北陸新幹線敦賀延伸に合わせて3月16日に在来線の松任−加賀笠間に新設される西松任駅(白山市北安田町)沿線が桜で彩られる。松任北安田南部地区土地区画整理組合が開業を祝い、駅から金沢方面へ延びる公園一帯に桜の苗木を30本植樹する。関係者は数年後の開花を見込み、将来的に満開の「桜ロード」が西松任駅のシンボルとなり、乗降客で地域がにぎわうことを期待している。 組合は西松任駅の着工前から区画整理を行っており、現在、駅周辺には商業施設や住宅が数多く立ち並ぶ。北安田町を貫くように流れる大川は桜の並木が広がり、春に住民らが散策を楽しむ姿が見られる。 計画では、西松任駅線路沿いの延長240メートルにわたり桜を植樹する。乗客に車窓から美しい景観を楽しんでもらうとともに、線路と交差するように流れる大川と駅から続く桜並木をつなげ、西松任駅を起点に桜ロードが地域に広がることを狙い、植樹を企画した。 組合は西松任駅開