この本には、アメリカの経済学会と日本の経済界のこれまでのリフレ派(=総需要かせて景気回復派)と構造改革派(=構造改革して総供給を回復させろ派)の論争の歴史が事細かに、しかも歴史小説かのごとくダイナミックに描かれていました。 そして若田部先生も、現在(2003年当時)の日本で金融緩和をすべき、と喝破されていました。 「そこまで言うのなら、他の人が何と言おうと、金融緩和をすべきという考えは正しいのだろう」 この二冊との出会いは、僕が世間の常識から離れる決断をするきっかけになったのでした。 ■飯田泰之さんに池袋東口すぐの(今はなくなった)書店で出会う そうこうしているうちに就職活動の時期を迎えた僕は、あんなことやそんなことがあった結果、ネット上で、飯田泰之さん(現在、明治大学准教授)に出会います。 ネット上で飯田さんと親交を深めていった僕は、ある時、東京で行われる「上京者向け就活勉強会」に思い切
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
ことしの国内の出版物の売り上げは、去年よりおよそ550億円減り、29年ぶりに1兆7000億円を下回り、ピーク時の5分の3程度にまで縮小する見通しとなりました。 出版業界の調査や研究を行っている東京の出版科学研究所のまとめによりますと、ことし国内で出版された書籍と雑誌の売り上げは推定で、合わせて1兆6850億円程度と去年よりおよそ550億円減る見込みです。 これは、昭和59年以来、29年ぶりに1兆7000億円を下回り、売り上げが最も多かった平成8年の5分の3程度にまで減ることになります。 このうち書籍の売り上げは、村上春樹さんの新作や人気テレビドラマの原作の小説など、文芸書で大ヒット作が続いたものの、全体では去年よりおよそ120億円減り、8000億円を割り込むと見られています。 また、雑誌の売り上げは430億円減って8950億円前後になるとみられ、30年前の水準にまで落ち込む見通しです。 出
もし、僕が本屋さんを始めると言えば、きっとみんなが気は確かかと言うだろう。 アマゾンさんと電子書籍にやられちまうと決まったビジネスに、なぜ今頃参入するのかと。 実際に、日本の書店の数は、図のように減り続けている(参照元) しかし、本家USAアマゾンのお膝元では、独立系の書店が息を吹きかえしつつあるのだ。 この話は、出版や書店経営の専門家のかたはご存知かもしれないけど、僕を含め、知らない人も多いと思うので、今朝みつけたいくつかの記事から抜粋して、お届けしたい。 *(1)Independent Bookstores Are Growing in the Amazon Age *(2)Amazon Slayed a Negative 77 Indie Bookstores in 2012(9/23/2013) *(3)The indie bookstore resurgence (9/20/20
今年1月に著作権保護期間が満了した柳田国男、吉川英治、室生犀星、中谷宇吉郎、正宗白鳥などの著作が含まれており、Webサイト「近代デジタルライブラリー」「国立国会図書館デジタル化資料」で閲覧できる。 国会図書館は従来から著作権処理済みの資料をネット公開しており、合計約45万点がネットで閲覧できるようになっている。 関連記事 青空文庫に柳田国男「遠野物語」、吉川英治「私本太平記」など登場 青空文庫に1月1日、同日で著作権保護期間が終了した柳田国男や吉川英治、室生犀星ら12人の作品が公開された。 国会図書館の蔵書、電子書籍化して配信 文化庁が実証実験 文化庁は、国会図書館でデジタル化済みの資料を権利処理して電子書籍化し、電子書店を通じて一般ユーザーに配信、活用法や課題を探る実証実験を始める。 関連リンク ニュースリリース
佐野氏が溝口に宛てた詫び状 http://www.a-mizoguchi.com/sanoshi_wabijyo.html 字がかわいいんだよなあ。仮にもノンフィクション界の大家()であった佐野さんにしては、少なくとも1985年当時はこんなかわいい字であんなどぎつい原稿書いて煽っておられたのだと思うと、ある意味で清楚な雰囲気なのにSM好きと名指し暴露される女優のような雰囲気を醸し出します。 それにしても、佐野眞一さんについては猪瀬直樹さんも物凄いビーンボールを投げておられましたけれどもなかなか酷いことになっているようで、ちょっとその全体のお話がどこまでどう広がるものなのか第三者には伺い知れません。 佐野眞一氏の盗用 http://www.a-mizoguchi.com/sanoshi.html 一連の内容を見るに「あっ…」という感じではあるんですが、正直まったく知りませんでした。また、盗用
統計学をその「意味」の視点からこれほどわかりやすく解説した書籍はないのではないか。「統計学が最強の学問である」(参照)という表題は挑戦的だが、実際、後半部の応用分野との関わりの解説に力点を置いて読むならなら適切とも言える。しかしなにより、統計学をわかりやすく解説した入門書としてすぐれている。現代人ならどうしても統計学の基礎知識は必要となるので、そういう点からも必読書と言ってもいい。 本書の内容は、cakesに連載されていたもので、私も連載当初から読んでいた。語り口が豊かでまた逸話も面白く、オンラインの読み物としてもすぐれているのだが、中盤の回帰分析の説明あたりから、これは集中して読んだほうがいいなと思い直し、年末から正月、Kindle PaperWhiteのブラウザー機能に落とし込んで読んだ。ある程度、濃密なコンテンツになると依然、書籍というのは有利なもので、この連載が書籍化されるなら、早
「哲学・思想」 (東洋思想・日本の思想も含む) 「歴史」 (世界史・日本史・考古学) 「法」 「政治・軍事」 「自由」 (⇒ このカテゴリーについて) 「経済」 (経営・ビジネス・会計・財政なども含む) 「社会」 (社会学・教育・メディア論・福祉・地理・民俗学・人類学・ルポなど) 「格差・貧困」 (「社会」カテゴリーより独立) 「環境」 「住・建築」 (土木・都市開発等含む) 「食」 (料理・食文化・農業・食品産業・食品流通など) 「宗教」 「言語」 (言語学・記号学・語学・文字など) 「芸術」 (美学・美術・音楽・舞踊・演劇など) 「文学」 「ヲタク・サブカル・ホビー」 「物理系」 (化学・工学・情報科学・地学・天文・気象なども含む) 「生物系」 (生命論、医学・農学なども含む) 「数学」
なぜ、数多の星新一作品の中から、この本を手に取ったかというと 瀬名さんが『未来への周遊券』の中で、 星新一さんのショートショートの中でもっとも好きだという「ひとつの装置」を読みたかったから。 速読できる人なら、この文庫1冊を1日で読み終わることでしょうが わたしは元来読むのが遅い。読解力も遅い。 3日かけて全編を読み切りました。 もともとあらすじに大変惹かれた所為もあってか、 「ひとつの装置」は、最後のページにかけて目頭がゆっくりと熱くなるのを感じ、 電車の中で感情を堪える始末。 さまざまな角度から考えなおしてみても、そこには揺るぎない信念があって 『妖精配給会社』のショートショートの中で群を抜いてすばらしい作品だと思ったのです。 先日、星新一展を見に行きましたが、 星さんが書いた原稿(下書き?)というのは、 付箋紙のような、メモ用紙のようなもの1枚。 そこに1ミリほどの文字が隙間なくぎっ
内容紹介(「BOOK」データベースより) 他の星から流れ着いた“妖精”は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。しかし、会社がその使命を終え、社史編集の仕事を残すだけとなった時、過去の記録を調べていた老社員の頭を一つの疑惑がよぎった…諷刺と戦慄の表題作など、ショートショートの傑作35編を収録した、夢と笑いの楽しい宝石箱。 目次(「BOOK」データベースより) 福の神/暗示/アフターサービス/沈滞の時代/ある戦い/おみやげを持って/指導/おそるべき事態/夏の夜/三角関係/マッチ/妖精配給会社/恋がたき/作るべきか/ハナ研究所/ひとつの装置/宝船/銀色のボンベ/遠大な計画/逃走/すばらしい星/分工場/ごきげん保険/責任者/遺品/春の寓話/輸送中/幸運への作戦/友だち/豪華な生活/宇宙の関所/求人難/ボタン星からの贈り物/天使
総合調査報告書『ロシアによるウクライナ侵略をめぐる諸問題』を刊行 国立国会図書館では、重要な国政課題について分野横断的な調査・分析を行う「総合調査」を実施しています。令和5年度は「ロシアによるウクライナ侵略をめぐる諸問題」をテーマに調査を行い、成果を報告書にまとめました。 東日本大震災に関する あらゆる記録・教訓を 次の世代へ ひなぎくでは、様々な機関と協力して東日本大震災に関する記録を収集・保存・提供しています。 写真、動画、文書、ウェブサイト、蔵書目録をまとめて検索できます。 クイズ本・なぞなぞ本、大集合! 関西館では資料展示「クイズ本・なぞなぞ本、大集合!」を2月22日(木)から3月19日(火)まで開催します。判じ絵、懸賞クイズ、なぞなぞ、パズル、謎解き等、当館の所蔵資料の中から古今東西のクイズに関する資料をご紹介します。
中川翔子 オフィシャルブログ Powered by Ameba 中川翔子 オフィシャルブログ Powered by Ameba この本。すごいです。絶対読んでほしい。同い年の26歳の女性が、たくさんたくさん努力してきてやりたいことをみつけて精力的に活動していたある日突然、ほとんど例のない難病にかかってしまう。社会のシステムはとんでもなく複雑で厳しく、そんな事実もなかなか知られていない。 想像を絶する痛みと苦しみのなか、ユーモアをまじえてあかるく、だけど痛みをまっすぐに記す姿、すごいです。身体だけじゃなく心までも傷んでゆく。あまりにも過酷な運命を、ありのままにあかるく、刻む大野さん。弱音が弱音じゃない。いまの運命と生きるためにたったひとりで社会というモンスターと戦う。そしてなにもかも失ったときに、恋をする。恋の力って、すごい。恋は女の子をこんなにも奮い立たせるんだ。あまりにも過酷な毎日のなか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く