ヨーロッパを旅行していると、教会の壁や広場のモニュメントなどに書かれているラテン語に遭遇する機会は多いと思います。 ラテン語…。フランス語、スペイン語、イタリア語などの、ヨーロッパの多くの言語の起源となった言葉。神と話す言語として、キリスト教では昔から使われ続けている言語ですし、現代でも医学、法律、科学などの分野ではラテン語の形をよくとどめた単語は多く存在しています。 さて、いろいろな国や地域の紋章を見ていると、ここにもラテン語でメッセージが書かれていることに気が付きます。どんなことが書いてあるのでしょうか。 mokuji フランスの国章 パリの市章 アンドラの国章 スペインの国旗 フランスの国章 フランスの国章は、残念ながらラテン語で何か書いてあるわけではありません。 RFという"République Française"の頭文字が重なった図案が使われています。これはユーロ硬貨なんかにも