タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance (5)

  • 高性能だったイランの短距離弾道ミサイル : 海国防衛ジャーナル

    イランがガーセム・ソレイマニ暗殺に対する報復として、米軍の駐留するイラク西部アサド空軍基地と北部クルド人自治区アルビルの基地へ、弾道ミサイル攻撃を行いました。 イラン西部ケルマーンシャーから10発がアサド空軍基地に、5発がアルビル基地へ向けて発射されたようです。しかし、アルビルに向かったうちの4発が不発もしくは失敗し、アサド基地では米軍が配備していたC-RAMが少なくとも1発のミサイルを迎撃したと報じられています。 発射されたミサイルは、「Fateh-313」か「Qiam-1」とみられ、いずれにしても短距離弾道ミサイルです。ケルマーンシャーからアサド基地までは約420kmなので、射程から考えるとQiam-1ですかね。 (「Iran’s Missile Priorities after the Nuclear Deal」より) Two Iranian Rocket landed near a

    高性能だったイランの短距離弾道ミサイル : 海国防衛ジャーナル
    neco22b
    neco22b 2020/01/11
  • 日本と韓国は“危機”のエスカレーションを登ったのか? : 海国防衛ジャーナル

    海上自衛隊哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダー(射撃管制用レーダー)を照射された件以来、日韓関係が悪化しています。 件について日韓どちらが事実に即し、どちらが偶発的衝突を回避しようという態度で臨んでいたのかは、防衛省の動画で答えが出ています(韓国は何も出していないに等しい)。件に対する韓国外交部・国防部の言動はあまりに挑発的で、ならず者国家である北朝鮮とも見紛うばかりです。 韓国側は事件当初からまるで理解できない嘘や話題逸らしを続けていますが、日にいたっては自衛隊に対して「対応行動守則に従って強力に対応する」※1と明言しました。対応行動守則とは、「海上で他国の艦艇と哨戒機の威嚇を受けた際、韓国軍が取るべき自衛レベルの“対応マニュアル”」※2のことで、自衛権的措置、すなわち武力の行使を含みます。 韓国が武力行使に言及したことで、日韓は危機のレベルをあげた、と考えて良いのでしょうか?メ

    neco22b
    neco22b 2019/01/25
    カードがなくても、危機のエスカレーション登れば最終的には「政治的対話」での解決になる。すなわち有耶無耶にできる。基本、これからも環境が変わらなければ登ったままだろう。
  • 北朝鮮情勢:意図せざる不注意な戦争を避けるために : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって我が国周辺の危機レベルが上がっていると見る雰囲気があります。現時点で米海軍の展開にそこまでの緊急性は見られず、今すぐに戦争が起きるという状況ではありません。北朝鮮が対米核抑止態勢を追及する限り、日米韓に対する軍事的脅威が増大し続けるのは間違いありませんが、それがすなわち"危機"を押し上げるわけでもないので、ここに来て突然戦争の兆候が高まったかのような見方にはやや違和感があります。 しかしながら、「戦争が起きるなんてありえない」とタカを括るのも危ない考えです。確かに、世界大戦規模のものを想像するなら、めったに発生するものではないでしょう。しかし、19世紀、20世紀と比べてみても、2001年以降の約10年で戦争が減っているわけではないんですよね。大規模なものだけでもアフガニスタン、イラク、ダルフール、東ティモール、イスラエルとパレスチナ・レバノン、グルジア、リ

    北朝鮮情勢:意図せざる不注意な戦争を避けるために : 海国防衛ジャーナル
    neco22b
    neco22b 2017/04/15
    「今では戦争の3大原因」のうち恐怖は両方感じているだろうが、双方ともあまり引く気がないので妥協点が定まらない。中国さんがうまいことやってくれればありがたいのだが。
  • JLENSを知るための5つのこと : 海国防衛ジャーナル

    NIFC-CA (ニフカ)でも用いられる米陸軍のJLENS(Joint Land Attack Cruise Missile Elevated Netted Sensors) の現状をちょっとだけ。 1 どんなものなの? JLENSの特徴は、その大きな気球です。気球のサイズは全長74m、幅24m。不燃性のヘリウムガスが充填されて浮上します。気球には汎用の精密追尾レーダーが組みこまれます。自律飛行はせず、ケーブル(直径1.125インチ)で地上施設につながれ、ケーブルを通じて電力供給とデータ通信が行われます。このケーブルは、風速51m/秒(100ノット)の風速にも耐えることが証明されています。2機1組で運用され、1機が監視レーダー(VHF)、別の1機が火器管制レーダー(Xバンド)を搭載し、互いに連携しながら運用されます。 2 何に使われるの? 主に水平線以遠の巡航ミサイルを監視します。対象は巡

    JLENSを知るための5つのこと : 海国防衛ジャーナル
  • 南シナ海のリアリスト 〜ベトナムのバランシング戦略〜 : 海国防衛ジャーナル

    今年5月に、スティーブン・ウォルトが「中国の覇権拡大に伴って他のアジア諸国がどう動くか」、ということに関する展望を自身のブログで述べています。 Balancing act (Asian version) (2010/5/3) 国際政治においてはバランシングの例のほうが多いが、弱小国や孤立しているような国家はバンドワゴニングに傾きがちである。彼らは影響力が小さく、生き残るためにはどこかの大国につかなければならないからだ。自身の影響力が弱い国家は、同盟国の支援がなければ強力な隣国に「叩頭(kowtow)」するしかないことになる。 このロジックが東アジアの将来について示唆するところは一体何なのだろうか? まず言えるのは、バランシングが採用される可能性はかなり高い、ということだ。たしかに中国はアジアにおいて最大の潜在能力をもつ。しかし、日、ベトナム、インド、インドネシア、シンガポールなどを見ても

    南シナ海のリアリスト 〜ベトナムのバランシング戦略〜 : 海国防衛ジャーナル
  • 1