化したものとして注目を集めました。それまでの予想を遥かに上回るのも衝撃ですが、ごみポイ上位20ヶ国のうち12ヶ国までがアジアというのも日本にとっては衝撃度高いですよね。筆頭のごみポイ国はお隣・中国です。
「音速滑走対体」が全国から注目された名城大学には、戦後初の国産旅客機YS-11の開発に参加した土井武夫氏(1904~1996)も教授に迎えられました。音速滑走対体に挑戦した小澤久之亟(きゅうのじょう)教授(1905~1988)は重爆撃機「飛龍」の設計者ですが、土井教授も戦時中、戦闘機「飛燕」など多くの戦闘機を生み出したことで知られ、名城大学には小澤教授と同じ理工学部交通機械学科の教授として1966年に就任しました。 理工学部の杉村忠良教授(航空工学)は1968年から助手として、母校でもある名城大学での教員生活をスタートさせました。小澤教授はすぐに3 回目の理工学部長(1969年4月~1971年3月)、学長(1971年4月~1972年3月)となったため、杉村教授は、小澤教授が担当するゼミ生の卒業研究等の指導をしながら、「航空工学の分野では大先輩である土井教授から教員として育ててもらった」と言
【メガプレミアム】東京-大阪「10分」 「マッハ2・5」戦闘機並み「真空チューブリニア」開発に取り組む「中国」「米国」の本気 戦闘機並みの時速3000キロ(マッハ約2.5)で疾走する「真空チューブ式」のスーパーリニアモーターカーの開発に、中国が真剣に取り組んでいるのをご存じだろうか。同様の開発計画は、高級電気自動車(EV)の米テスラ・モーターズを創業し、米スペースXを設立して民間宇宙船「ドラゴン」の打ち上げに成功した大富豪のイーロン・マスク氏も提唱しており、「SFの世界で描かれる絵空事」と一笑に付すことはできない。一足飛びに未来を先取りする中国や米国の構想が実現すれば、「夢の超特急」として期待を集める時速500キロ超のリニア中央新幹線は時代遅れの産物になりかねず、日本の企業や技術者、起業家たちの奮起が促されそうだ。 夢の乗り物中国の四川省にある西南交通大学は昨年、小規模ながらも世界初という
プロセッサも、メモリーも、サーバーも、自分たちで作る――。 高度に分業化が進んだコンピュータ業界において、国内ベンチャーのPEZY Computing(以下、PEZY)の取り組みは明らかに異端だ。異端であるだけに、これまでのPC(パソコン)アーキテクチャーの限界を打破する、新たなコンピュータの姿を見せてくれるのでは、との期待が膨らむ。 PEZYは、シリコンバレーで医療機器ベンチャーを創業した齊藤元章氏が、スパコン技術を開発するベンチャーとして2010年に国内で設立した企業である。 同社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援のもとで、2014年に1024コアのメニーコアプロセッサ「PEZY-SC」を開発。このプロセッサを採用した高エネルギー加速器研究機構(KEK)の小型スパコン「Suiren(睡蓮)」は、電力効率の高さを争う「Green500」の2014年11月版ランキングで
脳に移植した2つの電極を用いることで、「考えるだけ」でロボットアームを自由自在に操ることが可能になった四肢麻痺の女性が、次はステルス戦闘機を操って自由に空を飛べるようになりました。 A paralyzed woman flew an F-35 fighter jet in a simulator — using only her mind - The Washington Post http://www.washingtonpost.com/news/speaking-of-science/wp/2015/03/03/a-paralyzed-woman-flew-a-f-35-fighter-jet-in-a-simulator-using-only-her-mind/ This Woman Flew an F-35 Simulator with Her Mind | Defense Te
光の技術で世界の水不足を解決する――。日本企業が光を当てるだけで水をきれいにする技術開発にまい進している。従来の膜や塩素を使う方法に比べ大規模な設備が不要になるなど、手軽に利用できるのが強みだ。早ければ世界に先駆けて2018年度にも実用化する見通し。水の浄化ビジネスを席巻する日は近いかもしれない。有害物質含む水、数分で「飲める水」に 201X年。赤道直下にある新興国のある村は深刻な水不足に見舞われた。そこに一台の車が到着。すると近所の住民たちはそのままでは飲めない地下水をバケツに入れて集まってきた。 「ウィーン、ウィーン」。車から降りてきたスタッフはホースを取り出し、バケツに入った地下水を吸い上げ始めた。地下水を車に積んである装置に取り込むためだ。数分たつと別のホースから水がチョロチョロと出てきた。のぞいてみると水は透き通っている。「これで思う存分水を飲めるぞ」。住民たちは笑顔で帰って行っ
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