シティグループが選ぶ英ＥＵ離脱での勝ち組アジア５銀行－チャート
英国の欧州連合（ＥＵ）離脱選択を受けて、シティグループは先進諸国市場の銀行よりもアジアの新興市場の銀行を有望視している。イングランド銀行（英中央銀行）と欧州中央銀行（ＥＣＢ）による金融緩和の可能性に加え、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の利上げが遅れる公算が大きいことから、国内に注力したインドやタイ、インドネシアの銀行株に投資妙味があるとシティのアナリストらがリポートで指摘。また、アナリストのカイワン・マスター氏は電子メールで、オーストラリア・ニュージーランド銀行（ＡＮＺ）や中国銀行（香港）などを有望投資先に挙げた。 原題：Citigroup Picks These Asian Banks to Prevail After Brexit: Chart（抜粋）
ＩＭＦ報告：大量の国債保有、日本の銀行の安定性にリスク - Bloomberg
８月１日（ブルームバーグ）：国際通貨基金（ＩＭＦ）は日本の銀行による大量の国債保有が金融システムのリスクになっているとの報告を発表した。 日本の金融システムの安定性を審査したＩＭＦスタッフ報告は、「大量の国債保有により、金融システムは急激な利回り上昇の影響を受けやすくなっている」と指摘。国債エクスポージャーが「日本の金融システムが抱える中心的なマクロ金融リスクの一つとなっている」と続けた。 今回のリポートは、国債を過去最高水準近くまで抱え込むことで銀行は数兆円を失うリスクがあるとの日本銀行の懸念を裏付けるものだ。 ＩＭＦスタッフは「ストレステストは、100ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）の市場利回りショックを伴う悪いマクロ経済シナリオでも影響は管理可能であることを示しているが、こうしたエクスポージャーには厳格な監視、リスク管理の改善、緊急時の計画が必要だ」と記している。
ＢＯＡ解体は合理的、ユニバーサルバンクは時代遅れと投資家 - Bloomberg
６月28日（ブルームバーグ）： 17年前、ファンドマネジャーのマイケル・Ｆ・プライス氏が米銀チェースマンハッタンにケミカル銀行への身売りを勧め、現在の米銀最大手、ＪＰモルガン・チェースの土台を築いた。 同氏は今、新しいメッセージを業界に送っている。「分割の時だ」と。 米銀大手６行のうち５行、ＪＰモルガンとバンク・オブ・アメリカ（ＢＯＡ）、シティグループ、ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレーの株価は１株当たりの有形純資産額付近またはそれを下回る水準で低迷している。プライス氏によればこれは、個々の部分が全体よりも価値が高いことを意味する。 1996年に自身の運用会社を６億1000万ドル（約490億円）で売却し現在はＭＦＰインベストメントを経営するプライス氏は、「銀行の中には素晴らしい資産がある」とし、「取締役会はいつまで、何ら動かずに叩かれ続けているつもりだろう。今まで
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