仕事と介護の両立を目指す講演会 NHKニュース仕事と親などの介護を両立させるにはどうすればよいのかを考える講演会が、２３日夜に都内で開かれ、主催した団体の代表は、家族の介護が必要になった場合は勤め先に早めに相談し、職場の理解と協力を得ることが必要だと訴えました。 団体の代表で、２０年以上にわたり祖母と母親、それに障害がある弟の介護と仕事の両立を実践してきた、理学療法士の橋中今日子さんが講演しました。橋中さんは、家族の介護を行うためには、まずは自分の健康を維持し生活の基盤となる仕事を続けることが大切だと呼びかけました。そのうえで、介護はいったん始まると長期間にわたる可能性があるため、勤め先には早めに自分が置かれた状況を説明し、職場の理解と協力を得ることが必要だと訴えました。 親などの介護を理由に仕事を辞める人は年間およそ１０万人に上るとされ、政府はこうした介護離職をなくすための新たな対策を今週にもまとめることにしています。 講演会に参加
