変わった性癖の持ち主や、思わず可愛いと思ってしまう客との触れ合い、意外な真面目さで信頼感溢れるED店長、ベテランの域に達して得たテクニック――フラットで等身大な“風俗嬢あるある”が大きな共感と笑いを呼び、5月17日には第2弾も刊行されるコミックエッセイ『リアル風俗嬢日記〜彼氏の命令でヘルス始めました』(竹書房)。 風俗業界に足を踏み入れたきっかけとなった「ご主人様」との異質な日々をうかがった前編。後編では、漫画大ヒットにより降りかかった、喜びだけではない“弊害”についてお聞きした。 (前編はこちら:「調教されて風俗入り」は意外と多い? “家畜部屋”で暮らした女性の“リアル”な過去とは) ――入店時は、どんな気持ちでしたか? 不特定多数の男性に裸を見られることなど、抵抗感はありましたか? Ω子さん(以下、Ω) ご主人様とほかの奴隷との「こいつらもやっているから。な? おまえらやってるんだよな