北は宮城県栗原市、山形県酒田市、西は島根県大田市、広島県呉市で震度1-2を観測するなど、東北地方から中国地方、四国地方にかけて震度1以上の揺れを観測した。 また、駿河湾に面している市町村で唯一富士市だけが震度4と遠く離れた東京都並みと比較的小さい揺れであった。なお、富士市の内陸に位置する富士宮市は震度5強であった。 被害[編集] 人的被害[編集] 駿河湾地震による人的被害は1都4県と比較的広範囲にわたって発生しており、死者1名、負傷者319名を記録した[3][19]。静岡市駿河区では、地震により積まれた書籍が崩れ、それに埋もれて窒息死した女性が発見された[20]。揺れが激しかった焼津市や牧之原市では、骨折などで被災者が重傷を負う被害が発生した[21]。 今回の地震は揺れの激しさに加え発生時刻が早朝だったため、家具の倒壊により就寝中の住民が死傷すると懸念されたが、死傷者数は比較的少ないとされ