「世界一静かなスタバ」=店員は聴覚障害者-マレーシアで開業中 手話のポーズを取る「世界一静かなスタバ」で働く店員ら=17日、クアラルンプール 【クアラルンプール時事】聴覚障害者が接客やドリンク作りをこなす米コーヒーチェーン「スターバックス」の店舗が7月、マレーシアの首都クアラルンプールで正式にオープンした。他の店舗では注文を復唱する店員の声が響くが、ここでは代わりに手話が飛び交う。ネット上では「世界一静かなスタバ」と紹介され、海外からも客が訪れるほど評判となっている。 ショッピングモールにある店舗では現在、12人の聴覚障害者と2人の健常者が働いている。ほぼ聴覚障害者のみで営業するスタバの店舗は世界で初めてという。 マレーシアでスタバを展開する企業の関係者は「スタバで仕事をしたい」と希望する障害者が増えている状況などを考慮したと説明。以前から働いている聴覚障害者の中に「将来(ドリンクを作