権威主義の強いハンガリーのオルバーン政権はまた新しい税金を課すと発表した。それはインターネットに対する税金で、1ギガバイトあたり150フォリント、約65円をインターネット・プロバイダーから徴収する。プロバイダーは当然それを消費者に転嫁するからインターネットの接続料金が上がることは避けられない。 ハンガリー政府がインターネット税を発表したのが先週。それ以来ハンガリーの電話会社の株は4パーセント以上下がった。ハンガリーは電話にも既に課税しているので、インターネットへも公平に課税すると言っている。 これに反対する人は多く、政府に反対する勢力はインターネットを利用するから、言論の弾圧だと主張する人もいれば、この法案は中小企業や貧困層にとってマイナスであると言う人もいる。過去にもメディア法などでオルバーン政権と衝突しているEUのデジタル情報委員長は、「ハンガリーにとっても、ハンガリー政府にとっても残