2017年1月10日、「中国人をサメの餌にする」などの暴言で物議を醸したインドネシア国軍のガトット・ヌルマンチョ司令官がこのほど、同国のジョコ大統領から叱責された。環球時報が伝えた。 ロイター通信によると、ジョコ大統領は先週の会議で、「制御不能な」国軍司令官を非難した。ヌルマンチョ司令官は先ごろ、一方的にオーストラリアとの防衛協力を中断したほか、中国難民への敵意をむき出しにする暴言を吐くなど物議を醸していた。 報道によると、ヌルマンチョ司令官は「中国の食糧不足により数百万人もの中国難民がマレー半島へ流入する可能性がある」と懸念を示し、「彼らは海を経由してインドネシアへ来る。私は海上で10頭の牛を殺す。そうすれば多くのサメが集まってくる。その後、私は彼らを撃ち殺し、小さな武器を使うだけでボートは水漏れし、彼らはすべてサメに食べられる」などと発言していた。(翻訳・編集/柳川)