横山隆治氏が率いる、デジタルインテリジェンスは2015年よりテレビCMのターゲットセグメントでのアクチャル到達状況をほぼリアルタイムで捕捉分析し、ターゲットリーチの補完をデジタル広告配信で行う「CMARC」を提供している。このシステムには登録ID型で正確なデモグラフィックデータを保有し、かつ配信量も確保できることから、広告配信手法のひとつとして楽天DSPが使用されている。 マス広告、デジタルマーケティング双方の経験を持つ横山氏は、かねてより「マス」「リアル」「ネット」のすべての領域をデジタルデータで統合したマーケティングの未来を提言してきた。1億を超えるという楽天のビッグデータは、広告の本流にデジタルを取り込むうえで、どう生かされるのだろうか。