金沢市の商業施設「ラブロ片町」(金沢市片町2)が3月16日に閉店し、百貨店「大和」時代を含めて約60年にわたる歴史の幕を閉じた。最終日となったこの日、買い物客らが子ども時代や若き日に訪れた思い出を振り返りながら店内を見て回り、名残を惜しんだ。 道上代表らに見送られて「ラブロ片町」を後にする買い物客 同ビルは1957(昭和32)年に「大和」の本店として建てられ、1972(同47)年、10階建ての現在の形になった。同店が香林坊に移転した後の1986(同61)年11月、「ラブロ片町」として再出発し、献血ルームやアートホールも置く複合商業施設として営業を続けてきた。 16日は閉店2時間前の17時から、館内放送で「ホタルの光」が流された。店内には昭和30年代後半の店の様子を再現したジオラマも展示され、買い物客らは「昔は屋上に遊園地があったんだ」などと互いに話しながら、しみじみと見入っていた。地下1階
金沢の食品開発会社「日本海藻食品研究所」(金沢市本江町)が7月6日、「ウナギのかば焼きもどき」の技術開発に成功したと発表した。 6年がかりで開発した「ウナギのかば焼きもどき」を手にする日本海藻食品研究所の白石会長 「ウナギのかば焼きもどき」は、同社の白石良藏会長が6年前から開発に取り組んできたもので、原料提供などで提携する金沢豆冨(専光寺町)との「約束」でもあった。 ウナギの「身」は、おからと豆腐、魚のすり身を混ぜ合わせて作る。見た目と食感は本物そっくりだが、カロリーは控えめでかなりヘルシー。冷凍できるため、作り置きも可能だ。「皮」にもこだわった。通常のかば焼きもどきにはノリが使われることが多いが、同社の特許技術のペースト化した海藻と海藻エキスを使うことで、ウナギの皮の形状と食感をリアルに再現した。 これまで溶けないソフトクリームや「白子もどき」をはじめ、数々の独創的な食品の開発を行ってき
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