さまざまな波長で捉えられた銀河。欧州南天天文台提供(2015年8月6日撮影)。(c)AFP/EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY/ICRAR/GAMA and ESO 【8月11日 AFP】宇宙は、永遠の眠りを待ちながらソファで休んでいる人のように、ゆっくりと死を迎えつつあるとの研究報告がこのほど発表された。20万個の銀河から生成されるエネルギーを測定した観測プロジェクトに基づく結果だという。 国際天文学者チームは、宇宙空間の大半の領域におけるエネルギー生成量について、これまでに完了した中で最も高精度の測定を実施した。その結果、現在のエネルギー生成量は20億年前の約半分しかなく、徐々に減少していることが分かった。 オーストラリア・国際電波天文学研究センター(International Centre for Radio Astronomy Research、ICRAR)